犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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水の惑星

2017年01月24日 | イキモノタチ
[あらすじ] 陶芸のために自分で粘土を掘ったり釉薬を調合したりしたい。
そのために、地質や地層について知りたい。
調べ始めたら、宇宙誕生の138億年前までさかのぼってしまった。

こんなにさかのぼっちゃ、粘土掘るまで何年もかかってしまうと思い、
地球誕生の46億年前まで戻ることにした。
これで宇宙誕生からの3分の2、92億年をはしょることができた。

と思ったのも束の間。
地球誕生の姿を知るにつけ、じゃあ他の惑星はどうなってんだ、
という疑問が湧く。

ドカンと何かと何かが衝突して、粉々になったと思いねえ。
衝突の衝撃で発熱して、物によっちゃ気体になって飛び散る。
粉々の中でも、大きめのヤツは重力があるから、他の粉を吸い寄せる。
そうやって、岩の塊や気体の塊ができあがる。
それが惑星ってわけだ。

水星、金星、地球、火星は岩石惑星。
芯から表面まで岩石でできている。
木星と土星は巨大ガス惑星。
核は岩や氷で、その周りに液体金属水素の層が有り、表は分厚いガスが覆っている。
天王星と海王星は巨大氷惑星。
核は岩や水で、表面は大気、間はマントルだが、地球と違ってマントルは凍っている。

木星はばかでかい。
直径は地球の11倍以上、質量は地球の約318倍。
重力が強いので、粉々の名残は木星に引き寄せられて落ちていく。
おかげで地球は守られているというわけだ。

宇宙の中には太陽系以外にもいくらでも銀河系はあるのだが、
だいたいが楕円軌道だという。
太陽系の惑星はほぼ正円の軌道を回る。
バランスが良いのだ。
もう1個でも、大きめの惑星がどこかにいたら、
地球も楕円軌道になっていたかもしれない。
そうすると、四季の変化なんてのんきなことは言ってられない。
一年は灼熱と凍結の繰り返しになる。

金星はサイズも中身も地球と同じようなできばえだが、
ちょっと太陽に近過ぎた。
暑くって、水は干上がってしまう。

火星はちょいと小さ過ぎて、大気を引きとめられなかった。
0.008気圧と低いので、水はやっぱり蒸発してしまう。

いかに、地球がいい塩梅か。

http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/98f76ac099017df755467950ffc77553
できたての地球は住めたもんじゃなかったけれど、
それが今のように整っていくのも、
地球がこれくらいの大きさでここに有って、
他の惑星があれくらいの大きさであそこに有るおかげなのだ。

しみじみと、お湯を沸かして、熱いお茶をすする。

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