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アヒル艦隊15年の旅を経てイギリス来襲

2007-07-15 09:03:03 | Spyなetc.
女王陛下の安全を守るべく日夜情報収集に努めるMI6が英国へ押し寄せる大規模な脅威の情報を掴んだ。

1992年、中国からアメリカ・シアトルに向かう途中悪天候に遭遇した貨物船から大量に流出した、アヒルのオモチャの大群。そのうちの一部が北極海を抜け、いよいよイギリスに到達する見込みとのこと。

もともとは中国の工場で作られ、香港からアメリカへと船で運ばれるはずだったお風呂用のプラスチック製アヒルのオモチャ。それを満載したコンテナが、1992年1月29日に太平洋で嵐に遭遇して海へ落下したことからこのアヒル艦隊の大航海が始まった。

最初は3万個の大艦隊であったが、3分の2は南へと流れ、やがてインドネシアやオーストラリア、南米の海岸に流れ着いた。残りの1万個 が北へと進み、その年の終わりごろにはアラスカに到達。そこから再び西へと流され、3年ほど日本の東方でうろうろとしたのち、またまた北へ。多くはベー リング海峡を抜けるまでに、座礁したりするなどして脱落。



旅が始まって8年ぐらいすると、アヒルの姿は北太平洋で見られるようになり、2003年にはアメリカ東海岸に流れ着くものが出現。これらアヒルの親元であった米First Years社はアヒルのオモチャ1つにつき50ポンド(100ドル:約1万2000円)の報奨金を出すことを決定。すでにアヒルは強い日差しと海水によっ て白くなっているらしいが、コレクターの間では500ポンド(約12万円)の値で取引されているとのこと。

実際どれだけのアヒルが英国に上陸できるか分からないが、アヒル艦隊の不屈の精神に敬礼。

英国Times紙が伝えるところでは詳細は以下の通り。

Plastic duck armada is heading for Britain after 15-year global voyage - Times Online



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