飼い犬ジーロくん15歳去勢オス癲癇の既往有り慢性腎不全のため毎日皮下点滴。
今日、15時頃に、息を引き取りました。
午後、自分の寝床の上で寝ていて、
14時半頃、私がトイレでしばらく気張った後、出て、見たら、
痙攣していた。
いつもの、癲癇の痙攣と、何かちょっと違う気がする。
似ているけれど、鼻から息継ぎする感じや、
四肢の振るえの感じが、ちょっと違う感じがする。
見守る中、オシッコが出る。
しばらくしたら、残りがもう少し出る。
その後、ウンチも出た。
これも、今までの痙攣では無かったことだ。
痙攣の感じが変化無いまま、10分くらい経つ。
変化が無い感じも、今までと違う。
動物病院に電話する。
痙攣を止める薬を注射することはできる、という。
毎朝、皮下点滴の手伝いに来てくれている近所の幼なじみ友人Mに電話する。
車を出してくれると言う。
「着替えたり準備」急いでくれても、待つ15分は長い。
そして、車で動物病院まで15分。
合わせて、痙攣が始まってから45分くらいか。
※
診察台の上に乗せてみると、
後肢の振るえが止まっている。
できる処置の説明を聞いて、「ではお預かりします」なんて言う頃には、
前肢の振るえも止まっている。
そして、呼吸の様子も落ち着いてきた。
おや、少し様子を見たい、と思ったが、
処置室のほうへ運ばれていった。
※
1分か2分か3分か。もう憶えていないが、
医師が戻ってきて、
「今、呼吸が止まったので、蘇生処置に入ります。」と言う。
えっ。
※
こちらでお待ちください、と言われるままに、
犬が「待て」と言われたように、待つ。
待つ時間は長い。
15分か、20分か、待って、
ノックして、通りがかりのスタッフに、
「様子が知りたいのですが」と声をかける。
医師が来て、「気管挿管をして、蘇生処置をしているのですが、
なかなか心拍が戻らなくて」と言う。
そういうことなら、
もう、頑張らせるよりは、そばにいてやりたいです、
と言って、案内してもらう。
処置室の診察台の上で、管を挿れて、
心臓マッサージを院長先生がしてくれている。
もう、じゅうぶん、がんばったと思います。
よしよし。
※
息を引き取る瞬間に、そばにいてやれなかったことが。
この2ヶ月、みっちり一緒にいたのに、
最期の瞬間にどうして。
という気持ちにもなる。
※
「きれいにしますね。」
と言われても、自分でやってやりたい、という気がした。
まあ、管を外したり、のどの奥にワタ詰めたり、いろいろお任せすべきことは有る。
連れて行った時に乗せていた敷物にくるんで、病院を出る。
受付時間になって他の患犬と飼い主さんたちが待合室にいる中、
さささと通り抜ける。
※
帰宅して、
いつもの寝床の上に寝かせてやる。
庭に埋めるのは明日にしよう。
※
昨日の夜は涼しかった。
夜中に何かで目を覚まして、
その後、どこか苦しいのか、寝付かれなかった。
寝かし付けること三度目くらいにようやく眠った。
しばらく眉間を撫でてやったりして、
久しぶりに添い寝する。
若い頃は、私が横になると、ドテンと添い寝してきたのだが、
年を取ってからは一緒に寝たがらなくなっていた。
だから、一緒に寝る感じはとても久しぶりだった。
最後の夜になった。
※
もう一度、私の手で全身を拭いてやる。
まだ体温が残っている。
硬直は始まってきている。
触るなら今だ。
生きていたらイヤがってしょうがない、鼻先や口元を触りまくり、
お手を握りまくり、肉球を握りまくり、
とにかく、全身、すみずみまでかわいくてたまらない。
※
一旦はなれて、こうしてパソコンに向かう。
向こうを向いて寝床の上にいる姿は、いつもと同じように見える。
胸が上下しているように見えたりする。そんなはずは、無い。
