NS (オランダ国鉄)の犬顔電車。2両と4両編成があり、更新されて数年前まで現役だったが、既に全廃された模様。乗車は出来なかったが、物欲が村々と… http://blog.goo.ne.jp/photo/315712
Limaから大昔に模型化されていたが、出来が悪いのでパス。近年Pikoから2両編成が出ているが、折角だから4両編成が欲しくて、Roco製品をebayで探していた。前所有者がパーツを付けておいてくれたので、手間が省けた。高いだけあって状態は良好。これでHOのNS電車は4本目。
2両目の幕板の白帯が広い区画は1等で、隣の3両目パンタ下はスナックコーナ(?)。モハシだね。
イタリアの振子電車ETR 610のHO模型が新生Limaから発売され、SBB(スイス国鉄)所有バージョンの基本4両を入手していたが、付属3両がようやく発売されたので、本家イタリアの模型屋から早速Get。基本編成は日本に置いてきたので、フル編成を組むのは帰国までお預け。
EU域内は今のところ関税は掛からないが、消費税は取られる。送料が安いので、トータルで日本に送るよりは安い。日本の模型屋で買うとカナーリ高くなっているし、入荷しないものも多い。
基本4両と同様に屋根上の高圧配線が後付け部品になっているので、チャッチャと取り付け。銅ブスバーの部分は銅色に塗装したいので、Hambrolを買いに行かねば。
7両編成でパンタを6台も積んでいるのは、イタリアからスイス、ドイツに直通するのに、交流15kV/25kV、直流3kVの3種類の電源に対応しなければならないため。客車列車の頃は機関車を交換すれば良かったのだが、電車は結構面倒。振子による車体の傾斜をキャンセルするため、パンタを油圧サーボで左右に動かすメカを搭載しているが、模型では浮き彫りであっさり表現。当然動作しない。
イタリアの振子電車の元祖ETR450は、JR九州の振子電車にも使われている、台車から櫓を立ててパンタを載せる方式だが、この電車みたくパンタが6台もあるとお客さんを乗せるスペース(=運賃収入)が減ってしまうので、苦肉の策で複雑なメカを積んだのだろう。造った人と保守する人の苦労が偲ばれる。