都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

無事に帰ってきました。

2012-12-13 22:28:28 | 携帯から
暴風雪に見舞われながら、無事に帰ってきました。

行き道の途中、特急電車が運休し、急きょレンタカーを3台借りて現地へ向かうことに。
3時間もかかって、ようやく会場についた時には、開始時間からもう50分くらい遅れてて、大慌てで演奏開始。
我々が到着するまで場を繋いでくれた地元の合唱関係の方、共催の社協の方々に感謝です。
あと、寒い中待っててくれたお客さんにも。
歌い終わって、福島から避難してるって人が声をかけてくれました。
嬉しかったなぁ。

翌日は朝から雪が積もってて、風が強かったけど、前日から借りてるレンタカーで隣の市へ直行しました。
ちゃんと発声出来たし、合わせもちょっとだけやって、こちらのコンサートは時間通り順調にいきました。
雪と風が吹く中、会場に来てくれたお客さんには本当に感謝です。

終わったら、もう1件屋外コンサートをやる予定だったのですが、天気がどんどん悪くなり、結局中止に。
有料道路使って150キロの道を3時間で移動するつもりだったのですが、吹雪だしアイスバーンだし、始終40キロ以下しか出せず、結局予定時間にも間に合いませんでした…。

スタッドレスタイヤではあったんですが、3台のうち2台はスリップ。
あせった。
死ぬかと思った。
ドライバーもペーパーでは無かったのですが、道が悪過ぎて如何ともし難い状況で。
渋滞もあるし、もらい事故になったらどうしようとハラハラしながらも、なんとか無事にレンタカー屋へ到着しました。

私が乗ったのとは違う車を運転した後輩と、車を返却する時に4時間ぶりに再開。
ほっとしつつも、声かけた途端、その子が泣いてしまいまして。
4人の命を預かりながら、4時間ずっと悪条件の道を運転する緊張が解けたからかもしれません。

もう、自分の読みの悪さに腹が立ちましたわ。
こんな怖い思いをさせてまで、歌いに行く必要があったのか。
何故、電車が止まった時点で中止の決断をしなかったのか。
みんなの安全を、第一に優先するべきではなかったのか。

被災して、大切なものを失った人たちの気持ちに全然寄り添えていない。
みんなが死んだら、みんなを大事に思っている人たちを悲しませてしまうと、何故考えなかったのだろう。

無事に帰ってこれたのは結果オーライってだけで、レンタカーっていう選択はすべきでは無かったと猛省しています。

意気込みだけが優先して、冷静に判断出来なかった。
訪問先への迷惑と、メンバーの命と、どちらが重いかは明らかなのに、どうしても気持ちの方を優先してしまった。
その時の雰囲気もあったかもしれない。
取りまとめとしては、最低な判断だった。
と、終わってから気づくのがまた救いようがないなと思います。

天災はどうしようもない。
訪問先の人も、それを分かってくれない人ではなかったはず。

反省。

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