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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ウシガエル来る

2023年06月30日 | イキモノタチ

10日ほど前のこと。

日が傾いてきた頃、庭の池のほうから、
「ぐー、ぐー、ぐー」という鳴き声が聞こえてきた。

ウシガエルにしちゃ声が小さいし短いしくぐもっているけれど、
どうもやっぱりウシガエルではないだろうか。



なぜウチにウシガエルがいるのか?
誰ぞ投げ込んだか?
それとも、這って来たのか?

確かに、最寄りの川にウシガエルは生息している。
夏の夕方には、数十メートルおきに、声がする。
「んもーー!、んもーー!、んもーー!」
と、けっこう大きい声がよく通る。

けれど、1㎞くらい離れている。
我が家とその川の間には、まあ緑や小川は多い。
ウシガエルは棲み慣れた場所から1㎞も移動するものだろうか。



ウシガエルは1920年頃、食用のために日本に輸入された。
しかし、蛙を食うということが根付かなかった。
養殖場から出たウシガエルは野生化してしまった。

ウシガエルの餌として移入されたアメリカザリガニと並んで、
特定外来生物に指定されている。
つまり、飼養・保管・運搬・放出・輸入などが規制されている。

だから、
飼ってはいけない。

ウチの池にいてはいけないのだ。
だからって、
放り出してもいけない。
どこかへ運んでもいけない。

じゃあどうすりゃいいの、と、とりあえず保管してもいけない。

残るは、
お命を頂戴するしかない。



ご近所幼馴染同級生四天王にLINEしてみたところ、
「3㎞くらい歩くってよ」という話が出た。
ゲゲ。
じゃあ1㎞なんて余裕じゃないか。

デカくなる。
15cm前後だという。
成蛙を見たことが無い。(と思っている)
オタマジャクシは公園の池で見たことが有る。ほんとにデカい。



川べりで聞き慣れた鳴き声とちょっと違う。
しかし、
TV番組の「探偵ナイトスクープ」で、
猫のような声で鳴くウシガエルが紹介されたという。
https://www.youtube.com/watch?v=Snk9AXlLdHo

これじゃ、ウシでもカエルでもなくってネコじゃないか。

実は、いろいろな鳴き声をするようだ。
威嚇でもあるらしい。
うえぁぁ~~ぃ
https://youtu.be/S21VmiEEPuU?t=266

もっと思いがけない声も出す。
ぺrrrrrrrrrrrr
https://www.youtube.com/watch?v=LnpZCv6Sx9o&t=282s

こんな音をアラーム音に設定しておいたら
一発で目が覚めるんじゃないだろうか。



そもそも食用として移入された蛙なのだ。
身は旨いはずだ。



蚊なんかブッ叩いて潰せるのだけれど、
体重500gも有る蛙を捌くことができるだろうか。

中学生だか高校生だかの時、生物の授業で
アフリカツメガエルの解剖をした。
できるだろうと思っていたが、最初の作業ができなかった。
抵抗するカエルをしっかり掴んでおいて、
口の端に鋏を入れるのだ。
6人1班で一匹のカエルを解剖する。
結局、隣の席の子が鋏を入れてくれた。

解剖ができなくて、食べるために捌くことができるだろうか。
以前、釣りをおぼえれば食うに困らないと考えて試みたが、
釣った魚を捌くのさえちょっとイヤだった。
普段、魚も鶏も獣の肉も食うのに、
自分で屠殺できないとは、なんともなさけない。
へたれ都会人のくされ消費者だ。

指導を仰ごう。
https://www.outdoorfoodgathering.jp/meat/ushigrenouille/

体重が500gと大きくても、
肉として食べられるのは足くらいのものらしい。
人間の両脚は体重の約30%だという。
蛙ならもっとだろう。
だとすると、一匹でも可食部は150gは取れるのかもしれない。
一食分にはなるなあ。

はぁ・・・やるか・・・


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