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DXing日記

ヘタレアマ無線局・JQ2OULのブログです。

BCL自分史的話(3)

2019-02-23 23:05:55 | ラジオ関連
続きです。

海外日本語もベリ集め興味がない自分でしたが、なにがおもしろくてやっていたのか・・

そのうちの一つに、当時の世界情勢を重ねながらふふ~ん、と感じながらラジオを聞く、という事だったと思います。
これをやっていたので学校では社会系の科目とかは苦労はしなかったかな(笑)
結構そういうことを絡めてやっていくと、地理や政治経済の事にも関心や理解が深まりっていく効用があると今でも思っています。
いまでもそれは不変じゃないのかな。

いろんな理解が深まった事がありますし、リアルな関心事もありました。
一つのエピーソードが、ソ連の指導部に異変があったときの話です。

自分の場合だと、ブレジネフ、チェルネンコ、アンドロポフの時にそれを体験することが出来ました。NHKがニュー速報でソ連指導部の異変を伝える、部屋に行って1251KHzを聞くと本当に通常の放送をやってなくて、ずーっとクラシックが流れてる。テレビの言う通りです。これを聞けたのは今となっては貴重な体験でした。
ブレジネフのあの頑固な時代が終わってあとの二人の時代(その後はゴルバチョフになる)だったのでがすが、二人ともなった時点で健康体ではなかったらしく、立て続けにモスクワ放送の葬送モードを聞く羽目になってしまいましたね・・・

余談ですが昭和天皇の崩御前のクラシックのオールナイト放送も考えてみれば通じるものがあったのかも・・・
(あれが結構思わぬいい評価で、のちのラジオ深夜便に繋がったと自分は思ってる(^^;)

もう一つ。
それは放送を聞くためにいた人には厄介な存在であった「ジャミング」の存在です。
社会主義・共産主義体制には不可欠な行為でした。(現在進行形でもあるんですが)
臭い物には蓋をしないといけないのがそういう主義の必然ですので、崩壊するまではそうでした。(崩壊してないところは当然ながらいまだにそんなことにエネルギーを注がないといけません。)
自分が聴いていたころはまだ東西の激しい対立があったとき。上の3人のソ連の指導者がいた時で、ソ連が徹底的に西側のロシア語放送にジャミングを掛けていたときです。
ジャミングには色々な音色?があって、発信地別に個別のIDを持っていたのは知っている人には知られた話です。ソ連のジャミングは30秒ごとに2レターのモールスコードを発信して、それがどこから出ているかを知ることが出来ました。(裏を返せば関係各所は現場がちゃんと仕事をやっているか、事故(掛け損ね)がないかをすぐ知ることが出来た)

いまジャミングを掛けなければいない政治体制/背景を持つ国は、本当に少なくなりました。
短波帯からロシアの影は無くなりました。上述の物量で潰すことはなくなりました。
中国とロシアの電波合戦もなくなりました。本当に短波帯は一部を除いて静か。
地球全体から見てそのようなことを熱心にやっているのは中国と朝鮮半島位?でしょうか。
迷惑行為の主たる物はかの新型OTHレーダーで。
中国なんかは世界で最大の短波ラジオ生産国であるにも関わらず、世界最大のジャミング発信国でいなければいけない矛盾を抱えている国でもあります。国土が広大すぎていまだ情報の伝達に短波放送に頼らざるを得ない国土事情があり、かつ国内に少数民族問題を抱えている事情もあり、したがって二律反することをしなくてはいけない現実があります。これは多分政治体制に重大な変化がない限りは永遠に続くことではないかと思う次第で。
妨害電波なんてのはリスナーにとってはホントに厄介な物なんですが、なぜかけられているのかという所から世界情勢を辿っていくといろいろと興味深い部分も出てくると思います。
(けどそれを見透かしてか、新手の妨害電波をや迷惑電波をしたたかに売る国やメーカーもあるんですよね・・・)

振り返る系の話はこんなところかな・・・・


ちょいと最近昔みたいにバンドサーベイみたいなことを再びやっています。
少しして勘所をつかんできたらぼちぼち書いていこうかなと思っています(^^)




