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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

モズのはやにえ

2012年12月19日 | イキモノタチ
垣根のツツジを刈っていたら、ついに見つけた。

今年は百舌が多かった。
若い雄の鳴き声である"ぐぜり"はつい最近も聞いた。

ぐぜりが庭で聞こえるので、どこにいるかと見ると、
見た方の木から垣根へと一羽飛ぶ。
その鳥はよく見ると、虫をくわえた雌の百舌だった。
おおかた若い雄が、雌にご馳走でもしていたのだろう。
なんてなこともあった。

だから、私は垣根のツツジに目を付けていた。
ツツジなら枝は細いし、固いし、毎年切るので、
早贄を刺しやすいように尖った部分をわざと作っておいてやることもできる。
なんてなことも考えていた。

昨日、ツツジを手入れし始めて、そういったことを思い出す間もなく、
込み入った枝の間に、バッタが逆さに刺さっていた。

頭から腹の先まで4cmくらいのもの。
ああもったいない。ちゃんと食べればいいのに。

ほんとうに、百舌はなぜ早贄なんてするのだろう。
餌の保存とかテリトリーの主張とか、諸説言われている。
しかし、結局食べないから保存食じゃないと否定されるし、
こんなツツジの中の方の枝に刺しちゃ目立たないからテリトリー云々じゃなさそうだし。

百舌に聞かなきゃわからん。

『ききみみずきん』ってお話、知ってる?
鳥のおしゃべりが分かる、不思議な頭巾。
欲しい…

悟堂さんならわかったのかもしれないな。


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