さて。
案内板によれば、すぐそこの沢沿いを入って行くと、
音無の滝というのがあるらしい。
滝好きなので、行きますとも。
途中、ヘビが道を横切っていた。
が、犬ジーロは気付かずに通過。
エラは張ってないし、模様も無い。
とりあえず、マムシでもヤマカガシでもない。
落ちている杉の枯れ葉と実にそっくりな赤茶色。
体長80cmくらい?

私が立ち往生していたら、犬ジーロがまた気付かずに戻ってくる。
ひええ。
踏まれかけてもヘビは微動だにしない。
オトナシいヤツめ。
後で調べたが、ジムグリ、ですかね?
枝に引っ掛けて沢の方へ投げたら、木の枝にひっからまっていた。
ほっとく。
横にはわさび田なんか。
沢から道が反れて、ふとまた水音がしたと思うと、
目の前に小さな滝が。
お!これ?と見ると、隠れている左の方にもう一つの滝が。

平たく、布のよう。
なるほど、音無の滝。
駐車場に戻り、しばらくボンヤリしていると。
道の向こうから、自転車を押してやってくるのはあのオジさん…!
今度はまっすぐこちらへ向かってくる。
自転車のカゴには、ポリ袋が入っている。
まさかまた何か別の売り物?!
「さっきの袋、汗かいちゃってたから。
入れ替えたほうがいいと思って。」
わ!そのために?
では。あずまやに行きましょう。
丁寧に、両手でひとつかみずつ出しながら、
「ね、ほら、いいでしょ?」
わらびの良し悪しがわからないんですけど、はい、いいです。
後で袋から出す時にわかったが、オジさんはとても上手に出していた。
私が出そうとすると、わらびの穂(?)が絡み合って、
つかんでいない分がパラパラこぼれてしまうのだ。
「昨日の朝、山入って取ってきた。
長靴履いてたけど、夜露で膝までビッチョビチョになったよ。
全部食べようかと思ったけど、いいとこは残しといたんだ。」
そうでしたか。
「さっき見たら、汗かいてたけど、他の袋も無いし拭く物も
無かったから。」
それでポリ袋とタオルを持ってきてくれたのね。
「さっきなんでここへ来たかって言うとね、
煙草がなくなっちゃって、煙草吸いたくって。」
なるほど、あずまやには2つ、クッキーの空き缶のようなのが
灰皿として置いてある。
中を覗くと、もう根元まで吸って揉み消してあるのばかり。
オジさんはシケモクもできなかったようだ。
「これから隣村まで煙草買いに行くの。
もう、煙草吸いたくて吸いたくて。」
ニコチン欠乏の指令は絶対だ。
しかし、隣村って、どこのことだろう?
「これもあんまりいい袋じゃないけど・・・
煙草が当っちゃったのかな。」
小さな穴があいている。縁は溶けたようになっている。
袋の底は土で汚れている。
オジさんは、持ってきたタオルで丁寧にその汚れを拭く。
「あんまり広げて置いておくと、すぐしなっちゃうのね。
袋に入れておくのが一番いい。
だけど、あんまり重ねて入れたらダメ、なまものだからね。
袋に入れて、こうやって広げておくのがいい。」
丁寧に袋を移し換えてくれた。
「これから煙草買いに隣村まで行くの。」
おう、行け行け。千円あるしね。
じゃあね、ありがとね。
その後、しばらくして車で移動。
途中、"隣村"へ向かって自転車を押すオジさんを追い抜いた。
山道を、隣村まではひと山越えて、距離で2.5kmくらい。
一旦登って、数十m降るという標高差!!!
車ではあっという間。
隣の村落はオジさんのところより家が多い。
ある家の玄関わきに、古びた煙草の自販機が見えた。
オジさんは何箱買うのだろう。。
案内板によれば、すぐそこの沢沿いを入って行くと、
音無の滝というのがあるらしい。
滝好きなので、行きますとも。
途中、ヘビが道を横切っていた。
が、犬ジーロは気付かずに通過。
エラは張ってないし、模様も無い。
とりあえず、マムシでもヤマカガシでもない。
落ちている杉の枯れ葉と実にそっくりな赤茶色。
体長80cmくらい?