BCL自分史的話(2)

2019-02-16 14:47:40 | ラジオ関連
続編です。

自分が初めてHFバンドを全部聞けるラジオを手に入れたのは、中学2年の時でした。
あれはラジマガ(ラジオマガジン、とっくの昔に廃刊(^^;)や純粋だったころのラジオライフ(※)だったかにICF-6500が発売される、という記事を見た時でした。
(※)ユーティリティ雑誌にリニューアルする前の、隔月刊の時代の物です。RN以降読むのは止めました。

33000円。このお金を何とかひねり出したか、ちょっと足して貰ったか、でやっと「周波数の直読出来るラジオ」を入手したのです。人生最初の背伸び、ってやつでしたでしょうか(笑) 今だとそれより以下の値段で同期検波とかの中華ラジオが手に入るわけで。いい時代になったものです。

話はずれますが、いまどきの子供はラジオをダイヤルを回して、探して聞く、という事を知りません。
なんか探すにもUP/DOWNキーで、するするまわしてなんか聞く、という事のリクツレベルから教えないといけません・・
公衆電話がなくて、テレホンカードも過去の物で、電話ボックスがあってもかけ方を知りません、と同じで・・・
6500なんかもダイヤルを手前に引くと微調整のチューニングが出来たのですが、今時の無線機もTS(チューニングステップ)ボタンで微調整するのではなくて、ダイヤルを手前に引くとファインチューニングが出来るとかやったら面白いかと思うんですけどね(笑)

これによく原理もわからないのに電線を長く継ぎ足していろんなバンドをぐるぐる回して電波探しを始めるわけです。
その後AN-1とかいうアンテナを買ったんですけど、たいして効果がなかったような。。




ラジオを買うと情報が欲しくなるのですが、田舎(今も住んでる市は一緒ですが)では無線工学の本とかもラジオの専門書とかもありません。名古屋まで出ていけば大きな本屋があるからなにかあるだろうかと思ってもそのような本は探せません。唯一手に入れられたのはB連(BCL連盟)の出していたDX年鑑と、WRTHが2回だけ(栄の丸善の洋書コーナーに運よくあった!状態でした。
WRTHなんて当時も今も5000円位するのですが、中高生の身分で5000円の本を買うのは結構勇気がいりました。小遣い1ヶ月分とかそれ以上(当時)するわけですから。
買ってもスケジュール(周波数も)しばらくすれば変わってしまうので半分は役立たずだったんですけどね。それでもほかの資料性とかでいまでも役に立つ部分があるのでいまでも捨てずに持っていますよ(笑)


6500を買ったのはいいのですが、じゃあ海外日本語をコッテリ聞いてやろうとはあまり思いませんでした。
ダイヤルを回していろいろなことが聞こえてくるのがたのしかったので、そればっかりやっていました。
時計あわせは当然短波のJJY。117でなくても毎正時のラジオの時報でもなくて、1分毎、10分でアナウンスのあるJJYが絶対的な存在でした。

けどBCLでは仲間は広がらなかったかな。BCLの仲間なんて周りにいなかったし、サークルや会なんかには入らなかった。(入るカネもなかったし、勇気もなかった)それだけで人的世界が広がることはありませんでした。
いまはそれ相応のキーワードどかハッシュタグをさがしてそういう仲間を簡単に探せる時代ですから、いい時代になったものでして。

で、その頃からなんか洋楽かぶれになって行ってまして、自分の聞くのはまだ短波でやっていたFEN(現AFN)、Radio Australiaの英語放送、BBC-WS、RMWSあたりを1日中流して聞いている、そこにKYOIが登場して休みの日と学校から帰ってからはながらで短波を聞いていた、という風になって行きました。昼間は17795(RAの英語)、土曜の午後はFENの3910で4時間のフルバージョンの全米TOP40(湯川れい子のアレではなく、ケーシー・ケイスイン時代の4時間フルバージョン)、なんていう時代。それを聞いて、本屋でFMfanを買うとビルボードのチャートが載っていて、それを見ながら聞く、とかいう時代でした。
FMfanを買うまでは(その前はFMレコパルだった(^^;)、FENとかRFのTOP40を聞いて、チャートを付けて、NHK-FMの日曜夕方6時からの番組でエアチェックをする。そうなっていってBCLの世界からは離れていきました。。

