[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
夜9時半過ぎ、帰宅した。
玄関を入ったところには、ネットショップから届いた大きな段ボール箱が3つも重なっている。
ペットシーツだの、リハビリパンツだの、作業手袋だの、嵩張る物ばかりだ。
母はまだ起きていて、食卓のわきに立って何かしている。
まずは犬のトイレ掃除だ。
上手にペットシーツの上にたっぷりオシッコがしてあり、
更にその上にウンチもしてある。上手上手。
自分のしたウンチを一回踏んでしまったらしい。下手糞。
片付けているうちに、私に気付いて犬が起き出して来る。
ありがとね、でもちょっと待ってね。
目が覚めたら尿意便意が有るはずだ。
ペットシーツを片付けた状態のトイレに飼い犬ジーロ14歳はチョコチョコと入って行く。
ああ、待って…
待ってくれた。
引き返してきた。
私は掃除とペットシーツの交換を終え、ウンチを人間のトイレに流しに行く。
トイレは、母が使って流しきれていない何かが有る。
犬の糞を流して、それから便器と床を掃除する。
どうすると便器の蓋に便が付くのだろう、あ、そうか、手に付いているからか、
あっと思って手すりから手を離し、やっぱりかと手すりを拭き掃除する。
ジーロくんちょっとウンチ緩いな、明日の朝は薬を飲ませるか。
さて、段ボール箱を開けるか、と、
玄関わきの部屋へ行くと、部屋の中ほどに敷いたバスマットの上に、
ウンチが3つしてある。
さっきは無かったし。におっているし。
なるほど、私がトイレ掃除しているから、
遠慮してこっちに来て排便したのですな。
こちらの部屋でもオシッコウンチして良い、という感覚を身に付けて欲しいと思っていたところなので、
都合良い。ということに今はしておく。
3つのウンチをトイレットペーパーで拾って、トイレに流しに行こうとすると、
部屋の出口のマットにも、ちょびっとビチグソが有る。
さっきは無かったし。ゆるいし。
続きが出たのですね。
といった合間に、石油ストーブのタンクに灯油を汲んで、ストーブを点け直し、
そして、ひととおり掃除が済んで居間に戻ると、母はベッドに入っている。
頭に保冷剤を置いて、冷やしているようだ。
なにごとだろう。
熱でも有るのだろうか。
来週からショートステイだし、今は風邪を引いて欲しくない。
※
写真は、もう数ヶ月前のテーブルクロスだ。
当時は食卓の上は片付いている時間のほうが長かったが。
今は既に4週間、食卓の上は書類の山のままだ。
食卓の上で、たぶん買い物メモを書いたのだろう。
紙からはみ出て、テーブルクロスに文字が残っている。
左上から、「おとうふ おあげ 大好き」と読み取れる。
※
翌朝、介護士さんの来ている時に、母が私に言う。
「報告が遅れましたが、昨日の夕方4時頃、
食卓のわきで、床の物を拾おうとして、つんのめって転んでオデコを打ちました。
冷凍庫の、おいなりさん…おいなりさんで冷やした。」
すぐに冷やしたのは良いですね。
冷蔵庫に食材を入れてあるのを母が見つけると、火を使って料理をして
えらいことになるので、私はなるべく食材を見つからないようにしている。
冷凍庫のメインの引き出しを引いても出てこない、
浅い引き出しのほうに、保冷剤や氷枕をいくつか入れ、
その更に奥に隠すように、お揚げやユズを冷凍してある。
「おいなりさん…」と言ったのはお揚げのことだとピンと来た。
手前に保冷剤が有りますよ…。
母は、保冷剤を自分で巾着に入れて使う。そのまま冷凍しておいた。
「保冷剤が分からなかったから!」
いや別に責めてるわけじゃないから。
※
午前9時。訪問リハビリの先生が来ている時に、母は私に聞く。
「頭のここを打つと、何に気を付ければいいの?」
それは先生に聞いてください…。
知識が有るものだから、うっかり教えてきたのがいけなかった。
プロに来てもらっているのに、私に頼る癖が有る。
ご家族のご負担を減らすために、毎日のように入れ替わりでいろいろなプロが来るのですよー。
※
転んで頭を打った時に気を付けるべきこと代表格は、硬膜下血腫だ。
脳みそは、お鍋に入ったお豆腐のような物だ。
こっちをぶつけると、衝撃で反対側に損傷が起きたりする。
オデコをぶつけたのに、後頭部に損傷が起きて、視覚が障害されたりする。
といったマジメな話はさておき。
お揚げで冷やしたおかげか、朝には「もう痛くない」と言っている。
次は豆腐の角に頭を打つかもな。
