「私夜型なんだよねー」「えー俺起きてられないや」
そんな会話を一度は交わしたことがあるはず。
実はこれも遺伝子の作用のせいかもしれません。
体内時計の遺伝子、朝の作動が重要…理研チームが発表 (読売新聞) - goo ニュース
ほぼ24時間周期のリズムを刻んでいる哺乳(ほにゅう)類の「体内時計」は、異なる時間に働く16個の時計遺伝子によって制御されているが、朝に働く遺伝子のオン・オフ(活性・停止)が正常に作動しないと、周期リズムが消滅してしまうことを、理化学研究所などの研究チームが突き止めた。
睡眠障害などの治療薬開発につながる成果で、12日付の専門誌「ネイチャー・ジェネティクス」電子版に発表された。
16個の時計遺伝子のうち9個は、朝の時間帯に働く。同研究所発生・再生科学総合研究センターの上田泰己チームリーダーらはこれまでの動物実験で、「朝型」遺伝子を働かなくすると、昼や夜に働く時計遺伝子にも影響し、細胞全体の周期リズムが消えてしまうことを確認している。
今回、同センターと米スクリプス研究所は、朝型の時計遺伝子が常に働いている状態にして影響を調べた。
その結果、この場合も細胞の周期リズムが消えることが判明。研究チームは、朝型の時計遺伝子の「オン」「オフ」の正常な切り替えが、細胞の周期リズムを保つうえで非常に重要であると結論付けた。
体内時計の複雑な仕組みの解明は、睡眠障害の診断や治療薬開発などにつながると期待されている。
朝きちんと起きないと、朝の遺伝子にスイッチが入らず、昼に働く遺伝子も、夜に働く遺伝子もスイッチが入らない。
そうすると細胞がちゃんと一日の時間帯を認識できず、細胞が混乱して周期リズムを失ってしまうということですね。
夜型の人は周期リズムを失っているんですねー。
正常にするためにはやっぱり昼に活動する必要があるのかな?
でも、進化の過程で哺乳類は昼のほうが活動できるようになったわけです。
夜でも明かりがあり、家があり、特に問題なく活動できるようになった人間は、更なる進化を経て、夜型でも正常に細胞が動くようになるかもしれません。
まぁ、それが確立されるのは億年後だと思うんですけど・・・。
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