#NHKの放送局の変調の強さには(エアチェックをしていたから)こだわりましたよ(笑)津と名古屋の変調には昔も今も差があって(津は変調が他に比べると浅いのは昔も今も変わらない)。


後に事情で引っ越すことになり、ロングワイヤーなんて張れない家に家に住んでしまって、写真とか、PCとか、ネットワークの世界とか、旅かぶれになってしまってBCLの世界からは離れてしまうことになってしまいます。

そんな時代はアマチュア無線だと局数的には絶頂の時期だったのでしょうか。お金もなければ無線やりたいなんて親に言い出すことも出来ず。
4級を受けて声を出すまでに20年くらいの空白期間を作ってしまうことになります。

その6500は・・・いまは嫁さまの実家にあるはず・・・ちょっとハイバンドの挙動がおかしくなって、ラジオたんぱ(NIKKI)位だったらまだ行けるだろうという事であげてしまいました。まだあるのかな・・・(笑)


(たぶん続く)

BCL自分史的話(1)

2019-02-12 23:59:00 | ラジオ関連

ソニー・CF1980MK5

僕が短波の世界を知るきっかけになったのが、このラジカセです。

あれは小学校5年の時だったかな。姉が同じものを前年に買ってもらって、自分も買ってもらったのがきっかけ。

当時49800位だったと思う、今の物価にしたら結構なお値段だったかもしれない。

これをきっかけに短波の世界を知り、そしてなんか30数年たって、無線機数台に囲まれて生活している今がある、という話です。

当時3バンドラジカセといえば「AMMW)、FMTV12chVHF)」が世の中にほとんど出回ってなくて、「AM(MW)、FMSW」が出ていたものでした。

ソニーもAMとは本体に書かず、いわゆるAMバンドは「MW」と表記をしていました(でないとMW/SWの整合性がなくなっちゃうから(笑))

当時はこういうのも以外にBCLラジオがあるなんて知りもしませんでした。その後BCLの本なんてのが市内の本屋に1冊あって、そういう類の本を買ったのがきっかけ。

中学の頃には定価400円の月刊短波を買うようになっていました。その頃はその傍らに置いてあったCQ誌が超分厚くて、コールブックなんかもついていたような記憶がかすかにありました。

その頃は表紙をめくると広告表紙裏がICF-2001、裏表紙がRF-B30、の時代だったな。ソニーのお店に行くと、カタログには短波ラジオがカタログに載っていて、その頃のラインナップは高級機がICF-6800Aだったかの時代、NRD-525が皆のあこがれ、だった時代だったと思います。

ラジオで知り合った人の家に泊めてもらったとき、ICD-2001に初めて触ったっけ。買う事もなく終わってしまった(単にお金がなかっただけ)なぁ・・・

そんな時代でした。

BCLのラジオだとクーガーだのプロシードだの、とかいう記事が繰り言のように書かれますが(気に障った方が居たら失礼)、僕のラジオのきっかけはこれで、12MHzまでしか聞けなかった(25mbまでしか聞けなかった)時代がしばらく続きました。今も昔も小中学生の時代にある程度高いラジオとか無線機、カメラなんかを買ってもらえるのはうらやましいなぁ、と思っちゃうことがあります。僕の場合はそのような類の物を手にすることが出来るようになったのは大学時代になってある程度バイトとかでお金を自由に使えるようになったころからなので・・・

BCLと言えばベリカード集めだ!という楽しみもあるのですが僕にはそういう趣味は無くて。お金無かったし、面倒臭かったし。国際郵便の封筒とかペラペラの便箋とか、本局行ってIRC買ったりとかもしましたが、結局使う事は無かったです。ベリカードは結局モスクワ放送を1枚貰っただけで。