夜9時半過ぎ、帰宅した。
玄関を入ったところには、ネットショップから届いた大きな段ボール箱が3つも重なっている。
ペットシーツだの、リハビリパンツだの、作業手袋だの、嵩張る物ばかりだ。
母はまだ起きていて、食卓のわきに立って何かしている。
まずは犬のトイレ掃除だ。
上手にペットシーツの上にたっぷりオシッコがしてあり、
更にその上にウンチもしてある。上手上手。
自分のしたウンチを一回踏んでしまったらしい。下手糞。
片付けているうちに、私に気付いて犬が起き出して来る。
ありがとね、でもちょっと待ってね。
目が覚めたら尿意便意が有るはずだ。
ペットシーツを片付けた状態のトイレに飼い犬ジーロ14歳はチョコチョコと入って行く。
ああ、待って…
待ってくれた。
引き返してきた。
私は掃除とペットシーツの交換を終え、ウンチを人間のトイレに流しに行く。
トイレは、母が使って流しきれていない何かが有る。
犬の糞を流して、それから便器と床を掃除する。
どうすると便器の蓋に便が付くのだろう、あ、そうか、手に付いているからか、
あっと思って手すりから手を離し、やっぱりかと手すりを拭き掃除する。
ジーロくんちょっとウンチ緩いな、明日の朝は薬を飲ませるか。
さて、段ボール箱を開けるか、と、
玄関わきの部屋へ行くと、部屋の中ほどに敷いたバスマットの上に、
ウンチが3つしてある。
さっきは無かったし。におっているし。
なるほど、私がトイレ掃除しているから、
遠慮してこっちに来て排便したのですな。
こちらの部屋でもオシッコウンチして良い、という感覚を身に付けて欲しいと思っていたところなので、
都合良い。ということに今はしておく。
3つのウンチをトイレットペーパーで拾って、トイレに流しに行こうとすると、
部屋の出口のマットにも、ちょびっとビチグソが有る。
さっきは無かったし。ゆるいし。
続きが出たのですね。
といった合間に、石油ストーブのタンクに灯油を汲んで、ストーブを点け直し、
そして、ひととおり掃除が済んで居間に戻ると、母はベッドに入っている。
頭に保冷剤を置いて、冷やしているようだ。
なにごとだろう。
熱でも有るのだろうか。
来週からショートステイだし、今は風邪を引いて欲しくない。
※
写真は、もう数ヶ月前のテーブルクロスだ。
当時は食卓の上は片付いている時間のほうが長かったが。
今は既に4週間、食卓の上は書類の山のままだ。
食卓の上で、たぶん買い物メモを書いたのだろう。
紙からはみ出て、テーブルクロスに文字が残っている。
左上から、「おとうふ おあげ 大好き」と読み取れる。
※
翌朝、介護士さんの来ている時に、母が私に言う。
「報告が遅れましたが、昨日の夕方4時頃、
食卓のわきで、床の物を拾おうとして、つんのめって転んでオデコを打ちました。
冷凍庫の、おいなりさん…おいなりさんで冷やした。」
すぐに冷やしたのは良いですね。
冷蔵庫に食材を入れてあるのを母が見つけると、火を使って料理をして
えらいことになるので、私はなるべく食材を見つからないようにしている。
冷凍庫のメインの引き出しを引いても出てこない、
浅い引き出しのほうに、保冷剤や氷枕をいくつか入れ、
その更に奥に隠すように、お揚げやユズを冷凍してある。
「おいなりさん…」と言ったのはお揚げのことだとピンと来た。
手前に保冷剤が有りますよ…。
母は、保冷剤を自分で巾着に入れて使う。そのまま冷凍しておいた。
「保冷剤が分からなかったから!」
いや別に責めてるわけじゃないから。
※
午前9時。訪問リハビリの先生が来ている時に、母は私に聞く。
「頭のここを打つと、何に気を付ければいいの?」
それは先生に聞いてください…。
知識が有るものだから、うっかり教えてきたのがいけなかった。
プロに来てもらっているのに、私に頼る癖が有る。
ご家族のご負担を減らすために、毎日のように入れ替わりでいろいろなプロが来るのですよー。
※
転んで頭を打った時に気を付けるべきこと代表格は、硬膜下血腫だ。
脳みそは、お鍋に入ったお豆腐のような物だ。
こっちをぶつけると、衝撃で反対側に損傷が起きたりする。
オデコをぶつけたのに、後頭部に損傷が起きて、視覚が障害されたりする。
といったマジメな話はさておき。
お揚げで冷やしたおかげか、朝には「もう痛くない」と言っている。
次は豆腐の角に頭を打つかもな。
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