酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

オキシトシン

2007年02月28日 | 牛舎でお仕事

 先日、後代検定の♀を出産した牛があまりにも渋いので、獣医さんにオキシトシンを処方してもらった。

そしたら親父が

「オキシトシンってなんだ?」

って聞いてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく固まった後、仕方が無いので説明してあげた。理解できたかは分からないが・・・

かなり驚いた(よけいな余白を使ってしまうほどに)

 

 あまりの出来事に、かえって冷静になってしまい、チョット考えた。

オキシトシンを知らなくても酪農家としてやっていけるんだ・・・

「搾乳手順を見直そう!」って言っても分かってもらえないよなぁ・・・・

オレは運がいいんだな・・・大学院まで行かせてもらったし・・・

よくこんな乳質保てるよなぁ・・・・

 

 

      結論

ウシたちよ、ありがとう (ToT)


後代検定の♀

2007年02月27日 | うちの牛たち

 昨日の夜、種が後代検定の雌が生まれた。種牛の名は

ロッキー プルシャン RF アロワン ケノービ ET

 オーマン × アーロン × ベルウッドの掛け合わせ。母系はニール フルートに繋がると思われる。

それにしてもセンスの無い名前だ (^_^;...

 ただまあ後代検定の材料牛が保留できるといいことも多い。

まずはなんといっても初産の体型審査料がタダになる!こと。同期牛が多い時にはとても助かる。

次は初産検定後に検定貢献料が入ること。検定料金のたしになる。

そして選抜をくぐり抜ければ、自慢できる!最新の種牛の子供がいるわけだから。

 

 反面・・・欠点は、どんな牛が生まれてくるかサッパリ分からない事・・・・特に乳房形状は付いてみないと分からない (-_-;)

 日本の種牛の欠点として、前乳房の付着と靭帯がともに弱いというのがある。この欠点は、統計上の調査によって長命性にマイナスである事が分かっているだけに、何とかして欲しい。

 自分が国産よりも輸入を優先的に使っている理由もその点にある。特にカナダの牛などは晩熟の牛が多い。3産、4産して本当に牛らしい牛になる。そして産を重ねても崩れない。だから長く牛舎で働いてくれる。

 それが国産だと、3産もすると飛節より乳房底面が落ちたりして、搾乳に支障が出たりする。

確かに乳量は出る。例え産次が少なくても利益が出ればいいなら、それでいいのかもしれないが・・・大量生産、大量消費にそこまで付き合いたくは無い。

 

 ただここにきて、非常に体型改良度の高い種牛が揃うようになってきた。何でいきなり?という感じではあるのだが、選択肢が増えたのは喜ばしい事だ。

 後はこの線形どおりの牛が生まれてくれることを祈る・・・

 さて、この子がいい種牛の子供として評価されるように頑張って育てますか。目指せ、ブルブック掲載!(笑)


2007年2月中旬の乳質

2007年02月23日 | 乳質

 今回は検査日が20日だった。チョットビックリ。

2007年2月上旬の乳質

乳脂肪率 4.13%  無脂固形分率 8.68%  乳蛋白質率 3.23%

体細胞数 9.5万  細菌数 3万以下

 

 今回は10万以下だった(*^ー゜)v 立ち上がりの悪かったウシたちの食欲も向上したせいか、乳脂肪も下がってきたし。でも出荷乳量は変わらない・・・まあ、そんなもんか。(^.^;...

 

 先日届いた「全酪新報」には

処理不可能乳防止対策で

春休み期間 3%出荷抑制(関東生乳販連)

とあった。

 去年のゴールデンウイークには、九州まで生乳を運んで全脂粉乳にした経緯があるが、今回は厳しそうだ。

 北海道、九州には早々と「受け入れる余裕は無いですよ」と言われてしまったようだし。この暖冬で、北海道の生産も堅調で推移しそうだし。

 ウチの組合は現在、生産枠の93%程しか搾っていないため、そんなに厳しくは制限されないと思うけど、全脂粉乳の割当はけっこうありそうだな・・・。

 平成20年4月からは、関東統一の新乳質基準で取引される事になっているのだが、余乳の発生状況によっては、半年くらい前倒しせざるをえないかもしれない。まあ茨城は昨秋の基準変更後、十分対応可能な状況にあるようだから、問題ないだろう。

 関東の乳質が向上し、製品の質が高まれば、北海道からの圧力もしのげるだろうし、需要も伸びるかもしれないし(っていうか伸びて欲しい)。

 

 まあ、まずは来月のNHKのイベントで酪農と牛乳の高感度アップに貢献してこよう(っていうか、いっしょに貢献しましょう!)