以下続編に続く(いつ書くかは未定(笑))


中波用簡易ループアンテナ作成の話 その2

2019-02-12 23:43:46 | ラジオ関連
お昼に上げたアンテナの話の続きです。

適当に作ったのでやはり体裁を整えないと、という事でバリコンをかましたアンテナに作り替えることにしました(^^;

で、バリコンをどうしよう・・・と思って。先に書きましたがバリコンを買いに行くと交通費がバリコン10コとはいきませんがそれに近い交通費がかかってしまうし、どっか安いラジオとかジャンクでもないかなぁと思って昼から某バッタとかハードオフとか探していたのですが・・たかがバリコン1コに幾らかけるのよ、という話できょうは見送ろうと思ったら・・・
ありましたありました、たまたまといいますか、市内の某SCで500円の投げ売りのポケットラジオを発見!
ステレオイヤホンもついていたのでイヤホン代を引いて、通販で送料かけて待ってるよりはやすいかな、という事で購入。



家に帰って速攻でばらして、基板から取り外して、昨日作ったものの線を一旦解いて教科書通りの接続に直してみました。



結果は・・・・バリコンに容量がないようで、感度の向上はありませんでした。少し落ちたかな。けど教科書通りの作りに変えたので(たぶん?)、ノイズがきれいに無くなりました。
Sは落ちたのですが高音域のキーンというノイズが乗らなくなり、NRを掛けなくてもよくなり、フィルターも一番幅の広い物にすることが出来るようになりました。

壁の中にはノイズの発生源の一つでもあるACラインのポイントがあるのですが、これもわからなくなりました。意外でした。

もともとちゃんと巻いていないこともあるのですがとりあえずストレスなくラジオを聴ける体制は出来たという事でよしとします(^^;
またちゃんとしたものを作れるようになったら続きを、という事で。

中波用簡易ループアンテナ作成の話

2019-02-12 11:33:46 | ラジオ関連

最近無線をまたやってません(笑)

やはり家庭内調和を考えるとなかなかアンテナを出せないのが現状でして・・・

今回のネタは、波の出せない無線機の取りあえずの利用という事で、鉄筋コンクリのマンションでラジオ(AM/MW)を聞くには、というお話です。

ここに住んで15年以上になるのですが、残念ながら名古屋の全中波ラジオ局送信所と15キロ圏内にもかかわらず、中波放送は建物内ではノイズに負けて数メートル入るだけでまともに聞くことが出来ません。

仕方がないのですが・・・

無論ネットがあるのでradikoであったりとかその類を使えばいいのですがネット由来の遅延とかバッファが無くなったときの時間待ちとか、下手をするとなんかネットが切れていたりとか。

やはり電波受信の担保が欲しくなるのです。

自分の場合は目覚ましと時計代わりがNHK第一、という生活を20年以上は続けているので最低限これだけは放送波で確保しておきたいという理由もあります(NHK1がワイドFM帯域に開放されたら速攻移るとは思うんですけどね(笑))

(A4の書類ファイルに壁フックを接着して、そこに電線を20メートルほど巻きます。あとは同軸の芯線と網線にハンダ付けして、無線機へ)

といいうことで写真のような感じで余りの同軸、電材を用いて非同調、バリコンなしのループアンテナをこしらえることにしました。

通販で買うとオーディオの付属品程度の物が1000円位で売っているんですけど、いちいち買うのが面倒くさいし、この程度のもので宅配便の兄ちゃんを使うのもかわいそうだし、、、(^^;

本当のこと言うならデーンとでっかいのを作ってしまえばいいのですが、そこは家庭内調和も考えないといけません。巻きの大きさはA4程度にして、20mほど巻くことにしました。

IC-7100に接続して窓側の壁に置いてみました(ここはただの板の構造=鉄筋コンクリではない)が、S=9α程度まで振れるようになりました。屋内なので壁際で送信所側(鍋田、ここから10キロ弱)なんですけど、ノイズが多少乗ってしまいます(壁の中を通っているACラインにノイズが出るところがあるようでして、、、)

