以前から気になっていて、でも暇が無くて詳しくは勉強しなかった「細胞性粘菌」について調べてました。
いやー・・・・すごいっすよ。
細胞性粘菌というのは、単細胞で生活をしているアメーバ状の生物。
栄養が乏しくなったり、過酷な条件では細胞が集まり、それぞれが胞子を作ったり、胞子を支える柄(え)となったりと、分化をします。
アメーバの時には、細菌や酵母を食作用(細胞内にとりこむ作用)で捕獲し、内部で消化します。
アメーバなのでネバネバと移動し、近くの細菌を貪欲に食べていきます。
そして周りに食べるものがなくなったとき、
アメーバ集合
↓
大きな細胞
↓
柄を形成して倒立
↓
胞子を格納した子実体を先端に形成
↓
(至適条件で)胞子が発芽してアメーバでてくる
ということをやっています。
アメーバの時には細胞膜しかもっていなかったものが、胞子になると細胞壁をもっています。
うーん、初歩的なことしか知らないので、ただただ感嘆&驚愕。
アメーバの時にはどうみても動物なのに、子実体を作る頃には、もうカビにしか見えない。
もっともっと詳しく知りたい微生物の一つ。
参考にしたのは、弘前大学農学生命科学部 応用生命工学科 細胞工学講座/弘前大学総合情報処理センターのサイトで、「粘菌生活」。
アメーバの状態で食事をしている映像から、子実体を形成している映像まで、動画で詳しく観察することが出来ます。
リンクする時には連絡が必要とのこと。
メールの返事を待って、リンクしたいと思いますので、見てみたい方はGoogleで検索をお願いします。
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