復習

2007年02月21日 | その他

 左が「NRC 2001年版 日本語訳」 

 右が「実践派のための乳牛栄養学  大場 真人 著」

いずれもデーリィ・ジャパンから購入。特に右の本は一読の価値ありです。この本で語られている基本的な考え方は、飼養形態に関わらず(ウシはウシですから)利用可能です。・・・・・・別にデーリィ・ジャパンの宣伝してるわけじゃあないんだけど、まともな本てあんまり売ってないからなぁ・・・

 それにしても、何年か前に一度読んでたはずなんだけど・・・・・・サッパリ頭に入ってない (^^;....

・・・・・・・

・・・・・

・・

あっ!思い出した!

 確かこれを読んで餌を替えたとき、飼料計算を頼んで

「スターチがギリギリ(目一杯)ですね」って言われたんだ。そうだ、そうだ!

それで、綿実を使い始めたんだ。( ゜゜)( 。。)( ゜゜)( 。。)うんうん

・・・って、その時点で本を読んだ意味が無いじゃないか!(汗)。いまあらためて振り返ってみると、しょうも無い決断をしてしまったわけだ。

 

 で、今度はその綿実を抜くのか (-_-;)・・・・・・

 

 バイパススターチでいくとして、綿実と単純に置き換えたんではエネルギーが足りないし・・・

それに応じた蛋白源も必要だし・・・、粗飼料(繊維)は十分あると思うけど・・・・う~~ん ( ̄Д ̄;)

分解速度を考慮できる飼料計算ソフトを持ってるところに頼むしかないか・・・

 でも正確にはやってみないとわからないって書いてあるしなぁ~。


別館をつくりました。

2007年02月19日 | パソコンでカタカタ

 Yahooにユーザー登録したら、Yahooのブログにコメントすると、このブログへのリンクを出せなくなってしまった。

コメントしっぱなしでは失礼なので別館を作りました。

内容はただのリンクです。「こちらへどうぞ」的な・・・

ついでにアバターなるものも作りました。まあまあ似てるかな。タダでも結構作れるもんですね。

それからブックマークに登録しました。

 


牛群審査の結果と考察

2007年02月18日 | うちの牛たち

 残念ながらエクセレントは次回に持越しです (-_-;)

ハイピンである事(外貌にマイナス、繁殖性にマイナス)

乳頭が太い事(機械搾乳に適さない)

鋭角性が不十分(このウシは特質の良さが一番の持ち味)

などの理由で、現状維持となりました。持ち味を発揮させきれなかった事が悔やまれます。まだまだ修行が足りません。

 

 それ以外の結果です。

 番号     父        母の父     点数  年齢(歳ー月)  産次数    

224    ミックス    アライアンス エース   86    9-7        6

241    ルドルフ     リンディ      86    7-4       5

258     リー      チャールズ     87    6-0        4

260    カリスマ      アパッチ      86    5-6        4  

267  インクワイヤー   アスター     86     5-0       3

ーーーーーーー以上がホルマガに掲載されますーーーーーーーーーーーーー 

269  ジェイ ウイナー(後検没) アスター    85     5-2       3

270    エランド     ゴールドバック    84     4-6       3

271  ブラボー(後検没)  アパッチ     84     4-6       3

273   ストーム      ミックス      84     5-1       2

281   ミックス       ルドルフ     81     2-6       1

282   フリーマン     アシリー      80     2-6        1

283   チャンピオン     リー       78     2-5       1

284   アウトサイド    アスター     78     2-3       1

 

 個別にいきますと

260は先日子宮捻転になったウシです。フレームは申し分ないのですが乳器が・・・

267は例のインクワイヤーです。乳器は87点でした。前の付着は9をもらいました。しかしフレームが・・・加えて肢も弱さ(曲飛と骨量の無さ)を指摘されました。いい部分ばかりに目がいっていて、悪い部分が見えていなかったようです。反省です。

 しかし、こういう機会でもないとしっかりとした指摘を受ける事はあまりないので、勉強になります。

258は今回87点をいただきました。ちっちゃいウシで、142か3(cm)ぐらいだと思うんですが、良くまとまったウシです。これで肢がうるさくなければ文句無いんですが(^_^;...