CBC(町内、ここから7キロ)は9+20dB、東海ラジオ(同じく12キロ)もS=9α位まで振れるようになりました。(本体の※AMP2をかましています)

ここまで出来ると波の出せない7100AMMW)、FMAIRBAND、防災無線(町内で使われている60MHz帯)、UVのアマバンドまで聞こえる(VU分だけケーブルは外に壁通ししてモビホ出してある)ので、だいぶ存在価値が出てきます。

ちなみに外に吊るしてもこんな感じ。これなら文句は言われないでしょう(笑) メーターはもう少し上がります。

置き方で少し覚えておかないといけないこと・・・アンテナの向きもあるんですけど、「うちの天井は他人の床」という構造的な事。空間で天井と床の中間あたりが一番ノイズは少ないという事ですね。

あと、残念ながらノイズは完全には無くなりません。この場合は外に出さないといけないので、エアコンのダクト経由(空きがあればFB)とか、隙間ケーブル同等を買うとか、作ってしまうとか。少し工夫すれば中波放送はマンションあたりでも受信環境はある程度は改善できそう、というお話です。

※環境によって成果は大きく変わると思うので、これを見てAMの聞こえ方変わらんやんこのインチキ工作!の類のクレームはナシね(^_^;) あくまで前述の通り我が家は強電界で、家族や周りから文句が出ない程度の物を作っただけで。先に言い訳(爆))

バリコンを使ったものを作ったらもっといい結果が出せるかもしれないのですが、残念ながら気軽にそのような物を買いに行ける店は近所にありません。大須はあてに出来ないし、多分上小田井の某パーツショップあたりまで行かないといけないのかな。高速で行ったら往復2000円以上かかってまうよね・・・部品の10倍かかってしまう話ですよ・・・とてもそんな勇気もないし(^^;

また作ったら続編でも書きますね(^^)


WWV/WWVHが

2018-08-14 18:00:44 | ラジオ関連
先日TwitterのTLを見ていたら、WWV/WWVHかなんとか、という話がちらっと見えたのでググってみたのですが・・

http://www.arrl.org/news/nist-fy-2019-budget-would-eliminate-wwv-and-wwvh

来年度の予算に盛り込まれなかったとかいう話。
本当に来年の会計年度から聞こえなくなるのかはその時になってみないとわからないのでしょうが、いよいよそういう電波は日本にいるとBPMくらいしか聞こえなくなってしまうのかという時代になってしまう、という事になるのでしょう。

現実問題自分も伝搬のあるなしくらいにしか使ってはいなかったのですが(WWVHとBPMの聞こえ具合でお空の様子を把握する)、個人的にはWWVHの方がBPMよりは好きだったのでちょと残念、というのが個人的所感であります。

これに加え、ラジオ日経も秋から減波(9メガがなんとか、と言っているけど実際はラジオ放送の厳しさ(維持管理)と、IPサイマルの状況を見て、という事でしょう)だし、国内/海外の放送波やそれに準じた電波をパイロットにしてHFのコンディションを把握する、というのはだんだん難しく、厳しくなっていくのでしょう。
(そりゃ中国系や半島系の電波はいまでもいっぱいありますが、それだけではアテにならんという話・・・(笑))

そのうちWWVHもJJYジェネレーター的ソフトウェアで聞く位しか出来なくなってしまうのかな、と思うと寂しい限りです・・・。

ソニーの短波ラジオのラインナップがついに

2018-02-03 17:41:48 | ラジオ関連
ソニーの短波ラジオのラインナップが、ついに(ラジオ日経の受信専用/兼用ポケットラジオを除いて)ICF-7600GRだけになってしまったそうです。

さみしい限りなのですが、短波放送は重要だ!とはいいつつも、短波ラジオを使う放送メディアはさみしい限り、AM(MW)も世界的には縮小の一途で、もしそのような(SWを用いた)放送を聞きたければ中国製の短波ラジオを買い求めてほしい、それか皆さん(アマ無線家なら)無線機持ってるでしょ?という話です。

