犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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イトトンボの雌

2023年08月19日 | イキモノタチ
近所のドッグランは去年の改修工事を経て、一年前の8月2日に再開した。
種を蒔いて芝を植えたが、毎日、犬が走り人が集まるので、
すっかり芝は剥げている。
犬が走らず、人のあまり寄らない、フェンス近くに芝が辛うじて残っている。

それよりも勢いが強いのは、雑草だ。
雑草という名の草は無い。ですって?はいはい。
一番景気の良いのはオヒシバだ。

中型犬なんか、どこにいるのか分からないくらいに繁る。
たまに草刈り作業が入るのだが、その頻度は充分とは言い難い。

草刈りが入っても、その後、雨が降ると
あれよあれよと言う間に伸びる。
今まで地面が見えていた所にも、どんどん生える。



草丈が20cmくらいの所で、私は立っていた。
どうして気付いたか思い出せないが、
草の葉先に、トンボがとまっているのを見付けた。

小さいイトトンボだ。
2㎝ちょっとくらいしか無い。
黄緑色で、背中は黒っぽい筋が有る。

そんなのが、雑草の葉先にとまっている。
飛んだ時に気付いたのだろう。
じっとしていたら、まず見えない。

7月の終わりから、何やらの赤とんぼが飛んでいる。
今はもうその赤とんぼたちはあまりいない。

赤とんぼはツイー、ツイー、と空中をよく飛ぶが、
イトトンボはそうでもないと思う。
草の葉先から草の葉先へと、わりとのんびり低空飛行する。

植物公園の中の池が一番近い水場だろうか。
300メートルほど離れているが。

北の方向へ数百メートル行けば、浅い谷が有るけれど、
その川は、私が引っ越して来た48年前には既に暗渠だった。

トンボたちにとっちゃ暮らしにくい世の中だ。



カメラを持っていなかったので、記憶にたよりつつ、
『日本のトンボ』を参照する。
と、付箋が貼ってあるページが有った。
クロイトトンボである。

見た日付と場所を付箋に書くようにしているのだが、
この付箋は書き忘れていて、詳細は不明である。
ってことはむしろ、自宅で見た時のものかもしれない。

深大寺界隈のここらへんにイトトンボはいる、
という目でいないと見落としてしまう。
目の玉ぁカッ開いて暮らしましょう。

雄は鮮やかな水色だが、雌はこのように草色で、目立たない。
無事に繁殖できますように。
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