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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

若い時の苦労は

2021年08月23日 | からだ
そもそも体力の有る人なら、
買ってでもしたら良い。
体力は苦労を買うための財力だと言ってもいい。

しかし、生まれつき虚弱な人だっている。
そういう人は既に「若い時の苦労」を負っていると思えば良い。
生まれつき持っているのだから、わざわざ買うこたあない。



言いたいことは以上なのだが、
だったらブログじゃなくてツイッターにしろよってくらい短いので、
あとは駄文をタラタラ書くことにする。

お暇な方か、上記のことに納得のいかない人が読めば良いだろう。
だとすると、
納得のいかない人を説得するだけのことを書かなきゃならんな。



私の鍼灸のセンセイは、身体に故障を持っている。
なんかね、胆嚢の機能が悪いらしい。

センセイが三十代の頃に、一度、鍼を受けるところを
見かけたことが有る。
肌の張りが弱くって、おじいちゃんぽいと思った。

子どもの頃、身体が弱かったそうだ。
十代後半くらいにやっと体力が付いてきたらしい。

そうは言っても人並みよりは体力の無いほうだった。
二十代の半ば頃だかに、がむしゃらに働いた時期が有ったそうだ。
そこで、故障してしまったという。

それ以来ずっと薬の助けが必要である。



一度、故障してしまうと、後々ずっと祟ることになる。
がむしゃらの手前くらいでよしておけば、病気は避けられたかもしれない。
故障していなければ、もう少し元気な中年になれたかもしれない。
かもかも。



かく言う私も、喘息持ちのすぐに風邪を引く子どもであって、
十代後半から体力が付いて、二十代後半にはがむしゃらに活動して、
三十歳前後でぽっきり挫け、無理が利かなくなった手合いである。

何かと身体を鍛えたく思っているのは、そんな背景からだ。



大阪の放送局の「やすとものいたって真剣です」
という番組が好きで、毎回楽しみにしている。

先週のゲストは五十代でブレイクしているコンビ「ずん」だった。
飯尾和樹さんは昭和43年生まれというから、私の一つ上だ。

ともこは言う。
「五十のおじさんて言ったらもっと疲れた感じなのに、
こんなにポップに五十代が過ごせるんや、ってなる。」

飯尾は答える。
「秘訣が有るんですよ。
二十代の頃、暇過ぎて床ずれするくらい寝てたんですよ。」

あははは。

家庭の習わしで、十八歳で親元を離れろ、ということで
家を出されたが、
持ち家の一戸建てに住むことになった。

同世代の芸人たちが風呂無しのアパートで苦労する中、
飯尾は「ポチんと追い炊きですよ」という楽な暮らしだった。
ハングリー精神なんか無い。



苦労知らずの青年時代を送ったおかげで、
苦労のにじみ出ない顔になった、ということである。

話そのまんまだとは思わない。
かなり面白くかいつまんであるとは思う。

私が言いたいことは、
誰しも二十代は体力が有るけれど、
自分の持っている力以上に頑張ると心身を故障してしまい、
一度壊してしまうとその後も無理が利かなくなるからいいこと無いぜ、
ということだ。

つづく

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