キャラクター映像の意図が分かりやすく書かれていたので貰って来ました。
MKスポーツ 2022.4.21 손지아記者
ミュージカル'笑う男'がキャラクター映像を公開した。
21日、製作会社EMKミュージカルカンパニーは同日午後2時に進行される1回目のチケットオープンを迎え、公式SNSチャンネルを通じて、ミュージカル'笑う男'の幻想的なキャラクター映像を公開して期待感を最高値に引き上げた。
公開された'笑う男'のキャラクター映像は、劇中のナンバー'Can It Be? 'の叙情的なメロディーとともにマフラーで奇妙に引き裂かれた口を隠すグウィンプレイン役のパク・ヒョシンが振り返るシーンから始まる。先日15日に公開したティーザー映像とつながるようなキャラクター映像の導入部は、見る者を該当映像に瞬間的に没入させる。
続いて、サーカス団員の間を歩いてくるグウィンプルレイン役のパク・ウンテと舞い散る白い雪を静かに見つめるグウィンプルレイン役のパクカンヒョンの姿が映り、劇中の数奇な運命を持つグウィンプレインの内面の孤独を暗示的に描くことで、目から虜にさせる。
劇中の'ウルシュス'役のミン・ヨンギ、ヤン・ジュンモ、'ジョシュ・アナ'役のシン・ヨンスク、キム・ソヒャン、'デア'役のイ・スビン、ユ・ソリ、'デヴィッド卿'役のチェ・ソンウォン、キム・スンデ、'ペドロ'役のイ・サンジュン、'アン女王'役のジン・ドヒ、キム・ヨンジュは歓喜と苦痛、そして欲望を....、キャラクターに没頭して完璧に描き上げる。彼らは人間の根底の本性に最も近い感情と言われる喜怒哀楽を表現して人間の尊厳性を描いた作品のメッセージを克明に映し出す。キャラクターに完全に没入した俳優たちの姿は、作品特有の叙情的でドラマチックな雰囲気を思う存分表現し、再び来る'笑う男'シンドロームを予告した。
エスカレートするバイオリンのメロディーとともにマフラーを取り、本来の姿を現わすグウィンプレインと映像序盤とは相反する感情を表現した俳優たちの姿が交差編集された映像の後半部は人間の両面性と作品特有のドラマチックな叙事的な展開を全て映し出し一本の映画を鑑賞するような感じを抱かせる。
『金持ちたちの楽園は貧しい者たちの地獄の上に建てられたものだ』という世紀の大文豪トルストイの原作小説の文章とともにつながる最後の場面には、生活の基盤であるサーカスの公演場の中でぼんやりと立ったまま、舞散る白い雪を見つめるグウィンプレイン役のパク・ヒョシン、パク・ウンテ、パク・ガンヒョンの姿が盛り込まれ、濃い余韻と感動で見る者を知らないうちに作品の敍事に入り込ませる。
実際の公演舞台をそのまま移したような錯覚までするほどの完璧な映像美と劇中のキャラクターを十分生かした俳優たちの熱演でぎっしり詰まったミュージカル'笑う男'のキャラクター映像は来る6月10日開幕する作品に対する期待を加える。
ミュージカル'笑う男'は韓国のミュージカル界をリードしてきたEMKミュージカルカンパニーが披露する二番目の創作ミュージカルで世界的な文豪、ビクトル・ユゴーが自ら「これ以上の偉大な作品を書くことができなかった」と挙げた小説'笑う男'を原作に偉大な巨匠が築いた堅固な敍事構造をミュージカル様式にふさわしく創造し、韓国ミュージカルの新たな天地を切り開いた秀作である。
身分差別が激しかった17世紀の英国を背景に、無惨な怪物の顔をしているが、純粋な人物であるグウェンプレインの旅程を描いたミュージカル'笑う男'は社会正義と人間性が崩れた世相を批判し、人間の尊厳性と平等の価値について深くスポットライトを当て、2018年ワールドプレミアと2020年の再演に至るまで大きな愛を受けた。
計5年の制作期間を経て、2018年ワールドプレミアに上演されたミュージカル'笑う男'は開幕から一ヶ月ぶりに最短期間の累積観客10万人を突破、客席シェア92%を突破する前例のない興行記録を更新した作品だ。 '第7回イェグリンミュージカル・アワード'6冠、'第3回韓国ミュージカル・アワーズ'3冠、'第6回のイーデイリー文化大賞'ミュージカル部門最優秀賞、'第14回ゴールデンチケット・アワーズ'大賞やミュージカルの最優秀賞を総なめし、4つのミュージカルの授賞式作品賞を総なめした初の'グランドスラム'を達成し韓国の創作ミュージカルの現在を象徴する秀作と絶賛を受けた。
日本最高のミュージカル製作会社東宝株式会社とライセンス契約を締結した'笑う男'は2019年4月と10月、日本東京日生劇場で観客とマスコミの絶賛の中で公演されただけでなく、今年2月には111年の歴史を誇る日本最高の劇場である'帝国劇場'で盛況裏に公演を終え、韓国文化コンテンツの海外市場進出に新たな基準を提示した。
2022年の三番目のシーズンを迎えるミュージカル'笑う男'はミュージカル'マタハリ'、'レベッカ'、'モーツァルト! 'などをヒット作に導いたオム・ホンヒョン総括プロデューサーを筆頭にロバート・ヨハンソン(Robert Johanson)劇作家兼演出家と韓国人が一番好きな作曲家のフランク・ワイルドホンと共にワールドクラスの創作陣が参加し、さらに高まった完成度で帰ってくる計画だ。
