犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

机の引き出しはタイムマシン 初恋篇

2016年02月21日 | 日々
[あらすじ] 20年放置していた、机の引き出しを整理した。
平たい引き出しには、紙類がいろいろ。
歌詞カード、年金手帳や、古い運転免許証、通帳、診察券、会員証、
配達証明で届いた大学の除籍の通知などなど。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43

初恋は実らぬものとは誰が言ったのか。

引き出しから、茶色く焼けきったわら半紙の束が出てきた。
小さい字で何やら書きつけてある。
それは小学校高学年の私の字だった。
ある同級生への想いを綴ってあるのだ。
は、
ハズカシイ!

当時すでに好きな女の子がいて、その子が好きだったことは
憶えているが、このようなものを書いたことはもちろん忘れているし、
書いてある想いはまったく自分のものとは思えないような感覚だ。

近年、この同級生と会う機会があったのだが、
私と同じクラスだったことを彼女は忘れていた。
ちょっとガッカリしたが、
「あの…お名前なんとおっしゃいましたっけ」と
言われるほどではなかったので良しとしよう。

さて、非常にハズカシイが、堪えてその紙片を読んでみた。
すると、意外な発見が有った。
「好き、キスしたいほど好き」
と、その子から言われた、と書いてあるのだ。
だから、自分からも同じように気持ちを明かせば良いだけだが、
それができない。と続く。

おお、なんともどかしい。
その調子、その調子。

この引き出しから出てきたということは、二十代の頃にも
わざわざ保存しておいたということだ。
その頃はこれを読んでどう感じたのだろう。
それも記憶に無い。

今後、ブログにこんなことを書いたのも忘れ去るのだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 机の引き出しはタイムマシン... | トップ | ぼくドラえもんです »

コメントを投稿

日々」カテゴリの最新記事