サンスクリットを独習し始めたのがちょうど4年ほど前。
教科書選びから何から暗中模索で、最初の数ヶ月はかなり困った。
最初は菅沼晃著『新・サンスクリットの基礎(上下)』を使って勉強を始めた。
しかし、なんのこっちゃかさっぱりわけがわからない。
そのうち、インターネットでMedhā Michikaさんという人を見つける。
アメリカでシステムエンジニアをしていた日本人だが、
今はインドでヴェーダなどの先生をしているという。どんな人生だ!
この先生の著書や、you tubeチャンネルにだいぶ助けられた。
サンスクリットを書くための文字、デーヴァナーガリーにも慣れた。
行き詰った頃、どこかで講座をやっていないものかと、
インターネットで探しまくった。
ヨーガ教室が、チャンティングの教室もやっている、なんてのがいくつも見つかる。
しかしそれは、文法を学ぶためのものではないし、いちいち高価だ。
なんとなく、意識高い系の単身女性みたいな層が狙いか、などと想像する。
そんな中、東京大学仏教青年会というところの講座が見付かった。
新年度からの講座の申し込みにちょうど間に合う。
安い。ありがたい。
隔週で年間20回。適度だ。
さらに、平岡昇修というお坊さんの作った『サンスクリットトレーニング』(全3巻)を知った。
1巻に半年くらいかかったんだったっけか。
2巻は1年くらいだったっけか。
『トレーニング』で学習を進め、仏青の講座で確認する。という形で1年間進んだ。
3巻はその倍くらいの厚さが有る。おののいた。
それでも取り組んだ。
3巻の細かい文法を学びながら、
いくつかの読み物も読んでみた。
ちょっと読めるようになっているのが、嬉しい楽しい。
そのうち、仏青(ブッセイ:東京大学仏教青年会)の
「インドの古典を読む会」で『ヨーガ・スートラ』を取り上げる講座が開かれると知った。
月に1回で3回ものだという。ものすげえスピードで読むのだな。
インターネットで探すと、インドの古典をうじゃうじゃアップしてあるサイトが見つかった。
以前、中国の医学の古典を勉強した時にも思ったが、
古典の勉強は、今や、資料が手に入りやすい時代になって、学びやすいジャンルになった。
なんせ著作権の問題なんか無いから無料で助かる。
原典に当たり、やっぱり分からなくて訳書も結局は買ったが、
合わせて予習して講座に臨んだ。
翌年は『バガヴァッド・ギータ―』3回講座に参加した。
先生が「来年またこの時期になんかやりたいと思います。」と言った。
秋の楽しみができた。
しかし、今年の3月くらいから、母の介護のことや、新型コロナ流行の影響で、
学習が滞るようになってしまった。
※
サンスクリットをほったらかして半年経ってしまった。
去年、先生の言った言葉を思い出した。
仏青のサイトを開いてみた。
すると、今年は新型コロナの影響で、いくつもの講座が開催中止となっていた。
な、の、に。
あの先生の3回講座は、8月に行われていた。あのやろー
オンラインで開催されたようだ。
なるほど。
そして、11月以降はオンライン講座がいくつかスタートするということだった。
さては、それにさきがけて8月にテスト的に開催したんじゃないか。(憶測
受講したかったなあ。
しかし、会費を納めていなかったからお知らせが来なかったのである。自業自得ってやつよ。
※
その先生が、『ヴァーキヤ・ヴリッティ』を読む講座を開くという。
さらに、『サンスクリット中級講座』も始まるという。
今まで仏青には、サンスクリット初級講座と上級講座は有った。
初級は一年かけて文法の概要を学ぶが、サンスクリットの文法はそんなもんじゃおさまらない。
一方、上級講座はというと、小さな部屋で大先生を囲んで10人足らずの人が
テキストを輪読して訳していく、という大学っぽい雰囲気のもので
私のような浅学の者にとっては非常~~~におっかない。
そこへもってきて、「オンライン」で「中級」だって。
いろいろ救われる。
※
その日が申し込みの締め切り日だという。
ラッキー!
ただし、その日までに年会費の納入をすること、という。
ええっ!
仏青はですね、古い組織というか組織の中の人が古いといいますか。
普段の講座のお知らせなんかも、葉書でくる。
メールじゃないのよ、葉書なのよ。
たぶん、会員に「メールでは受け取れない」世代がまだうようよいるのだろう。
ですから、年会費の納入も、こちらから「振込用紙を送ってください」と連絡して、
封書が届いて、それを持って郵便局へ行く。のである。
うひー。口座番号さえ教えてくれりゃあダイレクトで即日送金するのにさ。
振込用紙を送ってくれるか、遅れての納入になるけれども受講できるか、
聞こうと思って事務局へ電話するが、出ない。
今年は新型コロナ対策として、週に2日くらいしか開局していないのだ。
締切日に開局しないって何?
っていうか払込の締切日が土曜日って何?
いろいろと事務局に疑問を抱く。
しかし、これはつまりそんだけユルイってことである。
受講したいのでオンラインの申し込みはしたけれど、会費の納入がこういうわけでできていません、
用紙を送っていただけないか、というメールをひとまず送信する。
すると、次の開局日のなぜか翌日になって、返信が来た。
そして、翌日には振込用紙が封書で届いた。
後日、オンライン講座の資料がメールで届いた。
ほッ
※
そんなわけで、サンスクリットの学習を再開することができた。
半年サボっていたので、かなり記憶が抜けてしまっている。
復習しなければ。
つづく
教科書選びから何から暗中模索で、最初の数ヶ月はかなり困った。
最初は菅沼晃著『新・サンスクリットの基礎(上下)』を使って勉強を始めた。
しかし、なんのこっちゃかさっぱりわけがわからない。
そのうち、インターネットでMedhā Michikaさんという人を見つける。
アメリカでシステムエンジニアをしていた日本人だが、
今はインドでヴェーダなどの先生をしているという。どんな人生だ!
