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「七人の侍」の勘兵衛だけ数字が使われていないことの考察

2021-02-03 20:00:00 | 映評でなく、映画についてのエトセトラ
どうでもいいくだらない話です

イージー問題です。以下の7人は何者でしょう?

勘兵衛
五郎兵衛
七郎次
久蔵
平八
勝四郎
菊千代

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もちろんおわかりですね。「七人の侍」の7人です。
で、前から気になっていたことがありまて・・・

志村喬が演じた勘兵衛だけが名前に数字が入っていないのですね
(久蔵の久は昔の商売の世界で九の代わりに使われていたので漢数字扱いです)

4、5、7、8、9、1000

何か意味があるのでしょうか
1、2、3はともかく6が無いのも気になります。

もしかして数字が大きいほど強い、ドラクエのレベルみたいなもんか?大きい順に菊千代、久蔵だし…とも思いましたが、五郎兵衛に「腕はまあ中の下」と言われた平八が五郎兵衛より強いはずはないので違うでしょう。

ひょっとして数字が小さいほど侍としての家柄の格式が高いとか…
勘兵衛のぞけば間違いなく一番育ち良さそうなのが勝四郎で、一番低いのは菊千代だけど・・・

話を戻して、問題はなぜ勘兵衛だけ数字がないの?ってことでした

これはこじつけですけど・・・
カンベエの字は官兵衛ではなく、勘兵衛です
勘⇒「勘がいい」とか、「山勘」とかの勘の字です。
彼は直感で動くタイプの指揮官ではありませんが、「戦の勘所」はよくわきまえている歴戦の勇者なので、彼らしいネーミングと言えます。

で「勘」の意味を辞書で調べると「第六感」という説明がありました。
なるほど、七人の欠番の一つである「六」の字を担っているじゃないか!!

もっとも戦国時代に「第六感」なんて言葉があったかは知りませんが、それを言ったら江戸時代の言葉である「べっぴん」なんてセリフを土屋嘉男がしゃべってたりするので、かまわないでしょう

ほら、そう思うと、家柄説が少しそれっぽくなってきた

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↑家柄高い

勝四郎・・・おぼっちゃん
五郎兵衛・・家柄でいうと実は勘兵衛より上?
勘(六)兵衛
七郎次・・・勘兵衛の「古女房」だから勘兵衛よりは下
平八・・・・いいとこの出じゃないことは間違いない。「どん底」だと殿様だったけど(笑)
久蔵・・・・家柄でなく実力で生き抜いてきた人だから
百姓たち
菊千代

↓家柄低い
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百姓の中に万蔵というのがいたけど(志乃の父)、これを出すと話がややこしくなるのでスルーします

禁酒明けで酒飲んでるのでしょうもないこと書いてみました
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