※
今夜は通夜だ。
今日、15時頃に、息を引き取りました。
午後、自分の寝床の上で寝ていて、
14時半頃、私がトイレでしばらく気張った後、出て、見たら、
痙攣していた。
いつもの、癲癇の痙攣と、何かちょっと違う気がする。
似ているけれど、鼻から息継ぎする感じや、
四肢の振るえの感じが、ちょっと違う感じがする。
見守る中、オシッコが出る。
しばらくしたら、残りがもう少し出る。
その後、ウンチも出た。
これも、今までの痙攣では無かったことだ。
痙攣の感じが変化無いまま、10分くらい経つ。
変化が無い感じも、今までと違う。
動物病院に電話する。
痙攣を止める薬を注射することはできる、という。
毎朝、皮下点滴の手伝いに来てくれている近所の幼なじみ友人Mに電話する。
車を出してくれると言う。
「着替えたり準備」急いでくれても、待つ15分は長い。
そして、車で動物病院まで15分。
合わせて、痙攣が始まってから45分くらいか。
※
診察台の上に乗せてみると、
後肢の振るえが止まっている。
できる処置の説明を聞いて、「ではお預かりします」なんて言う頃には、
前肢の振るえも止まっている。
そして、呼吸の様子も落ち着いてきた。
おや、少し様子を見たい、と思ったが、
処置室のほうへ運ばれていった。
※
1分か2分か3分か。もう憶えていないが、
医師が戻ってきて、
「今、呼吸が止まったので、蘇生処置に入ります。」と言う。
えっ。
※
こちらでお待ちください、と言われるままに、
犬が「待て」と言われたように、待つ。
待つ時間は長い。
15分か、20分か、待って、
ノックして、通りがかりのスタッフに、
「様子が知りたいのですが」と声をかける。
医師が来て、「気管挿管をして、蘇生処置をしているのですが、
なかなか心拍が戻らなくて」と言う。
そういうことなら、
もう、頑張らせるよりは、そばにいてやりたいです、
と言って、案内してもらう。
処置室の診察台の上で、管を挿れて、
心臓マッサージを院長先生がしてくれている。
もう、じゅうぶん、がんばったと思います。
よしよし。
※
息を引き取る瞬間に、そばにいてやれなかったことが。
この2ヶ月、みっちり一緒にいたのに、
最期の瞬間にどうして。
という気持ちにもなる。
※
「きれいにしますね。」
と言われても、自分でやってやりたい、という気がした。
まあ、管を外したり、のどの奥にワタ詰めたり、いろいろお任せすべきことは有る。
連れて行った時に乗せていた敷物にくるんで、病院を出る。
受付時間になって他の患犬と飼い主さんたちが待合室にいる中、
さささと通り抜ける。
※
帰宅して、
いつもの寝床の上に寝かせてやる。
庭に埋めるのは明日にしよう。
※
昨日の夜は涼しかった。
夜中に何かで目を覚まして、
その後、どこか苦しいのか、寝付かれなかった。
寝かし付けること三度目くらいにようやく眠った。
しばらく眉間を撫でてやったりして、
久しぶりに添い寝する。
若い頃は、私が横になると、ドテンと添い寝してきたのだが、
年を取ってからは一緒に寝たがらなくなっていた。
だから、一緒に寝る感じはとても久しぶりだった。
最後の夜になった。
※
もう一度、私の手で全身を拭いてやる。
まだ体温が残っている。
硬直は始まってきている。
触るなら今だ。
生きていたらイヤがってしょうがない、鼻先や口元を触りまくり、
お手を握りまくり、肉球を握りまくり、
とにかく、全身、すみずみまでかわいくてたまらない。
※
一旦はなれて、こうしてパソコンに向かう。
向こうを向いて寝床の上にいる姿は、いつもと同じように見える。
胸が上下しているように見えたりする。そんなはずは、無い。
※
今夜は通夜だ。