[前回までのあらすじだ]
葉裏のつぶつぶが苦手で近寄るのもイヤだったシダの魅力に気付いてしまい、
ポケットに小さなジップ付きポリ袋を忍ばせて歩く日々。
葉の裏に、つぶつぶではなく、縁にきっちり胞子が並んで付いているシダ。
そんな種類もあると知って、一気にシダへの興味は募る。
このシダの胞子を取りに行くべしと、買い物ついでに駅前へ。
行く道すがらも、辺りをキョロキョロするが、意外と無い。
しかし。もう目の前は線路というところの、二軒の空家の隙間を覗いたら…
低くテラテラとした葉が茂っている。いたいた。
いわゆるシダと言うと、お正月のお飾りで使うウラジロのような、
襞のように葉が切れ込んで分かれているものを思い浮かべる。
が、今日のお目当ては細長い葉だし、
今見付けた物はまるで照葉樹のような葉だ。
さっそく葉をめくると。
おお。やっぱり気持ち悪いけど、胞子めっけ!
歩く時にズボン越しに触れるのもなんとなく気持ち悪く思っていた胞子を、
平気で指でこそいでポリ袋に集める。
さて、その後はお目当ての線路沿いの細葉のシダの胞子も手に入れた。
図鑑でシダを調べる方法も、まだなんだか身に付いていない。
パラパラとページをめくって、見覚えのある姿を探すと、
テラテラした葉のは、ヤブソテツ。
細い葉の縁に胞子が並ぶのは、イノモトソウ。
ふーん。
胞子から育ててみるの、楽しみだ。
ゲッチョ先生こと盛口満さんの『シダの扉 ―めくるめく葉めくりの世界』を
読み進んでいたら、イノモトソウとヤブソテツが登場した。
それは、ゲッチョ先生が東京の電車の線路周辺でシダを探した時の話だった。
軌道でよく見られるシダとして、この二つの名があげられていたのだ。
なあんだ。
ちょっとガッカリ。
でも納得。
自分の身近でも、やっぱり線路沿いにまず見付けたのだ。
(またつづく)
葉裏のつぶつぶが苦手で近寄るのもイヤだったシダの魅力に気付いてしまい、
ポケットに小さなジップ付きポリ袋を忍ばせて歩く日々。
葉の裏に、つぶつぶではなく、縁にきっちり胞子が並んで付いているシダ。
そんな種類もあると知って、一気にシダへの興味は募る。
このシダの胞子を取りに行くべしと、買い物ついでに駅前へ。
行く道すがらも、辺りをキョロキョロするが、意外と無い。
しかし。もう目の前は線路というところの、二軒の空家の隙間を覗いたら…
低くテラテラとした葉が茂っている。いたいた。
いわゆるシダと言うと、お正月のお飾りで使うウラジロのような、
襞のように葉が切れ込んで分かれているものを思い浮かべる。
が、今日のお目当ては細長い葉だし、
今見付けた物はまるで照葉樹のような葉だ。
さっそく葉をめくると。
おお。やっぱり気持ち悪いけど、胞子めっけ!
歩く時にズボン越しに触れるのもなんとなく気持ち悪く思っていた胞子を、
平気で指でこそいでポリ袋に集める。
さて、その後はお目当ての線路沿いの細葉のシダの胞子も手に入れた。
図鑑でシダを調べる方法も、まだなんだか身に付いていない。
パラパラとページをめくって、見覚えのある姿を探すと、
テラテラした葉のは、ヤブソテツ。
細い葉の縁に胞子が並ぶのは、イノモトソウ。
ふーん。
胞子から育ててみるの、楽しみだ。
ゲッチョ先生こと盛口満さんの『シダの扉 ―めくるめく葉めくりの世界』を
読み進んでいたら、イノモトソウとヤブソテツが登場した。
それは、ゲッチョ先生が東京の電車の線路周辺でシダを探した時の話だった。
軌道でよく見られるシダとして、この二つの名があげられていたのだ。
なあんだ。
ちょっとガッカリ。
でも納得。
自分の身近でも、やっぱり線路沿いにまず見付けたのだ。
(またつづく)
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