ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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シティグループ証券、退職勧奨という「日常」に抗いロックアウト→提訴→転職後に和解金1千万円

2013年02月01日 | Weblog

 米大手金融シティグループの日本法人シティグループ証券の社員T氏(40代)は、10年5月に突然、退職勧奨を受け、拒絶すると、「明日から出社しないでください」と命じられた。その後、上司とやり取りを重ね、ついに上司から出社要請を勝ち取ったが、会社に行ってみたら、机にPCすらない状態で、仕事を干されたまま、1か月後に解雇宣告を受けた。T氏は会社を相手取り、地位確認の訴訟を起こし、12年6月、解決金1000万円で和解した。その間、T氏は再就職に成功。このケースは、リストラに応じないと同業界での再就職が難しいと脅されることが多い外資金融の世界でも、納得できない解雇に対しては恐れず法廷闘争を挑んでよいことを示している。事件の一部始終を裁判資料に基づき詳報する。
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【Digest】
◇「出社しないで下さい」
◇配置換えをして郵便物の配送、仕分けをやってもらう
◇「バカですか?血が出ますよ」
◇「私としてはレイプという言葉を使いたいぐらいです」T氏
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1757
 
 
2013年1月18日付のMyNewsJapanで記事
 
「シティグループ証券社員、退職勧奨という「日常」に抵抗しロックアウト型解雇→提訴→転職後に和解金1千万円」
 
を企画、取材、執筆しました。
 
 
写真は、原告T氏の解雇訴訟にかかわるシティグループ証券の歴代CEO。真ん中が、ブライアン・マッカビン氏(在任期間09年12月1日~12年1月9日)。右が東俊太郎氏(12年1月10日~3月31日)。左がスニール・バクシー氏(12年4月1日以降)。


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