270、283は、つなぎが悪く点が貰えませんでした。

284はとても小さいウシで、140無いです。近交が出ているのかもしれません。しかし乳器は良いので、2産目以降に期待です。

種牛のアウトサイドですが、レデュックと違いサイズはあまりでないようで、我が家では母ウシのサイズに近いウシになる傾向があります。それとウシが短いです、肋骨一本分くらい。今から使おうと思う人は少ないとは思いますが(1本6000円だし)、ご注意ください。

 それから、281は241の娘、283は258の娘、284は224の孫です。

 

 今回の平均点は、83.5点でした。そしてこれで以前EXになったウシを含めて

VG(very good、85~89点)以上が20頭になりました (^-^)v!

 経産牛は現在41頭なので、ほぼ半分がVGです。平均点は83.8点です。

 就農当時、VGは1頭だけ。そのウシも夏にはいなくなり・・・・・・あれから7年、良くここまでこれたなと思います。まあ、両親も健在で労働力に余裕が出来たことが一番の理由だと思いますが、良い種牛が手に入るようになり、育成技術が大きく進歩した事も非常に大きな要因です。

 また多くの方々の助け無しではなしえませんでした。特に獣医さんには感謝感謝 m(_ _)m です。自分の管理の至らないところをしっかりカバーしていただいてるわけですから。

 それからインターネット。多くの情報が簡単に早く得られるという事が経験の浅かった自分にとっては、経験を短時間で積み増しできる感じでした。ブログは特にそれが顕著で日本中の酪農家、酪農に関わる人たちの経験と情熱が自分の中に流れ込んでくるようです。「やるぞっ!!」という気持ちにさせてもらえたことに感謝しています。

 

 ・・・・・・・ん?なんか終わってしまいそうな文章だな(汗)

まだまだチェックポイントの1つを過ぎたところです。これからもいいウシたくさん作りたいと思います。

皆さんどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 


牛群審査の準備3

2007年02月16日 | うちの牛たち

 今日は乳房と乳静脈を刈りました。

 赤いほうで、キュイ~~ンと。

出来上がりの図

  

 なんか前の付着が悪いな (-_-;) 遠めに見るとそんな悪い感じはしないんですけどねぇ(汗)

それにしても刈り方がへたくそですね (-_-;)

どうしてもキレイに刈れないんですよね、乳房は。まだまだ修行が足りませんね。


綿実の替わりは綿実?

2007年02月14日 | 雑談

 先日の餌屋さんとの会話の一コマ。

餌屋「配合高くなりましたね」

自分「配合もそうだけど単味(飼料)が。特別補填で高くついちゃって・・・」

餌「自家配合作ってるんですよね、大変でしょ?」

自「仕方ないから配合(購入)に切り替えたんですよ」

餌「えっ!!切り替えたんですか?しまったぁー、もうチョット早く来るんだった・・・」

 切り替えた餌は全酪連の配合。この餌屋さんは商社系。もともとウチは全酪系。

自「仕方ないので綿実とカー○○ンナ(バレバレだな(笑))とビタミン、ミネラルを混ぜて、サプリメント的に使ってます」

餌「綿実?高くないですか?配合に入ってる分で十分なのでは?」

自「う~ん、それだと乳量でてるやつに配合で足りない分を配合で補う形になるからアシドーシスがねぇ・・・」

餌「でも高いですよー。供給量も限られてるし(綿実はオージー産)」

自「でも大豆圧ぺんじゃあ替わりにはし難いし・・・。何か替わりの物あります?」

餌「サプリメント飼料は?」

自「それこそ高いでしょう。前にパーム油脂が入った糖蜜飼料を試しにくれた(給与した)けど、まったく食わなかったし」

餌「・・・・・・う~ん、思い浮かばないなぁ~」

自「そうでしょう。綿実の替わりってきかないんですよ」

 という感じで、綿実の替わりを模索中です。オーストラリアの干ばつはほんとに影響大ですね。(牧草の種は手に入るんだろうか・・・これも不安です)

