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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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肩幅がこる

2016年04月20日 | からだ
[あらすじ] 腕の始まりの骨はどれ?

腕の付け根は、肩の先っぽではない。

ためしに、右手を左肩にぽんと乗せて、
腕を大きくブン回してみる。

すると、手の乗ったところも動くはずだ。
腕を回す、という時には、肩の先っぽからではなく、
その手前の鎖骨から動いている。

というわけで、腕の始まりの骨は鎖骨。
肋骨が集まってくっついている、真ん中のネクタイみたいな骨である、
胸骨に鎖骨がくっついているところが、腕の始まりの関節だ。

だから、人間を単純化して描いた場合、
左の図だと間違い。
これでは肩先まで胴体という意識になっている。

体の中心にある胸鎖関節から腕なのだから、
案外、右の図が実際に近い。

犬などにはこの、鎖骨が無い。
だから、肩が無い。
人間の肩幅は、鎖骨がうみだしているのだ。

だが、真ん中の図を見ると、どうも不自然だ。
肩の先っぽが浮いている。
鎖骨が横に持ち上げられているのだ。

この部分、この横に持ち上げられた部分が、
「肩がこる」部分だ。

鎖骨を持ち上げる筋肉は、実は無い。
肩先を横へ持ち上げるための仕組みは、
背後にある。

つづく


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