商業ベースではそれもまた致し方なし、といったところでしょうか。
僕は理由をつけて重要なんだ、赤(赤字)でも残せ、という風には思えません、というか時代の流れでしょうがないですよね~、というスタンスです、はい。

実際の所、ICF-7600GRは僕も持っていますけど、目覚ましのNHK第一放送聴取用。毎日1時間、AMラジオを寝床で聞くだけです。もっともマンション住まいなので屋内では短波なんか聞けないよ、という事もあるんですけどね(笑)

外国のラジオとか海外のネットラジオなんかはよく聞きます。通勤の行き帰りは海外の音楽専門局、ラジコでRN2、とか。そういう物に触れてみたい、というのは学生のころから30年以上は変わらないんですけど、手段が替わってしまって、という話なんですね、、、、。

7600はいつまで残るかな、、、ソニー/十和田(製造)の事なので完全になくすようなことはしないと思うけど、7600より下、上のラインナップを切ってしまった以上、どうするのか非常に気になる所であります・・・はい。

ヤロメロ40周年同窓会

2017-06-12 22:04:12 | ラジオ関連


このブログ、現在は無線ばっかり無線べったりなのですが、一応無線の免許を取る前からやっているので、たまにはラジオネタということで、、(^_^)

6月10日、「ヤロメロ40周年同窓会」に行ってきました。
(記念番組収録+記念パーティー)

自分はいまこうして無線の事をグタグタ書いているのですが、元をたどっていくと小学5年くらいだったかな、短波の聞ける3バンドラジカセを買って貰ったのが入り口で(それから無線の免許を取るまでに25年位かかってる(爆))、自然と聞くようになったのがこの番組。

番組そのものは高1の時に終わってしまうのですが、一時期繋がっていたリスナー同士の付き合いも疎遠となって幾年月、終わって30某年も経ってしまっていました。

で。
今年が番組開始40周年という年、運良く出かけられる環境のもあるという事で、思い切って行くこととしました。(区切りの時に某かの行事があったのは知ってましたが、結局行かずじまいでして。今回はいろいろ考えたあげく、行っておいた方がいい、という判断で。。。)

何せご本尊(大橋さん)は30年以上生の姿を見たことがありません。直近の様子は3年前のCQ誌巻頭(1月号)しか見たことが無く、果たしてどんな風なのかなと期待半分不安半分で現地へ・・・




場所は赤坂見附のニューオータニオフィスタワーにある紀尾井フォーラムというところ(結構ハイソな所?で、入るのもちょっと勇気がいるかと思って行った(^^;)。
キャパ的には70人くらいの所だったのですが、行ってみて、始まってみたら座席は満席、立ち見もいっぱいの100人以上のリスナーがいました。47都道府県中32か34都道府県から集まっていたそうで、終わったラジオ番組のリスナーがこれだけの人、規模で集まって居たのにはびっくりです。

当日はオンデマンド用番組の収録+当日配られたDVDの再編集映像の鑑賞会?、記念パーティーの2本立て。収録も凄い人でしたが、パーティーもほぼ100人の参加があったようで大盛り上がりでありました。




#あ、生の大橋さん?正直言って、全然変わらない。
お世辞ではないですが、あまりお変わりがないようでした。トークも昔のまま。あまりに変わってないのでびっくりでした(笑)

自分はもう年賀状のやりとりを数名の方としているだけで、同日逢えればなぁ、という期待を込めて参加したのですが、無事3名の方と30年以上ぶりの再会を果たしました。ほか昔知っていたけど(その後僕は消息不明になったので(爆))ということで声をかけていただいた方も居て。時間にしたら6時間くらいだったのですが、30年の空いた穴を埋めるのには十分でありました。




#記念品はこれ。60分位の映像集。最初の最初からのアーカイブ的な要素もあるので超貴重品です(さっきみたところ、売り切れだそうで)。

☆収録した内容はこのあとサイトに上がるようなので書き込みは省略。
 写真類は外の画像のみ、差し障りのない範囲で貼っておきます(^^)