この先生の著書や、you tubeチャンネルにだいぶ助けられた。
サンスクリットを書くための文字、デーヴァナーガリーにも慣れた。
行き詰った頃、どこかで講座をやっていないものかと、
インターネットで探しまくった。
ヨーガ教室が、チャンティングの教室もやっている、なんてのがいくつも見つかる。
しかしそれは、文法を学ぶためのものではないし、いちいち高価だ。
なんとなく、意識高い系の単身女性みたいな層が狙いか、などと想像する。
そんな中、東京大学仏教青年会というところの講座が見付かった。
新年度からの講座の申し込みにちょうど間に合う。
安い。ありがたい。
隔週で年間20回。適度だ。
さらに、平岡昇修というお坊さんの作った『サンスクリットトレーニング』(全3巻)を知った。
1巻に半年くらいかかったんだったっけか。
2巻は1年くらいだったっけか。
『トレーニング』で学習を進め、仏青の講座で確認する。という形で1年間進んだ。
3巻はその倍くらいの厚さが有る。おののいた。
それでも取り組んだ。
3巻の細かい文法を学びながら、
いくつかの読み物も読んでみた。
ちょっと読めるようになっているのが、嬉しい楽しい。
そのうち、仏青(ブッセイ:東京大学仏教青年会)の
「インドの古典を読む会」で『ヨーガ・スートラ』を取り上げる講座が開かれると知った。
月に1回で3回ものだという。ものすげえスピードで読むのだな。
インターネットで探すと、インドの古典をうじゃうじゃアップしてあるサイトが見つかった。
以前、中国の医学の古典を勉強した時にも思ったが、
古典の勉強は、今や、資料が手に入りやすい時代になって、学びやすいジャンルになった。
なんせ著作権の問題なんか無いから無料で助かる。
原典に当たり、やっぱり分からなくて訳書も結局は買ったが、
合わせて予習して講座に臨んだ。
翌年は『バガヴァッド・ギータ―』3回講座に参加した。
先生が「来年またこの時期になんかやりたいと思います。」と言った。
秋の楽しみができた。
しかし、今年の3月くらいから、母の介護のことや、新型コロナ流行の影響で、
学習が滞るようになってしまった。
※
サンスクリットをほったらかして半年経ってしまった。
去年、先生の言った言葉を思い出した。
仏青のサイトを開いてみた。
すると、今年は新型コロナの影響で、いくつもの講座が開催中止となっていた。
な、の、に。
あの先生の3回講座は、8月に行われていた。あのやろー
オンラインで開催されたようだ。
なるほど。
そして、11月以降はオンライン講座がいくつかスタートするということだった。
さては、それにさきがけて8月にテスト的に開催したんじゃないか。(憶測
受講したかったなあ。
しかし、会費を納めていなかったからお知らせが来なかったのである。自業自得ってやつよ。
※
その先生が、『ヴァーキヤ・ヴリッティ』を読む講座を開くという。
さらに、『サンスクリット中級講座』も始まるという。
今まで仏青には、サンスクリット初級講座と上級講座は有った。
初級は一年かけて文法の概要を学ぶが、サンスクリットの文法はそんなもんじゃおさまらない。
一方、上級講座はというと、小さな部屋で大先生を囲んで10人足らずの人が
テキストを輪読して訳していく、という大学っぽい雰囲気のもので
私のような浅学の者にとっては非常~~~におっかない。
そこへもってきて、「オンライン」で「中級」だって。
いろいろ救われる。
※
その日が申し込みの締め切り日だという。
ラッキー!
ただし、その日までに年会費の納入をすること、という。
ええっ!
仏青はですね、古い組織というか組織の中の人が古いといいますか。
普段の講座のお知らせなんかも、葉書でくる。
メールじゃないのよ、葉書なのよ。
たぶん、会員に「メールでは受け取れない」世代がまだうようよいるのだろう。
ですから、年会費の納入も、こちらから「振込用紙を送ってください」と連絡して、
封書が届いて、それを持って郵便局へ行く。のである。
うひー。口座番号さえ教えてくれりゃあダイレクトで即日送金するのにさ。
振込用紙を送ってくれるか、遅れての納入になるけれども受講できるか、
聞こうと思って事務局へ電話するが、出ない。
今年は新型コロナ対策として、週に2日くらいしか開局していないのだ。
締切日に開局しないって何?
っていうか払込の締切日が土曜日って何?
いろいろと事務局に疑問を抱く。
しかし、これはつまりそんだけユルイってことである。
受講したいのでオンラインの申し込みはしたけれど、会費の納入がこういうわけでできていません、
用紙を送っていただけないか、というメールをひとまず送信する。
すると、次の開局日のなぜか翌日になって、返信が来た。
そして、翌日には振込用紙が封書で届いた。
後日、オンライン講座の資料がメールで届いた。
ほッ
※
そんなわけで、サンスクリットの学習を再開することができた。
半年サボっていたので、かなり記憶が抜けてしまっている。
復習しなければ。
つづく
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