今日はとても暖かかった。先日の雨にこの日差し。桜をはじめ、いろんな花が咲いている。
暖かな南風が花の甘い臭いを運んできて、しばらく幸せな気分にひたることができた(自分が牛くさいのも忘れて(笑))
コブシ
そんなのどかな日の午後は、組合の総会。非常に穏やかな総会だった。
来年度の組合の生産枠は今年度比101%(茨城は97.5%)だそうだ。移転事業がらみの特別枠があるため、県平均よりも高くなっている(基礎配分は97.7%)
減産計画なのだが、文句は出ない。その理由は、ここ5年ぐらい生産が計画を下回り続けているからだ。
よその組合は規模拡大をしてきた人が多かったので、枠を超過しているところが多いのだが、ウチの組合の酪農家は
「自給飼料を作りながら飼える頭数(搾乳30~50)で牛を飼う」
と言う人がほとんど。購入飼料100%の人は43人中3人しかいない。関東では、かなり珍しい組合だと思う。
ただ、移転事業は規模拡大が条件(借入金返済のため)。特別枠も単年度だから実績を残せなければ大変な事態になる。にもかかわらず増頭用の資金繰りは厳しいようだ。
総会会場の桜
来年も穏やかな春、穏やかな総会であって欲しい。