僕はインスピレーションというものを特別信じてません。
インスピレーションを受けて何かやった!そういうこともたやすく信じません。
本も読むし、旅行して回って...
目が覚めて目を閉じるまでがずっとインスピレーションを拾い集めてる行為みたいです。
貯蓄をしているように...
僕の身体のどこかにいて、何かをしなければならない時に一つずつすくい上げる。
それが創作過程です。僕にとっての。
自己紹介をお願いします。
僕は作曲家で演奏家です。
1996年 中学2年の時に今は美術家として活動しているチャン・ミンスンという作家がいるんですが、その方と一緒にチャン・ソンウ監督の「悪い映画」の音楽を担当したりもしました。
中学2年の時に❓
それは未成年者の映画ですか❓
未成年観覧不可の映画ですね〜。
観覧不可の映画ですか❓
うん。フフフ
(いま思えば)めちゃくちゃですよね〜。
そして、中学3年から本格的に始めたんですが、ウォン・イルという音楽監督と映画音楽の作業をして、🎸ギターリストのハン・サンウォン先生と🎹キーボードリストのチョン・ウォンヨン先生とバンドのベーシストメンバーとしてやり始めることになりました。
それが後にギグスというバンドになりました。イジョクさんと。
天才少年と呼ばれたチョン・ジェイル
イジョク: わぁ〜!本当に飛び回っているんですよね〜。
ライブ放送局だったはず、確かライブをするところに何あんな子どもがいるの!
って初めて知って、そうしながら親しくなって、親しくなればなるほど、その友達が持っているものがとても多いんだということが分かったんです。
僕とは...1998年のパニック3集のアルバムでベースの演奏とエレキギターの演奏をジェイルさんがしたんです。
すごいプレーヤーでしたよ。
1997年 悪い映画を始め、江原道のチカラ、狼の誘惑、海霧など、様々な映画の音楽作業に参与
そして2017年
ポン・ジュノ音楽監督:自分だけの触手があるようですね。
私が荒唐無稽だったり奇怪な要求も沢山したのですが、それを結局楽譜や演奏で表現してしまうのですから、監督として私が望むものをしてくれます。
〜映画オクジャの音楽監督として、従来のものとは差別化した映画音楽を披露してくれたチョン・ジェイル〜
韓国初
オスカー映画音楽賞 予備候補としてノミネート
2019年期待作
ポン・ジュノ監督の寄生虫でも並々ならぬ活躍を予告
イ・ジナ演出家:一緒に作業する上で、とても長い間、精魂込めてたことを思い出しますね。
すご〜く、開いた口が塞がらないくらいの音楽を作って来るんですよ。
イム・ジンモ(大衆文化評論家):チョン・ジェイルという音楽家は、他の人たちが歩いて走っているときにこの人は飛んでるんですよ。
一気に音楽をつかみ、楽器を一気に習得して、そして絵をそれによって手当たり次第に描くことができる...
〜大衆音楽でも際立った彼の活躍〜
キム・ドンリュル3集 帰郷・5集モノローグ製作参与
パニック4集 全曲プロデュース
キム・ジョハン4集 収録曲 捨ててしまっても編曲
ヤン・ヒウン 花瓶 共同編曲&ピアノ演奏
IU 小川の早瀬 編曲&ピアノ演奏
IU: 昨年、私が花の栞2と言うリメイクアルバムを発売したんです。その時に先輩に小川の早瀬という曲の編曲をお願いしたのですが...
先輩がとても美しく編曲して下さって、以前から先輩を尊敬していてファンだったんですが、作業後にはもっと好きになりました。
そんなわけでファンです!
すごく好きな曲だったり作品はありますか❓
全国民がみんなそう思うと思うのですが...
どうしたって、パク・ヒョシン先輩と一緒に作業されて製作した全ての曲が...
毎回、完璧な曲を作り出されているように思います。
10チャートを席巻したパク・ヒョシンの代表曲
2014年パク・ヒョシンの野生花をはじめとして、以降パク・ヒョシンが販売する曲に着実に参加しているチョン・ジェイル
イム・ジンモ(大衆文化評論家): パク・ヒョシンは、チョン・ジェイルの音楽の力量に惚れたんでしょう。
彼の天才的なビジョンのようなもの、そして音楽の処理能力、この人はプロデューサーをしながら、私が求めていたことを実現することができる。
映画音楽、公演芸術、大衆歌謡など
広範囲な音楽的スペクトラムを見せてくれるチョン・ジェイル
2013年 第7回ザ・ミュージカルアワード 音楽監督賞
韓国のグラミー賞、韓国大衆音楽賞第4回受賞
よい音楽を作れるように頑張ります。
音楽を作るのを手伝って下さった方々へ深く感謝致します。ありがとうございます。
23年目、様々な音楽で我々の側にいた人
大衆の前にはあまり現われなかった作曲家で演奏家 チョン・ジェイル
そして...
2018年4月27日 音楽がとても必要だった瞬間
今回、南北首脳会談で視線を一番集めたものの一つがこの平和の家を背景に繰り広げられた歓送公演ではなかったかと思います。
2トップが手を取り合って近くに立っています。
今回の公演を企画したチョン・ジェイル氏〜
一つ春を企画したチョン・ジェイル氏〜
今回の会談のハイライトだという評価がありました。
一つの春(アリラン)
我々が同じ民族で同じ情緒を共有して生きている
何千年もそうやって生きて来た人間だってことを引き出せるある情緒的つながりが必要だったんですよ。
我々民族を1つに繋げた歌、アリランで、もう一度歴史の喜怒哀楽を表現しようとした
一つの春(故郷の春)
故郷の春というメロディがありました。
南と北が共有出来るあるメロディと情緒で故郷を想う気持ち
実はそれが我々が一番手を握りたいとても大きな理由でもあるから
新しい歴史が書かれた瞬間に音楽で共にしたチョン・ジェイル
一つの春に対してお話ししてもらえますか❓
坂本龍一: 大変な事件じゃないですか。
本当に隣人として、あぁいう歴史的な瞬間を見て...、僕はニューヨークで見てましたけれども、本当にぐっとくる感じでした。
思わず、良かったって思いました。