犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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うつ的あるある からだ篇の自律神経

2015年10月08日 | からだ
[あらすじ] 精神的課題から、精神的症状ではなく身体的症状が出る。


胃潰瘍なんて、ストレス病の代表格だ。
が、私は「ナニナニの原因はストレスです」というヤツが大嫌いだ。
そんなこと、言うまでもないから、というのが理由のひとつ。
ストレスが有ったって必ずそこに症状が出るわけでなく、他の条件も
ひとそれぞれに有る、ということも理由のひとつ。
あと、そもそも何かのできごとをストレスとして受け取っているのは
自分自身の側の問題だ、というのが大きな理由のひとつ。

ストレスと呼んでしまっているけれど、それはストレスの原因であって、
ストレスそのものは自分が起こしているものだ。
ストレスの原因になるもののことを、ストレッサーと呼ぶ。
独断上司だの、果てしない介護だの、貧乏だのは、ストレスではなく
ストレッサーだ。



・自律神経失調

これも嫌いな言葉でね。
大体の病気のできかたをたどると、自律神経の失調がもとにある、
というのが理由のひとつだ。
病名を付けるでもない、なにかの症候群だったりすると、
自律神経失調症と呼ぶ。

自律神経は、我ら人類つまり哺乳類つまり恒温動物の恒常性の維持をつかさどっている。
体温や心拍や呼吸といった、意志で動かすもんじゃない基礎的な
身体の働きを、持ち主の知らぬ間に維持してくれている。
汗が引くのも、寒い中でも凍えずにいられるのも、ドキドキハアハアが落ち着くのも、
みんな自律神経のおかげだ。

これが、ストレスで病む。
そこの仕組みはさておき、私が経験したのはこんな具合だった。

朝、目が覚めてまだ横になっている状態のままで、ドキドキと強く速く
心臓が拍動している。
脈を数えてみると、1分90拍ほどある。
軽く走った後かというくらいだ。
一拍一拍も、強い。
血圧計を持っていなかったが、測れば高かったのかもしれない。

体温も高い。
朝から37℃ある。
通常、体温は朝のうちは低い。夕方には37℃くらいになる。
夕方測ってそのくらいなら別に気にすることは無い。
が、寝起きからあって、一日中ある。

これが、一年半続いた。
二十歳過ぎくらいの頃だったと思う。

面白いことに、毎年2度3度は風邪を引く私が、
この一年半の間は風邪知らずだった。
体温の設定はちょいとオカシかったが、それは免疫系にとっては
働きを高めることになっていたのだろうか。
上がりっぱなしも疲れそうだが。


つづく

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