酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

ヒエの収穫(1)

2006年07月29日 | 畑で作業

 いよいよ梅雨が明けそうだ。明日からヒエの刈り取り開始といきたいね。

いい感じで出穂した。雨の影響でかなり倒れたが、持ち直したかな。

でも所々色が薄かったり、出穂してなかったり(画像中央やや奥)。今年基盤整備の終わった畑だから、どうしても肥料っ気の無い所がでる。雨も多かったし、期待したほど収量はでないかな。

 ウチもいよいよこのヒエの収穫から忙しくなる

ヒエ → デントコーン(共同)8/10から → エン麦播種(8月下旬~9月上旬) → 稲わら集め(9月上旬)

 → 飼料稲の収穫(9月下旬) → イタリアン播種(案) → 共進会(10月24日) と続く・・・

しかも全道(9月下旬)見に行こうとか、エキスポ(アメリカ、10月上旬)見に行こうとか言ってるし・・・ 

 ブログ更新する意欲残ってるかな・・・


7月下旬の乳質

2006年07月29日 | 乳質

7月下旬の乳質がとときました。

 サンプル採取日 7月26日

脂肪 3.90%  無脂固形 8.60%  蛋白 3.25%

体細胞 14.5万  細菌数 3万以下

 予想以上によくなった。ということは、治療しているウシが相当足を引っぱっていたということ…。

 治療でなんとか廃用は免れたが、3本に。また3本乳が増えた…手間がかかるな、ハァ~

 


ブロック会議06-7 その3

2006年07月28日 | 地域交流

 それではブロック会議で交わされた話の内容について

1.O157と保険について

 交牧連の皆さんのところにはFAXがいっているかと思いますが、秋田のイベントでのふれあい体験に伴うO157の集団感染および2次感染が問題となっています。

 また残念ながら、交牧連加盟牧場からもO157による感染事例がありました。

 しかしながら、交牧連の保険(施設賠償と生産物賠償)では、(太字の部分に)現在対応できていません。

 ご存じのとおり、O157はウシのやく1%が感染していると言われています。ですから人事ではありません。

 保険会社との折衝、よろしくお願いしますよ!(って誰に呼びかけ?)。

 

2.わくわくモーモーの これまでと これから

 「わくわくモーモースクール」は、現在、関東ブロックの恒例行事となっています。

しかし昨年は全共やらかにやらで、計5回 +NHK。これは頑張りすぎたのでは?と反省。

加えてこれからは、各県ごとにも開催されそうな情勢。なのでこれからは、回数は2回、そしてより内容を充実させていこうということになりました。

 ですので皆さん、ぜひご参加ください。このブログを見て、興味が出た方は、コメント、メール等をいただければ、ご連絡させていただきます。

 また「いっしょならがんばれる」もご覧下さい。

 

それから、わくわくの一部有料化についても話し合われました。牛乳の無料配布もそうですが、無料でいいのか?ということです。

 この件については、現在の消費の減少と他の飲料、食品会社の食育がらみの宣伝に対抗する意味も込めて、無料でということになりました。

 お金をいただいて授業をするには、一人一人にかけられる時間は極僅かです。じっくりと取り組むような体験は、各牧場に足を運んでもらう、とした方がより効果的でしょう。

 

 前述したように、これからは各県ごとにできる推進委員会で、わくわくを開催する予定です。より地域に密着した形で、近隣の農家が参加して行えるようになるのがベストなんですが。

 ですが茨城県のように交牧連の牧場が2軒、酪農教育ファーム認証牧場が1軒では、負担が大きくなりますし、質も落ちてしまいます。

 そのため、他の県からの応援や、指導等についても話しました(というか自分が泣きつきましたo(><)o ヤバイです)

 年2回のわくわくで研修する案など善処して頂きたいと思います。

 

 

  追記

 終わり際にボソッと、会費を5000円(保険抜き)で加入できるように出来ないかな?との発言が。いいアイディアだと思いました。地域と酪農家、は元より、酪農家と酪農家の交流もこの会の目的ですから。

 

 「いくら出したらウシ連れてきてくれるんですか?」という、チョット困った勧誘もあったそうです。いただきますの件じゃあないですが、お金さえ払えば・・・というのも考え物です。

