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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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錦糸町で河内音頭

2019年08月29日 | 踊る阿呆
[おさらい] 去年、渋谷アップリンクに 『初代桜川唯丸 江州音頭革命記』を観に行った。
監督は上京した時に、東京の盆踊りが「くそおもんない」ので驚いたそうだ。


錦糸町での河内音頭大盆踊り大会が近付いて、
車では初代桜川唯丸のCD『ウランバンDX』を聴いていた。
8月最終水曜木曜が楽しみでならない。



会場のすぐ斜向かいのマンションに、友人Mが住んでいることが分かって以来、
毎年、荷物を置かせてもらって踊って、
終わった後は一緒に近くの小さな居酒屋で飲む。
贅沢。

そのMはもともと友人Bの紹介だったので、
BとMと三人で踊って飲んでいる。
Mは実は藤間流を習っていたそうで、踊りの覚えが速い。
でも音頭など踊ってるのが、藤間流のお堅い師匠にめっかったら
叱られちゃうそうだ。



盆踊りに初めて来た!という感じの人は、手から真似しがちだが、
違う。
足から覚えるのが正解だ。
足を覚えたら、手振りを乗せる。

錦糸町河内音頭のサイトの【資料室】に、踊りの足の運びの図解が有る。
良くできた図だ。
動く足がどちらか。
どちらの足に重心を置くか。ということも一見して分かるようにしてある。

次に大事なのは、
振りひととおりで何拍か、というのを数えて把握することだ。
初めて見る時は、踊りの振りの頭がどこか分からない。
分からなかったら、手拍子を目印にして数えると良い。
まあ、大概は手拍子が踊りの終わりか始まりかになっている。

拍数が分かっていると、
間違っている箇所をチェックしたりしやすい。

【資料室】の図は簡単にプリントアウトできる。
ああ、私も盆踊りを始めた頃は、
足と手の図を曲ごとに書いたものだ。
あの束は今どこに有るだろう?



「前日と当日、江州音頭の足をしっかり予習した」と言うBに、
私は心苦しく伝えた。
うーん、でも、例年、江州音頭は一回有るくらいだけだよ。

今年もTシャツを買おうと、早めに会場に向かう。
開始時間前だが、もう音が聞こえる。前座だろうか。
おや?江州音頭じゃないか。

予習の成果がもう出せるね、とステージ前の
まだ小さい踊りの輪へ急いだ。

そして、昨日の前半は、3曲に1曲くらいは江州音頭をやってくれたのだ。
満足なり。



河内音頭は、手踊り、まめかちマンボ、流し踊りなどと踊りにいくつか種類が有るが、
江州音頭は一種類。
と思ったら、輪の内側で違う足取りのおじさんが一人いる。

何だろうと思っていると、おじさんに倣って付いて行く人がいる。
付いて行く人が数人に増える。

おじさん、最初はひたすら足だけで踊っていたが、
次に手拍子を入れ始めた。

そして、最後に手振りを重ねた。
なるほど。
踊りを覚える順番どおりに、それだけを見せてくれていたようだ。
習い覚える側としても、自分が見たい部分だけを見せてもらえるのは、
シンプルで、楽だ。
おじさん、教え慣れているのだろうな。



今日8月29日も、錦糸町河内音頭は開催される。
東京では盆踊りを生演奏で踊れるところはあまり無い。
ましてや河内音頭だ。
お好きな方はお出かけあそばされ~


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