都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

木下牧子の鴎さま

2008-10-04 22:18:39 | 携帯から
木下牧子の鴎。
合唱譜はアカペラで書かれていますが、「邪宗門秘曲」に収録されている鴎はオーケストラ伴奏付き。演奏は言わずとしれた大阪ハインリッヒシュッツです。
初めて聞いた時、とても心を打たれたのを覚えています。ステージとそこに立つ指揮者の振りがありありと浮かんで来て、力強く、未来へと放たれる音楽を感じて涙が出てきました。
それまでに何度か歌ったことはありましたが、私たちが歌ったのは一体何だったのかと、少し悲しくもなり…。
歌い手は、可能かどうかは別にしても作曲家の意図を汲み取ることを必要なことと感じています。
(余談ですが、鴎の中でu-とmh-の2つのハミングは使い分けて欲しいからこそわざわざ別にしてあるんじゃないか、という話をOBの指揮者にされたことがあります)
だから、表記の意味やテンポの変化に最小限の注意を払い、楽譜通りに(それを踏まえて楽譜以上に)演奏が出来るよう学んで、練習をします…が。
木下牧子の中の鴎には初めから、このオーケストラの音が鳴っていたのでしょうか。
そうだとしたら、アカペラには初めから、限界があったのかな…なんて、アホなこと思ったり。
歌には、楽器にできないことを表現する力もありますが、楽器にはかなわない部分があるのも事実です。
アカペラにはアカペラの良さがあるけど、オケ付きであんな風に歌われたら意気消沈しますな…なんというか、スケール感が頭から染み付いて離れない。一度聞くとアカペラの物足りなさを感じてしまって。ただでさえ、最上の演奏に出会いにくい曲なのにね。(「春に」と並んで正直かなり難しい曲だと個人的には思うのですが)

オススメのアカペラ鴎がありましたら、どなたか教えてください。

秋晴れで引っ越し

2008-10-04 14:29:34 | 携帯から
やっと晴れたね週末。ようやく布団と洗濯物を干せました。
平日に干すと帰宅が18時を過ぎるので大変。特に今の季節は夜が冷えますから、取り込むのが遅くなるとせっかく干したのに湿っちゃうんですよねぇ。

ここ数日引っ越したい願望が再燃してしまい、今本格的に物件を吟味しております。原因は、職場への通勤方法が指定されたこと。
職場は私の住んでる最寄り駅(A駅)の隣駅(B駅)から徒歩15分のところにあります。ただ、山を登って行かなければいけないので非常に不便。お年寄りとかはかなり厳しい傾斜です。
そんなわけで、周囲の駅から職場行きのバスはいくつか出てるんです。市民が利用者ですからね。当然A駅も例外ではなく、私も最寄りのA駅からバスで通勤するものだと思っていました。
が、しかし。
バス運賃は電車賃より高いから、B駅まで電車でいって歩いて来てくれ、と言われてしまいました。
バス10分で済む距離を、わざわざ電車移動(3分)をしてから15分歩けってか。
交通費は出来るだけ安い移動方法で、という理屈は良く分かるのですが、ちょっと融通効か無くな~い?
せっかく直通のバス出てるのに、なんでそれを横目に歩かないと行けないのさー。しかもわざわざ電車で移動して…同期も同情してくれてましたが、なんとも理不尽な感じが…。
てわけで、相当悔しいのでバス直通で行ける場所に引っ越そうかと検討中。あと300mずれればバス通ってるし。

とりあえず、しばらくは頑なにバスで通勤する覚悟です。