編集後記

 記事がだいぶ遅くなってしまいました。誤字脱字、長文、、失礼します。


7月中旬の乳質

2006年07月26日 | 乳質

 すっかり遅くなってしまいましたが

7月中旬の乳質がとときました。

 サンプル採取日 7月18日

脂肪 3.91%  無脂固形 8.52%  蛋白 3.19%

体細胞 24.0万  細菌数 3万以下 

 なんとか30万以下に回復。一頭さらに治療できたので、次回はもっと下がるはず。

しかしこの治療牛、直りが悪い…廃用の香りが…いやいや、気合 気合。


ブロック会議06-7 その2

2006年07月24日 | 地域交流

 続いては、理事の変更の確認。

 昨年度の活動内容、予算の確認。

 旅費の支給の仕方が振込みに変更になった事など

 

 そして今年のこれからの活動について

Open Farm Dayについて

 開催日は8月8日 夏休みだからいいのでは?とのこと。何か語呂があったらしいのだが、恥ずかしすぎるとの事で教えてもらえなかった。

全国研修会の開催について

 今年は神戸で11月7日~8日に行われる。オプションツアーもあります。

わくわくモーモースクール

 12月5日 武蔵野市立小学校(たぶん第一)

NHKイベント「ふるさとの食、日本の食」参加について

 日時は、これからとのこと。3月21日が水曜日なので、2日間の開催の可能性が高い。3日間は厳しいから、よかった。

 

 で、この わくわく NHK 各県単位の酪農教育ファーム推進会議について白熱した議論が交わされました。

 つづく・・・もう遅いから寝ます。


ブロック会議06-7 その1

2006年07月23日 | 地域交流

 ブロック会議の内容について

 まずは関東生乳販連の林常務から生乳需給の近況、乳価についてのお話がありました。

詳しい話は、全酪新報にもありましたが、簡単に

 牛乳消費の減少が大きく加工向けが大幅増
          ↓
 販売不可能乳=全脂粉乳が発生


 メーカーが年間購入量を大肌減で要求
          ↓
 一部を輸入品と置き換えるも1万トンが浮いている(行き場が無い)状態


 大手の乳価の引き下げ(2円)要求
          +
 低価格の加工向けの増加
         ↓
 プール乳価の1円~2円程度の引き下げ

 輸入乾草からの農薬の検出
         ↓
 購入農家の生乳および家畜の出荷停止(は出来る?) 

というような報告がありました。とにかく減産は必至。状況は↓↓↓↓の模様です。ハァ~。


ブロック会議へ行く

2006年07月22日 | 地域交流

 昨日はブロック会議で代々木にある酪農会館に初めて行って来ました。代々木の駅前は道が細くて入り組んでいて、迷子になりそうになりました。酪農会館は看板もないし。

 以下は行きの行程

駐車場に車を止めて

TX守谷駅から秋葉原まで

(写真右上から中段左端へ)

秋葉原で東毛酪農のみんなの牛乳(ノンホモ)を゛振らずに″飲んで(クリームが甘かった)

(美味しそうに飲む通りすがりのおじさんの図)

総武線で代々木へ。そして駅前からチョット入ったところの

 酪農会館。看板はちっちゃいし、外からは牛乳を売ろうという意思が感じられない。デッカイ ニュウ とか消費拡大の垂れ幕くらいあってもよさそうなんだけど、あるのは自販機くらい。もっと宣伝しましょうよ。

 ちなみに会議は地下で行われました。昔は金があったんだなぁ~、と思わせるゴーカな作りの部屋でした。

 で会議にはお決まりの

お茶と牛乳。

 会議の内容はまた後でアップします。濃すぎて大変(汗)


結城の酪農家が見学に来ました

2006年07月20日 | 地域交流

 10時過ぎくらいに来て、30分程度で帰ってしまったんですが、結城の酪農家の方々が見学に来ました。

 メインは飼料稲についてだったんですが、今飼料稲は給与していません。在庫無しです。一応普及所の人には言ったんだけどね。

 結城の方々は、後継者のいない人がほとんどだそうで、これからは和牛も経営に取り入れようと考えているとのコト。なので近所の一環経営の和牛やさんも視察するといってました。飼料稲は繁殖和牛の餌としてはもってこいですからね。

 


牛群審査

2006年07月19日 | うちの牛たち

 「牛群審査」 年2回ある。自分にとっては、仕事の評価をしてもらえる大事な機会。だから就農以来欠かさず受けている。

まあこのブログの自己紹介にあるように「エクセレントで10万キロ」を達成するためにも必要な事。

審査結果がいいも悪いも日々の仕事の結果。活かすも無駄にするのも自分次第。酪農家なら誰しもが受けてもらいたい。ウシは記憶だけで無く、記録にも残しておいてもらいたいから。

 牛群審査の目的等はホル協で。

 

では本日の結果

 リー(5歳 4産) 87点 (×アスター×マット チーフ)

