北朝鮮・拉致問題:妨害電波、元工作員の批判に対抗? 3カ所から発信か
(毎日新聞)
すでにBCLサイトなんかではネタになっていて、一般ニュースサイトでもネタになっている「しおかぜ」への妨害(ジャミング)の話ですが、本日ヒマだったので久しぶりに受信して見ることにしました。
おお、さすがに気合入ったジャミングの入れ方です。ニュースサイトによると3波出ている可能性があるとの事ですが、今日は2つのジャミング音があることが確認できました。
以前聞いたときは1波が下で聞こえているのではないか?という感じでしたが、今回はというか今は気合が入っているようです(爆)
今日はICF-7600GRとIC-703で聞いてみました。
結論から言うと、7600GRの性能と機能では内容の聞き取りには無理があるようです。SSBにしてもジャミングに負けてしまいます。場所によっては妨害がスキップする可能性があるので聴けるかもしれませんが、ちょっと3万円のラジオでは無理かもしれません。3000円で売っている中国製のラジオではなおさらかもしれません(爆)
では703ではどうでしょう?
いつもの釣り竿アンテナと703の組み合わせでは、AMでは全然ダメですが、LSBで聴くといともカンタンに「しおかぜ」が100%内容把握出来ます。ジャミングの負けです(笑)
ある程度の作りの通信機型レシーバーであれば、ジャミングはくぐり抜けられるでしょう。さらにアンテナのビームを切ればなおさら。。。。。
同じジャミングでも過去にソ連がVOAなどにかけていた気合の入ったジャミング、希望之声にかけているCBS-Chinaとはやはり格が違います。恐らく電力事情と入手できた送信機で精一杯やっているのでしょうが、無理しているのが(個人的には)見て取れます。
VT社が3箇所くらい場所のオプションを与えてくれると北朝鮮側が対応しきれないのではないかと思います。今日は極東ロシア、明日は台湾、翌日はシンガポールからとかね。
ま、今日の実験結果として、そこそこのレシーバーを持ってすればしおかぜは聞けます、というお話でした(^^)