もとい、僕が言うほどでもないのですが、ラジオを通じての人のつながりとか横のつながりとか、こういう物をこれだけ長期間保っている集団はほかに(僕は)見聞きしたことが無いです。その中に居れただけ幸せですね。

次はまたある予定?らしいのですが、自分が行ける環境にあるかわからないし、行っておいてよかった、という1日でありました・・・。


【追】当日の写真、音源が公開されています、こちらから。(6/25)

http://www.dokidokiradio.info//home/yaromero2017/

緊急警報放送

2016-11-22 18:37:54 | ラジオ関連
きょうは朝から地震があって。

上の写真はNHKラジオの「緊急警報放送」の信号です。たまたま聞いてキャプチャしただけなんですが。
きれいに並んでいるのはピロピロ音のFSK信号です。
第2放送で4か国語のアナウンスの繰り返しの間に挿入されてました。

この緊急警報放送、普及しませんね。
上のリンクをみたら、もう30年もやってるようです。
もはやラジオを見つけるのが難しいくらい。(本当だもん・・・)

いまや確実に非常時の情報伝達手段として携帯電話へ直接メールを送るという手段が普及し、時代の流れについていけないものになりつつありますが、法律が実施の根拠になっている以上やめるわけにもいかないし、やめて大災害があればタラレバの話になってしまうでしょうし。

話はそれますが、
うちの子供はポケットラジオを買うまで「ダイヤルを回してラジオを選局する」という行為をすることができませんでした(ナイター中継を聞くために覚えた、という話(笑))。地元の放送局の周波数すら知りません(笑 脱線しますが子供二人ともええ年して公衆電話のかけかたすらつい最近まで知りませんでした(爆)
世代が違うとラジオのダイヤルを回すという行為が未知の行為なのです。大人はそれを自覚するところから始めないといけないのです、、、


難しいですネ(^^)

TH-D72の充電ケーブル

2016-10-02 23:24:57 | ラジオ関連
10月になりました。が、ぜんぜん無線、という家庭内の雰囲気にあらず。
来週ACAGとかあるのに子供の予定とか入っていて果たして出来る(時間作れるのかいな)状態です。

~~~

きょうは名駅、大須方面におでかけ。ビックと大須の2本立てです。
大須はまたまだコネクタと携帯関連の買い物だけ。バラン2号を作ろうと思って足りないパーツ(コネクタ)を買って、ちょっとお茶して帰ってきました。

しかし大須は休みになると若い子ばっかであふれていて。街としては活気があっていいんでしょうが自分みたいなオッサンなんかが行くと人が多すぎて疲れる。平日休みがいまは取れるので、しばらくは所用がある場合は土日を避けてもいいかな、と(笑)

で。
きょうは帰ってからTH-D72の13.8V用ケーブルを作ってみました。
夏にあいてんどーで980円で買った昇圧モジュールが未使用のまま置いてあったので、近所のカーショップでシガーソケットを買って、ソレと繋げて、さらに今日大須でコネクタを100円で買って作りました。
理由は・・・・ただ車で充電したいだけ。それだけです。(笑)
コスト的には間接費用も含めると2000円くらいかかっています。まあいいです、2000円で遊びが出来るなら変なことでスッちゃうよりはマシだろうし(w
このモジュールは入力電圧と出力電圧の両方表示できるので、車のバッテリーインジケーターにも使えます。1台2役?なものです(^^;

TH-D72も随分と長い間オクラです。APRSもやってません。iPhoneに入っているアプリも動かしていません。通勤時ビーコン出してもいいのですが毎日同じ道を片道15km走っているだけで単調だし、飽きちゃったかな、モードです(すいません)。

後継機のTH-D74、ハムフェアで触ってみたのですが、これよりも多少薄くて、ラジオ代わりにもなるし、D★も出来るし、時々買っちゃおうかな~と思う事しばしです。けど7610を買いたい、そのためにもうしばらくお金貯めたい、また7610は買ってもアンテナ張れないから7300で妥協しようかという複数の欲求の葛藤みたいなもの?と闘っています。


#けどそれ以上に「無線をする時間がなければ投資する意味なし」を打開しないといけないのですが、、、、(涙)