 その一方で、綿花の栽培が盛んなインドとのFTA交渉(http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06020804.cfm)が始まるらしいです。大した事ないような書き方ですけど、バカに出来ませんよ、きっと。

しかし・・・インドから輸入したんじゃポジティブリスト違反になりかねないよなぁ~(悩)

 

 それから、配合の補填金の窓口が一本化されるそうです。携帯同様、これで乗り換えもスムーズになるかな。

業界の再編が進みそうで怖いけど・・・。

 


2007年2月上旬の乳質

2007年02月14日 | 乳質

 2007年2月上旬の乳質

乳脂肪率 4.20%  無脂固形分率 8.67%  乳蛋白質率 3.27%

体細胞数 18.0万  細菌数 3万以下

 

 う~ん(汗)、ちょうど検査の日に乳房炎が出てしまった・・・。まあ、そういうのをチェックするための抜き打ち検査なのですが。

 注意が足らなかった、反省。

 先月は8頭がお産して、その牛乳が加わったのだが(出荷乳量の30%)、非常に成分バランスがおかしい。

エネルギー不足で体脂肪をかなり動員してそうな数値だ・・・しかもバルクの数値に反映するほど・・・

やはり地下型サイロの底サイレージは給与する品質でないという事だ (+_+) 去年は雨が多かったからよけいに品質が低下しているんだろう。

 しかし全てを廃棄するわけにはいかないし・・・、分娩前後のウシだけでも発酵TMR主体でやるしかないか。

 

 それから飼料用グリセリン。使ってはいるんですけど・・・効果はプロピレングリコール(以下PG)の3分の1から4分の1しかない感じです。PGは薬品扱い(前は食品添加物)になってしまったので、単独での給与が出来なくなってしまった(獣医さんの処方箋が必要な薬剤(ネオクインコール等)のみ)わけですが、効果といい値段といい、痛いですね。

 


牛群審査の準備2

2007年02月14日 | うちの牛たち

 ウシ洗いの次にやる事は

   毛刈り!です

 久々にバリカンの重みを実感すると何かやる気が出ます (^o^)

いつもと違う事をすると気分転換にも良いですね。

 自分が使っているバリカンはエースクラップ社製。使い始めて6年になりますが、音もわりと静かで放熱もいい感じです。

 まあ6年といっても年に10頭くらいしか刈らないんですけどね(^_^;...

 いっしょに写っているのは昇圧器(9800円)です。バリカンはアメリカ製で、アメリカは電圧が125V、日本は100V。そのまま使うと性能をフルに発揮できません。

 仕事の能率も下がってしまうだけでなく、ウシも「いつまで刈ってるんだ (-_-#)ピクピク」となってじっとしててくれなくなってしまいます。

 毛刈りをうまくやるという点では、ウシ洗いと同じくらい重要です。一度使うとやめられませんよ(笑)

  

 いかがでしょうか?刈るだけで別ウシです!顔つきまで変わったかも(笑)

スッキリ、サッパリで鋭角性、キャラクターアップです!(*^▽^*)

ちなみに今回は1時間半で刈り終わりました(乳房は除く)。なんか久々に、いい仕事したなぁ~って感じです。

 


牛群審査の準備

2007年02月13日 | うちの牛たち

 

 このところこのウシを毎日洗っています。

埼玉のK牧場から導入したこのウシは5産目で、現在89点です。今回はいよいよEXにチャレンジです。

前回は状態が良くなかったのと、「乳頭が太いね」の一言でお預けでしたが、今回はいけるでしょう・・・たぶん(^ ^;

 

 ちなみに自分が使っている洗剤は

 

     これ!

