音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

馬鹿げた一極集中都市  東京

2014年11月07日 | 裏読み 政治・経済


今夜のNHKニュースでは「スーパー台風」が東京を襲った時のとんでもない被害想定を解説していた。
地球温暖化で今後増えるであろう「スーパー台風」だ。


先日、久方ぶりに東京の都心に所用で出かけた。

東京にはよく行くが都心部に行くのは数年ぶりだった。

都心の高層ビル街と地下鉄駅周辺を散策して、とにかく腹が立った。

「この都会はなんと人命を軽視しているのだろう、人命を何と考えているのだろう」と感じた。

「人の命の安全など考えることなく、利潤追求の欲望のままに増殖した醜い生物そのもの」・・・これが現在の東京中心部に立った感想だった。

二日の滞在だったが、一時間でも早く東京から遠ざかりたいという思いが強かった。

大地震や自然災害に見舞われたら、この都会では助かる確率は低いと感じたからだ。

はっきり言って、東京という都会は馬鹿げている。

人間の欲望、経済利益追求の欲望は、ここまで人命を無視した一極集中都市を作るものか、と呆れるのを通り越して、アホラシクなった。

地方の「人口消滅自治体」と「一極集中の大都会」この両極端も馬鹿らしい。

日本列島全体を俯瞰して、生活しやすい空間と、インフラ、人口を持った地方都市を増やす国土設計、都市計画をやらない限り、東京のような馬鹿げた大都会ができてしまう。

日本の国土全体に大都会でもなく、過疎地域でもない中堅都市を育成配置することを考えていかないと、馬鹿げた大都会を少数生むだけの馬鹿げた日本列島を作ってしまうことになると思う。

地方創生はまず「馬鹿げた大都市」の解体と地方への移転であろうと思う。

自分の見る限り、日本で一番馬鹿げた都会は東京である。

東京に集まっている人達のほとんどは日本全国の地方からの人達であると思う。

昔からいわれているように「東京は巨大で不自然な田舎」である

「大いなる田舎」とも言われる。

ならば「住みやすい自然あふれる地方」に戻るのが一番賢明ではないかと思う。

国も企業もよくよく考えるべきだと思う。


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