都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

最近のこと2

2010-06-20 14:44:19 | 携帯から
心療内科。

不眠の自覚はあったので、一昨年から何回か行ってたけど、基本的には薬をもらうだけで、特に診察はしていませんでした。

日常生活に支障があるわけではありません。

抵抗がありました。

自分は、弱くないし、何より、生活に困難が生じているわけでもない。

毎日出勤して、勤務時間は守ってるし、人とも会ったり遊んだり、好きな歌も続けてる。

普通の社会人。もっと大変な人はいて、これで困ってるなんて甘えてるとしか考えられない。

心療内科の受診は、抵抗がありました。


でも、発作的な不安や動悸、目眩、立ちくらみが何とかなるなら(というより、何とかしなきゃなあ)と、婦人科にも言われたしと言い聞かせ、とりあえず行ってみることに決めました。

ネットで近くの心療内科を探して予約。
予約が済んでから、急激に不安が襲ってきました。
何を喋ったらいいかわかりません。
どこもなんともないのに受診して、迷惑に思われるんじゃないか。
そんなの普通だ、甘えるなと怒られるんじゃないか。
いざ診察になったら、何も伝えられず、気のせいと思われて終わってしまうんじゃないか。

不安で不安で仕方なく、考えていたら、職場でまた動悸。
でも、気付かれたくなくて、弱いと思われたくなくて、トイレで落ち着かせて、赤い目は、わざとコンタクトを外して目薬でごまかして。
こんなことしてる時点で、多分何か変なんだ。でも、認めたくなかった。
とにかく認めたくなかった。

初診に備えてメモを作成。
話す順番、以前心療内科に行った経緯、婦人科の経緯、何故受診にきたか、困っていることを羅列しました。

困っていることに、絶句。自分が、何に困ってるか分からない。何も困っていないわけじゃない。でも何に困っているか、言葉にも頭の中にも浮かばない。

診察で、突っ込まれたらどうしよう。何しにきたの?と言われるだろうか。
不安で仕方なかった。

でも書くことが出来ない。
メモには、何に困っているかわからないと書いたまま、病院に向かいました。

診察は、矢継ぎ早に質問され、たじたじ。
途中何度か言葉に詰まり、自分でも驚いたのですが、泣いてしまいました。
他人を、しかも全く初対面の人を前に泣くなんて絶対しない。
受診の恐怖が加わって、相当気持ちが不安定だったのかもしれません。

不安は的中し、責められるようなことも少し言われましたが、答えられるとこだけ答えてなんとか終了。

とりあえず、まずは夜ゆっくり眠るようにしようということで、睡眠導入剤とは別に気持ちを落ち着かせる薬をもらいました。

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