私が立ち往生していたら、犬ジーロがまた気付かずに戻ってくる。
ひええ。
踏まれかけてもヘビは微動だにしない。
オトナシいヤツめ。
後で調べたが、ジムグリ、ですかね?
枝に引っ掛けて沢の方へ投げたら、木の枝にひっからまっていた。
ほっとく。
横にはわさび田なんか。
沢から道が反れて、ふとまた水音がしたと思うと、
目の前に小さな滝が。
お!これ?と見ると、隠れている左の方にもう一つの滝が。

平たく、布のよう。
なるほど、音無の滝。
駐車場に戻り、しばらくボンヤリしていると。
道の向こうから、自転車を押してやってくるのはあのオジさん…!
今度はまっすぐこちらへ向かってくる。
自転車のカゴには、ポリ袋が入っている。
まさかまた何か別の売り物?!
「さっきの袋、汗かいちゃってたから。
入れ替えたほうがいいと思って。」
わ!そのために?
では。あずまやに行きましょう。
丁寧に、両手でひとつかみずつ出しながら、
「ね、ほら、いいでしょ?」
わらびの良し悪しがわからないんですけど、はい、いいです。
後で袋から出す時にわかったが、オジさんはとても上手に出していた。
私が出そうとすると、わらびの穂(?)が絡み合って、
つかんでいない分がパラパラこぼれてしまうのだ。
「昨日の朝、山入って取ってきた。
長靴履いてたけど、夜露で膝までビッチョビチョになったよ。
全部食べようかと思ったけど、いいとこは残しといたんだ。」
そうでしたか。
「さっき見たら、汗かいてたけど、他の袋も無いし拭く物も
無かったから。」
それでポリ袋とタオルを持ってきてくれたのね。
「さっきなんでここへ来たかって言うとね、
煙草がなくなっちゃって、煙草吸いたくって。」
なるほど、あずまやには2つ、クッキーの空き缶のようなのが
灰皿として置いてある。
中を覗くと、もう根元まで吸って揉み消してあるのばかり。
オジさんはシケモクもできなかったようだ。
「これから隣村まで煙草買いに行くの。
もう、煙草吸いたくて吸いたくて。」
ニコチン欠乏の指令は絶対だ。
しかし、隣村って、どこのことだろう?
「これもあんまりいい袋じゃないけど・・・
煙草が当っちゃったのかな。」
小さな穴があいている。縁は溶けたようになっている。
袋の底は土で汚れている。
オジさんは、持ってきたタオルで丁寧にその汚れを拭く。
「あんまり広げて置いておくと、すぐしなっちゃうのね。
袋に入れておくのが一番いい。
だけど、あんまり重ねて入れたらダメ、なまものだからね。
袋に入れて、こうやって広げておくのがいい。」
丁寧に袋を移し換えてくれた。
「これから煙草買いに隣村まで行くの。」
おう、行け行け。千円あるしね。
じゃあね、ありがとね。
その後、しばらくして車で移動。
途中、"隣村"へ向かって自転車を押すオジさんを追い抜いた。
山道を、隣村まではひと山越えて、距離で2.5kmくらい。
一旦登って、数十m降るという標高差!!!
車ではあっという間。
隣の村落はオジさんのところより家が多い。
ある家の玄関わきに、古びた煙草の自販機が見えた。
オジさんは何箱買うのだろう。。
うちは煮たり炊き込みご飯にしたりして食べました。
実はまだ少し残ってる。天ぷらか、と思ってたけど、たたきにトライしてみたいな!
少ししらべたんだけど、えいか家ではどう作ってました?山椒も入れた?