酪農生活100と少々

究極の目標はテキトーに牛が飼えるようになること。そのための努力のあしあと・・・とグチ(笑)

三度目の正直

2008年07月15日 | 改良にこだわる

 先日体審がありまして、チャレンジしました。


 


が、とどきませんでした・・・・


 


89点・・・・・あと1点なんですが・・・・その1点までは


 


とおい!


あつい!


たかい!


・・・・・



今度は10万キロめざそうな。長生きしてね。


 


 さて、その一方で新たに89点をもらった牛も出ました。



 あと一点、必要なのは自分の覚悟か・・・。


9点止まりの悔しさはあじわいたくは無いですね、もう。


牛乳の売れ行き

2008年07月06日 | 雑談

 まこやんも心配していたが、牛乳は本当に売れなくなっているのか?ちょっと調べてみました。


参考にしたのはJ-milkのデータベース(見るには登録が必要)


それによると牛乳の売れ行きは


 1~3月、なんと前年よりも伸びている。平均すると3%ぐらいだろうか。チョット驚き。


で、問題の4月は・・・ガタ落ち(/ω\*)ウゥ… と思いきや回復・・・・そして下落・・・・そして回復となっている。


たぶん、値上げ前にまとめ買い、在庫切れる、まとめ買い、在庫切れるの繰り返しかと。


 そして、五月に入ると回復基調に(この傾向は昨年も同様)。しかも前年より僅かではあるが売れている。


これは、「牛乳はやっぱり牛乳」「代えはきかない」ということと考えます。傾向としてはありがたいこと。


不安材料は、プレミアム牛乳の売れ行きが怪しい事。より安い牛乳にシフトしている懸念がぬぐいきれない。


 


 その理由が


加工乳の売り上げが前年比5%以上で伸びているという点。牛乳の平均価格が172~174円で4月以降推移しているのに対して、加工乳のそれは155円前後と割安感がある。


 最近の加工乳は確かにおいしくなっている。健康志向もあると思う。


 


 さて、もう一つ気になるのが好調といわれる乳飲料。どうかというと・・・


なんと不調!!4月以降10%も売上げが減った週がある。どうも乳飲料の価格帯が加工乳を上回っているのが原因のようだ。消費者は実に価格に敏感だ。でも酪農家としては乳飲料より加工乳が売れてくれた方が乳価の底支えとしてはありがたい。


 ?チョット待て?ということは加工乳の売上げ増は乳飲料からのシフト?ということは乳飲料が減った分を補いきれてない?それとも一気に安い牛乳にシフト?・・・買うのやめちゃった(滝汗)・・・


 いったい全体像はどうなっているのだろうか?この辺はメーカーに聞かないとはっきりしないが、教えてくれるとは思えないし・・・この辺が分かると信頼感がでるんだろうけど・・・分からない事が交渉をうまく乗り切る方法なんだろうな、きっと。


 


 最後に牛乳の値上げ幅ですが、牛乳6円前後・加工乳10円前後・乳飲料3~4円といったところです。おもってたより騰がってませんね。まあ、セールはほとんど見なくなりましたから底値が確実に上がってるはずです。底値の変化は消費者が一番感じる部分ですから、場合によっては20円ぐらい値上げされたと感じている人もいるでしょうね。


 いよいよ夏が来ます。生産量と消費量の綱引きが始まります。どうなりますかね?


都道府県ごとの乳価の差

2008年07月05日 | 雑談

 関東生乳販連が10円値上げで交渉に臨むようですね。最低でも7円は上がると思っていいのかな?


これに合わせて酪農家も活動できると効果があるかもしれませんね。自分としては8月前半のオープンファームデイ(1~15日)に1日だけでも活動できればと思っています。


 ただ7月下旬から収穫作業が始まるのでどうなるか・・・いやっ!ここで踏ん張らないと!


 


 さてタイトルですが、以前から相当な差があることは分かっていたのですが、それがいくらなのかは知りませんでした。はっきり言って正確な数字を知っている酪農家は皆無だとも思いますが。


 それがミルククラブ71号に載っていました。いやぁ~スゴイ差がありますね。高い順に載せますと


平成18年の総合乳価


112.6円 沖縄


99.1円 滋賀


98.5円 和歌山


98.4円 高知


98.1円 新潟


97.9円 京都


97.9円 大阪


96.5円 福井


95.4円 愛媛


94.1円 神奈川


94.0円 石川


93.8円 奈良


92.6円 富山


92.4円 広島


92.2円 兵庫


91.5円 東京


91.0円 岐阜


90.8円 静岡


90.8円 岡山


90.3円 三重


89.9円 徳島


89.1円 島根


89.1円 香川


89.0円 山梨


88.6円 栃木


88.4円 宮城


88.4円 鳥取


87.8円 山口


87.5円 宮崎


87.4円 愛知


87.3円 長野


87.1円 茨城


86.9円 埼玉


86.9円 長崎


86.8円 福岡


86.6円 秋田


86.6円 山形


86.4円 千葉


86.0円 福島


85.8円 群馬


85.5円 大分


85.1円 熊本


81.9円 鹿児島


80.7円 岩手


80.3円 佐賀


79.3円 青森


69.2円 北海道


平均 80.0円


平成19年の総合乳価の平均は78.9円


 だいぶ縦長になってしまいましたが、いかがでしょうか?皆さんの県はどのあたりだったでしょうか?


 簡単に分析すると、生産量が多く消費量が少ないと思われるところ(北海道、九州、東北)の乳価が安くなっています。その逆が高い傾向です。耕地が少ないと思われるところも高い感じです。そして、同じ地域でも結構差があることも分かると思います。ただ、その差が難に起因しているのか正確には分析できませんが。


 さて、関東ですが消費量が多い割りに乳価は低く設定されています。神奈川以外は不当に安いんじゃないかとさえ思えてきます。特に埼玉は安すぎですよ。正直な話、関西圏に向けて販売した方がいいんじゃないかとさえ思ってしまいます(生産調整中に栃木のアウトが、京都に牛乳を運んだというのもうなづけます)。


 乳価値上げもいいですが、同時にこの辺の価格差の更正(必要な経費は考慮して)も必要と考えます。乳価の上げ幅を調整する事で解決していただきたいものです。メーカーも生産者も納得のいく、透明性の高い交渉と結果を期待します。


 ちなみに、この一覧を他所にコピペするのはOKです。


真夏日

2008年07月04日 | 牛舎でお仕事
m(_ _;)mグワーッて感じです。ついにきましたね、梅雨のジメジメが(>_<;)
牛達もうっとうしそうです。乳量落ちるな、きっと‥‥