木下牧子の鴎。
合唱譜はアカペラで書かれていますが、「邪宗門秘曲」に収録されている鴎はオーケストラ伴奏付き。演奏は言わずとしれた大阪ハインリッヒシュッツです。
初めて聞いた時、とても心を打たれたのを覚えています。ステージとそこに立つ指揮者の振りがありありと浮かんで来て、力強く、未来へと放たれる音楽を感じて涙が出てきました。
それまでに何度か歌ったことはありましたが、私たちが歌ったのは一体何だったのかと、少し悲しくもなり…。
歌い手は、可能かどうかは別にしても作曲家の意図を汲み取ることを必要なことと感じています。
(余談ですが、鴎の中でu-とmh-の2つのハミングは使い分けて欲しいからこそわざわざ別にしてあるんじゃないか、という話をOBの指揮者にされたことがあります)
だから、表記の意味やテンポの変化に最小限の注意を払い、楽譜通りに(それを踏まえて楽譜以上に)演奏が出来るよう学んで、練習をします…が。
木下牧子の中の鴎には初めから、このオーケストラの音が鳴っていたのでしょうか。
そうだとしたら、アカペラには初めから、限界があったのかな…なんて、アホなこと思ったり。
歌には、楽器にできないことを表現する力もありますが、楽器にはかなわない部分があるのも事実です。
アカペラにはアカペラの良さがあるけど、オケ付きであんな風に歌われたら意気消沈しますな…なんというか、スケール感が頭から染み付いて離れない。一度聞くとアカペラの物足りなさを感じてしまって。ただでさえ、最上の演奏に出会いにくい曲なのにね。(「春に」と並んで正直かなり難しい曲だと個人的には思うのですが)
オススメのアカペラ鴎がありましたら、どなたか教えてください。
合唱譜はアカペラで書かれていますが、「邪宗門秘曲」に収録されている鴎はオーケストラ伴奏付き。演奏は言わずとしれた大阪ハインリッヒシュッツです。
初めて聞いた時、とても心を打たれたのを覚えています。ステージとそこに立つ指揮者の振りがありありと浮かんで来て、力強く、未来へと放たれる音楽を感じて涙が出てきました。
それまでに何度か歌ったことはありましたが、私たちが歌ったのは一体何だったのかと、少し悲しくもなり…。
歌い手は、可能かどうかは別にしても作曲家の意図を汲み取ることを必要なことと感じています。
(余談ですが、鴎の中でu-とmh-の2つのハミングは使い分けて欲しいからこそわざわざ別にしてあるんじゃないか、という話をOBの指揮者にされたことがあります)
だから、表記の意味やテンポの変化に最小限の注意を払い、楽譜通りに(それを踏まえて楽譜以上に)演奏が出来るよう学んで、練習をします…が。
木下牧子の中の鴎には初めから、このオーケストラの音が鳴っていたのでしょうか。
そうだとしたら、アカペラには初めから、限界があったのかな…なんて、アホなこと思ったり。
歌には、楽器にできないことを表現する力もありますが、楽器にはかなわない部分があるのも事実です。
アカペラにはアカペラの良さがあるけど、オケ付きであんな風に歌われたら意気消沈しますな…なんというか、スケール感が頭から染み付いて離れない。一度聞くとアカペラの物足りなさを感じてしまって。ただでさえ、最上の演奏に出会いにくい曲なのにね。(「春に」と並んで正直かなり難しい曲だと個人的には思うのですが)
オススメのアカペラ鴎がありましたら、どなたか教えてください。