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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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初体験 ビッグバンド篇

2016年02月13日 | なりもの
[あらすじ] 以前できたことができなくなるとつらい。
以前できたことをまたできるようになっても新鮮な喜びが少ないため、
リハビリはつらく感じがち。
ではいっそ初心者になってしまおう!
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/617d8a0fbf605320b0a1f7dc9e4154da


という次第で、初めてビッグバンドセッションに参加してみた。

オーケストラでトロンボーンを始めて、
ファンクバンドで3管編成くらいで吹いてきた。
だから、サックスがズラリと居並ぶだけでも、新鮮だ。

トロンボーンはこの日、4人揃った。
トロンボーンの4人セクションという中で吹くのも、
一体どれくらいぶりだろう。

小編成のバンドで吹いてきたので、
他のトロンボーンの人と一緒に吹くことがあまり無かった。
これも、伸び悩んだひとつの理由だと考えている。

セクションの中で吹き、ハーモニーを感じる気持ち良さ。
なにより、トロンボーンそのものの音色が快感だ。
初めましての4人でせーので吹いて、
パートとしての音色が出てくる。
その音色の中にいる心地よさがたまらなかった。

隣の人の音色に寄り添う。
そうすることで、自分の音色もできてくる。
子どもが大人の真似をして、発音を身に付けていくようなものだ。
たよりがいのある大人が身近にいると、成長しやすい。
こりゃあリハビリに良い環境だ。

譜面が配られて、進行役の人が簡単に曲を解説し、
何ヶ所かを部分的に練習してみて、
じゃあ通してみましょう、となり、
一回通せば、はいできましたねこんな曲ですね、で終わる。
初見か、2回目まででその曲は終わってゆく。

以前は、これくらいの譜面だったら、初見で間違えずに
さらりと吹けたのに。
と、またリハビリをつらくさせる思いが持ち上がってくる。
ところどころ間違うし、さほど複雑じゃない部分でも追えないところが
あったりする。
まあ、いいじゃないの、
初めてビッグバンドというスタイルの中に身を置いて、
よくついて行っているよ。

アドリブのソロ回しもある。
ここでも、今までのバンド活動の中で自分にこびり付いてしまった
苦手意識が持ち上がってくる。
いやいや、初めてなんだし、譜面通りに吹けないというのを
気にしなくていいんじゃないか。

ある曲で、全員にソロを回して楽しみましょう、ということになった。
20人くらいの参加者が、みんな12小節ずつを吹いていく。
様々なスタイルがあり、巧拙もいろいろ。
あんなのもアリか、こんなのもアリかと、
自分の番を待つ間に思いを巡らす。
幸い、Gのブルースだったので、やりやすかった。
とは言え、ソロの最後がグダグダになるという、いつものクセが出た。
おっと、初心者なんだから、いつものクセなんてあるワケないか。

月に一度で、72回目を迎えるという。
20人以上集まっているが、初参加の人も他に数人いる。
休憩時間になっても、みんなが和気あいあいというよりは、
ぽつんとしている女子なども多い。
あまり社交的ではない私としては、適度な雰囲気で居心地がいい。
むしろ、他の人に声をかけやすいくらいだ。

これは、続けてみたい。
ひそかな野望も湧いてきた。


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