Speed Bird:Tokyoボンド&ボンドGirlのCoolなSPYスタイル

グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

MAURESQUE(モレスク)@白金台

2006-08-08 23:34:19 | Spyなグルメ
金曜の夜、仕事が終わり、時計を見れば22時過ぎ。

そのまま帰るにもちょっと早い。一週間を終えた金曜は、一杯飲んで忙しかった平日に区切りをつけ、OFFモードに切り替えたい。そんな時間帯。

向かったのは、白金台にあるモレスク。プラチナストリートを広尾方面へ歩いていったところにひっそりと佇む店。ビルの一階にあるが、入り口のドアは通りか らは見えず、看板もなし、窓も無いので外からは中に何があるのか分からない。つまりここを目的地としてこない限りは店があるとは分からないし、ここがその 店だと分かっても、初めて踏み込む時はドアを開けるまで確信がもてないような店。雑誌とかにもまず出ていない。探す時はちょっと苦労する、そう、Spy好みな特殊 ミッション向けの店。

重い木のドアをあけると、周囲の静けさとはうってかわっての賑やかな店内。隠れ家系から連想される、静粛さや、ややもするとスノッブな感じはなく、肩の凝ら ない、そう、気の会う友人の家に来た感じ。お客さんもちょっと通っぽいオシャレな常連っぽい感じが多し。スーツ率もちろん低し(っていうかいなかったと思 う)。センスのよさげな女性同士のグループも多い。ここのオーナーは元「オー・バカナル」の経営パートナーの一人とのこと。そう聞くと、ちょっと納得。 オーバカナルが親しい友人のためにこっそりつくった店という感じか。

店内は暗すぎず、でも適度に暖色系のほの明るい感じの照明。カジュアル過ぎず、かといっていやらしすぎず。いい感じ。店に入ると左手にあるカウンター が奥に伸びていて右手にはテーブル席がいくつか。奥には個室もある様子。ほとんど満席で座れないかなと思ったが、偶然空いていたカウンター席に案内し てもらう。

ここは、レストランというべきかBarというべきか。どちらの使い方もできそう。Spy的にポイントが高いのはグラスワインが豊富なこと。白ワインは何がある?って聞くとワイン クーラーで冷やされていたボトルをカウンターの上にずらりと並べてくれる。白だけでも5本以上はあったかな。白ワインに混じってシャンパンのマムのボトルが目に入ったので、すかさずそれをグラスでもらう。うーん、この 泡の喉を通る感覚がたまらない。

メニューは黒板に書いてあるのをカウンターの前に持ってきてくれる。内容はイタリアン的だけど洋食的なメニュー(コラーゲンコロッケ?)とかもあったり、 どれも気になるものばかり。悩んだ挙句、岩牡蠣、サザエのエスカルゴ風壷焼き、白アスパラのリゾットをオーダー。もちろん、どれも期待を裏切らない美味し さ。あと、ここは自家製パンも美味しい。皮と中身の食感がかなりいい感じの好みなタイプ。

一人で使えるのもいいし、もちろん友人と来るのもいい。そしてもちろん親しい彼女とでも。キラキラでオシャレないかにも勝負系のレストランもいいけど、こういうお店に彼女をさりげなく連れて行くっていうのが、Spy的には好みのスタイルかも。

最新の画像もっと見る