どんなに綿密なプランを練っていようが、装備を準備していようが、雪崩に巻き込まれちまったらお仕舞いだからな。年末年始は、自宅でおコタにでも入っての~んびりま~ったり、昼間ッから酒を喰らいながらTVを観ながら寝正月を過ごすのに限るね。
『北アルプス・剱岳(標高2,999m)に入山後、連絡が取れなくなっている男女4人のパーティーの遭難で、富山県警は10日、山岳警備隊による地上からの捜索を行ったが、手掛かりは無かった。又、ヘリコプター等による大規模で集中的な捜索は一旦終え、以降は視界が良い日に主にヘリコプターで捜し、本格的な再開は雪崩の危険性が無くなる4月以降としている。4人が携行している食糧と燃料は10日迄と見られるという。6日間に渡った捜索では、剱岳北西の小窓尾根に続く標高1,100~1,000mの谷筋で、登山者が携帯する電波発信機4台の反応を確認した。県警は、この谷筋での雪崩に巻き込まれた可能性が高いと見て5日、ヘリ等で付近を捜索したが確認出来なかった。トランシーバーの呼び掛けにも応じていないという。現場は雪が不安定で春迄立ち入る事が難しく、10日は谷筋に続く川沿いを40分程度、徒歩で捜索した。県警上市署によると、4人は関東在住で、昨年12月30日に入山し、計画では今月3日に下山の予定だった。剱岳付近は6日、断続的に雪が降って視界が悪く、ヘリを飛ばす事が出来ず捜索を見合わせた。4人が予定していた登山ルートは雪崩が起き易く、地上での本格的な捜索も見送った。悪天候で2日に引き返して来た別の登山グループは4人を目撃していない。4人とも山岳会に所属し、冬山登山の経験が有る。遭難している4人の氏名は以下の通り。「秀峰登高会(しゅうほうとうこうかい)」の公務員山野美鈴さん(33)=東京都清瀬市=と会社員石川雅規さん(29)=埼玉県富士見市=、「登攀(とはん)クラブ蒼氷(そうひょう)」の宮川良成さん(45)=東京都文京区=、「東京志岳(しがく)会」の会社員小林政紀さん(38)=川崎市。山岳会「秀峰登高会代表の向畑吉大(よしひろ)さん(51)=埼玉県入間市=は6日、上市署で会見し、「無事に戻って来て欲しい」と語っていた。今回の登山のリーダーは山野さんで、ルート確認等事前に綿密に計画を練っていたという。富山県上市町の馬場島(ばんばじま)から入山。計画では、小窓尾根から剱岳に登頂し、早月尾根を通り今月3日に下山予定だった。』
仮に生きているとしても、食料も燃料も尽きているだろうし、もぉ既に生存の可能性も無いと富山県警は判断したんだろう。2日に雪崩に巻き込まれたとすれば、既に日数が経ち過ぎているし、既にその付近で生存者の気配が感じられないので有れば、下手に深追いして捜索し、二重遭難でもしたら堪らんからなぁ。
人間も熊みたいに冬眠が出来たらねぇ。その前に雪崩に巻き込まれて、窒息により絶命しているんだろうがな
冬山の登頂は成功すると物凄く気持ちがいい事は、何となく理解出来ないでも無いんだが、年末年始にクソ寒い冬山なんぞ目指さなくっても良さそうなモンなのに。
視界が良い日に主にヘリコプターで捜した所で、上空から発見する事は出来ないんじゃないかな。
発見出来る日が来るのは、富山県警が言う様に、暖かくなって雪が溶け、雪崩の危険性が無くなる4月以降になるんだろう。
雪の中に埋まった状態で発見出来れば、凍った状態で綺麗なままなんだろうが、春先、雪から外に遺体が出れば直ぐに腐り始めるだろうし、野生肉食動物の餌にされるから、骨はあちらこちらバラバラになるな。喰い残しには、蛆が湧くだろうからドロドロの状態で発見されるのか?
どうせ発見されるのなら、完全に白骨化してからの方がいいな、個人的には。
そこら辺の事も全て引ッ包めて、完全に自己責任で冬山に登るんだろうが、完全に自己満足でマゾヒズムな行為だろう。冬山登山ってー奴は。
それでも冬山登山がなくならないのは、やはり登頂が成功した時の達成感なんだろうなぁ。
おいらは…、要らないや。
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