 リー(4歳 2産) 86点 (×チャールズ×メルリン)

 アウトサイド(3歳 2産) 83点 (×アスター×マット チーフ)上のリーとは、別ファミリー

 アウトサイド(2歳 初産) 82点 (×サベージ×ダニエル)

 ジェットソン(2歳 初産) 80点 (×エアローン×バーマ)

以上5頭です。受けれるウシが今回はこれしかいなかったので。

 これでまたホルマガに名前が載るな。11月号くらいだろうか。興味のある方は探してみてください。 


雨にウンザリ

2006年07月19日 | 畑で作業

 フーッ、雨だね・・・なんとかならんかね、まったく。

こないだ起こした田んぼは、いつでも代掻きOKです状態。どうにもならん。

ホントにもうこんな日に限って、牛群審査だ。ウシどうやって洗おうかな。


やっと生まれた

2006年07月19日 | うちの牛たち

 予定日より10日遅れで生まれたF1♂(北湖2)。F1、というか和牛は、妊娠期間がホルスタインより5日長い。さらに♂だと予定日より遅れる傾向がある。

 だから、予定日に生まれるかどうかで酪農家は一喜一憂する。ホルスなら予定日でメスの方がいいし、F1なら送れてオスのほうがいい。

 何せ今は、F1♂なら一月育てて20万は下らない。燃料代と乾草代が高くついていて、乳価も下がり気味の中にあって、これだけが高値で推移している。が、牛肉輸入再開で弱含みに。

 この雨で、きっと牛乳の消費は低下するだろう。へたすると販売不可能乳発生で全粉乳が届くかも・・・って、また届くらしいけどね。


バナナ・オレの旅

2006年07月17日 | 買出し

 夕飯の後、本を買いに雨の中出かけた。本を買い、久々に近くのゲーセンに立ち寄る。

ゾイドがあったのでやってみたが、まったく対応できず。バーチャロンならいけるんだけど・・・

小腹が空いたのでなんか買って、・・・そうだバナナ・オレ!

ということでバナナ・オレの旅が始まった・・・

 

 1軒目、ファミマ・・・無い、バナナのバの字も無い。

 2軒目、ミニストップ・・・バナじゃなかった、イチゴ・オレだ。

一応果汁入り、しかもビン。ダイドーもやるね。ただ味は薄かった・・・120円だったし・・・

 

3軒目、セブン。あったバナナ・オレ?!じゃない、豆乳だ!そしてもうひとつは、

チョット高級なバナナ・オレ・・・これじゃあないんだよなぁ、残念ながら。

 

 しかたない、自販機に買いに行くか・・・実はウチの近くにはバナナ・オレを売ってる自販機があるのだが、どうせならなんか他にも買おうと思ってコンビニに行ったのだが・・・全部不発とは・・・

う~ん、写真にとると自販機かなんだか良く分からんな。

 

は~、やっと手に入った。

まさかバナナ・オレを買うのに50分もかかるとは・・・美味しいからよかったけど(笑)


暑い日にはこれ

2006年07月16日 | 牛舎でお仕事

 ホントもう蒸し暑い日が続きますね。ウシたちにも夏バテしたものが出始めました。そんな時、ウチではこれ、

 

 シャワーです。チョットというかカナリ見辛いですが、上の散水ノズルから水が出ています。

こうして固定しておけば、20分ぐらい放って置いて作業が出来ます。今までは自分で持ってかけてやっていたのですが、さすがに何も出来なくなってしまいますので、固定しました。

ウシも慣れたもので、自分で動いてかかる位置を調整してくれます。で、もうういいや、となるとかからない位置に移動するわけです。あとは水を切って牛床へ。


削蹄

2006年07月16日 | 牛舎でお仕事

 昨日今日と、削蹄師さんが来た。ウチでは6月と10月、2月の3回削蹄師さんに来てもらっている。

年3回、全頭を削蹄するわけではなく、20頭ずつやってもらっている。今年は忙しかったのか、今月にずれ込んでしまった。蒸し暑い中、ご苦労様です。

 ちなみに6月と2月は、牛群審査のための削蹄。10月は共進会にあわせて行っている。

 削蹄師さんは、神奈川の方で業界でも名の知れた人だ。茨城にも削蹄と足の治療が専門の獣医さんがいるのだが、こちらは機械で一気に仕上げるため、微妙な分部の調整が、ホントに微妙なんだけど、気に入らないというか・・・

でも治療は信頼できる。おかげ様で何頭救っていただいた事か (^―^)。共済もきくしね。