The Fountainhead (Penguin Modern Classics) | |
あけましておめでとうございます。
年末から温泉三昧で、気がつくと年が明けていました。
別府の露天風呂につかりながらアイン・ランドの長編小説「The Fountainhead」を読んでいましたが、何しろ長編だけに、終わりません。日本語版「水源」も購入しました。1000ページを超えていて、重たいです。
一流の建築家を目指す二人の青年。その一人、ロークがボストンの名門工科大学を中退するところから物語が始まっています。既成の概念にとらわれた建築を教える大学やアカデミックなんかどうでもいい、やりたいようにやって結果をだす、というローク。一方その名門大学を優秀な成績で卒業して、世渡り上手に上昇していくキーティング。というわけでまだ途中です..
1943年のアメリカ作品です。
作者アイン・ランドはロシアからアメリカに渡っています。彼女は徹底した利己主義で知られ、自由経済主義や個人の自由を軸に、資本主義の道徳的正当性を論じているそうです。時代背景もあってのことでしょう。宗教を否定したために保守派から敬遠され、文学界からは異端児扱いされ、過激な資本主義のためにリベラルから嫌われ、と居場所がなかった、とあります。
ちなみに地球に大きく「アイン・ランド」と書いたアメリカ人もいます。自転車で廻ったそうです。google earthを使わなければ読めませんね。
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