何故か鏡で自分を見ているような気がする動物。

　１１月４日（金）　晴れ

　「目を見ちゃダメだよ」
　「大きな声を出しちゃダメ」
　「ちょっかい出しちゃダメ」
　小学生の野外授業を引率する先生も気を使う。
　今年は山も不作だったのか猿も戦場ヶ原の木道まで出て来て、堂々と歩いてくる。流石にこれを見るとちょっと危ないかなと思う。
　しかし中禅寺湖のお土産やさんあたりに来る猿ほど図々しくはなさそうでちゃんと人間が通ると木の上に退避したりもする。
　しかしこの生き物はなんだか鏡を見ているようで変な感じになる動物だ。



　こんな所で小さな実を採って食べている。

 




　いるのは分かっていても川を挟んだ対岸だから安心だ。

 




　ところが今度は木道に出て来てこちらに向かって歩いてくるので、先に歩いていた同行者（同居人）が逃げ帰って来た。

 




　それほど怖くは無いが良く見るとやっぱり。

 




　でも小学生の行列が通った時にはおとなしく木の上で退避していた。

 




　これは恐らくボスではないかと思う。

 




　器用に枝を手繰り寄せて小さな実を採って食べている。多少老眼が始まっているような感じだ。

 




　別の場所に行っても、そこにもまたいた。

 




　こんな姿を見ていると孤独感が漂っていて、何か悩みでもあるのかと思ってしまう。

 



　どこか自分自身を見ているような感じがする動物だった。
　冬を生き抜くのも大変だ。



   　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　撮影機材　　　カメラ：　キャノン　ＥＯＳ　７ＤマークⅡ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　 レンズ：タムロン　ＳＰ１５０－６００ｍｍｆ５－６．３




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