震災発生から、3週間以上が経ち、生存情報はまったくなく、厳しくなってきた。
増えるのは死者の数ばかり。
犠牲者の数が3万人を超えるのはほぼ確実な感じだ。
小生、このあまりにも多すぎる犠牲者の数に愕然とするが、
それに加え、こうした犠牲者の方たちが愛していた犬猫のことを考えると
更に苦しくなる。
さほどニュースにもならないが、どれほど犠牲になったのことか。
小生も愛犬家として滅入るものがある。
まして犬は繋がれている家が多かったことだろうから、かなり犠牲になった
だろう。
そうした中、嬉しかったニュースがあった。
4月1日 宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1.8キロの海上で、
津波で流された家の屋根の上に漂流している犬がいるのを、
第3管区海上保安本部(横浜)所属の特殊救難隊が見つけ、約1時間後に
救出したというニュースだ。
(漂流犬)
いつから漂流したのか? 震災直後にしては、痩せていないという。
いつ? どうやって?こうなったのか謎は残るが、
よくぞ生きていてくれた。
一つの命が救われて嬉しい限りだ。
(無事保護)
保護され、ビスケットやソーセージなどを食べたという。
うちのゆう坊に似ているせいか、人事に感じられないくらい嬉しい。
さぞかし、心細かったことだろう。
良かった
ただ、この犬は飼い主と会うことができるだろうか?
是非、飼い主も生存していて再会できることを願うばかりだ。
当面は施設で保護されるらしいが、引き取り手がない場合は譲渡されるらしい。
いずれにせよ、一度救われた命。
この犬も幸せになってほしい