 いつだったか、CMでオイルまみれの海鳥を助けるのに使われたっていうのがあったんですが、

これだっ!って思いましたね。きっとウシの脂も取れるに違いないと(痩せる訳ではないよ(笑))

 それまでは数社のシャンプーを使ってたんですがイマイチで、やはり髪をいたわる成分はよけいだったんでしょう、ウシの場合。

 使ってみて、汚れ落ちはいいと思います。洗い上がりはサッパリしてるし、ほのかなオレンジの香りがグッドです!

 しかも安いし(笑)

    


春のあし音

2007年02月09日 | その他

 昨日から削蹄師さんが来ています。いつも牛群審査にあわせて削蹄してもらってます m(_ _)m 感謝感謝。

自分は午前中はバキューム、午後はロールのネット張りをしてました。

 ロールの上から、ふと、目をやると

 (ー△ー;)エッ、マジ?!!!もう咲いたの。

神奈川あたりでは咲いたとか言ってたけど・・・その割には茎が短いな。

気分的には「えっ!もう春?咲かなくちゃ咲かなくちゃ!」といったところか (^‐^;

 

 夕食はふきのとうの天ぷらだったし、ラジオじゃ鶯が鳴いてたとか・・・春?なのか?

 

 それから処理室のイチゴも赤くなってきました (^-^)


るすばん

2007年02月07日 | うちの牛たち

 朝、牛舎に行っていつものように子ウシの様子を確認していると、

(°◇°;) ゲッ

 

ち、血がーー!!

 よく見ると下唇を切っている。ただ出血自体は収まっていて、深い傷ではなさそうだ。

しかし・・・これでドナドナはお預け (-_-;)

 自分が出している千葉の家畜市場では、上旬の市場が最も雌の値段が高い。理由は買い手が増えるから。単純な事ではあるけれど、岩手のような遠方からも買い付けに来ると家畜商さんが言ってました。

 しかも雌とはいえ茂勝栄(F1)、それなりに売れると期待してたのに・・・もう10日、ウチにいてくれ (-_-;)ハァー ↓のタイトルがまずかったか・・・

 

 さて、ウチのウシたちは昼間、パドックで遊んでいるわけですが、発情だったり調子が悪いと留守番してもらいます。

 

 手前の黒いウシはケトーシスで昨日から治療中。奥は発情。

デイリーマン2月号に「酪酸含量の高いサイレージを多量に摂取するとケトーシスになる」との記事がありましたが、非常にタイムリーな記事でした。

 先月下旬はコーンサイレージが底の部分だったんですが、やっぱりまずかったか (*ノω<*) アチャー 。このウシを含め産後の立ち上がりの悪さはそのせいのようです。今は新しいサイロを開けたのでその心配はないけど、ダメージはそう簡単には抜けてくれないようだ。

 それから、このウシは以前コメントしたインクワイヤー。この種牛はインクワイアーとかインクワイアラーとか表記がバラバラなのだが、自分はインクワイヤーと呼ぶ。

 3産目ではあるが、非常に乳房底面が高い(浅い)。17日には牛群審査を受ける予定なので結構期待している。87点(現在84点)はもらいたいところ。ただ食いが悪いから腹がないのがネック・・・どうなるかなぁ~。


かまいたちな冬

2007年02月04日 | 牛舎でお仕事

 昨日、牛舎の天井を掃除した。本当なら年末にやっておくところなんだけど、この冬は雨が多くてウシ達を外に出すことが出来なかったため、延び延びになってしまった。

 掃除はホコリが凄くていやになるけど、きれいになった牛舎はサッパリしていてやる気が出るね (^ー^)

 

 一仕事終え、ふと、目をやると・・・ え゛っ、え~~~!!(@_@;)

 湿度が振り切っている! ひえーー!

関東の冬は乾ききってはいるけれどこれ程とは・・・このぎゅうモニターが来るまで湿度は測ったことがなかったんですけど・・・どうりで唇が切れるわけだ・・・

 

 話は変わって、昨日は立春でした。

ウチの牛舎にも、気がつくとこんなものが飾られていました。

 柊とイワシ・・・じゃない気がするけど・・・

 それにしても、春はもうすぐそこ。今年は暖冬だからさらに近い・・・ああ、また忙しい季節が来るんだね (^_^;