
急激な円安はついに¥120を超えた。今後さらに進むと予想されている。
この円安で業績を伸ばしているのはトヨタ、家電企業などの大企業。
しかし輸入原材料、ガソリンの高騰で中小企業は瀕死の状況にあることが分かってきた。
今の円安¥120の水準は年明けから中小零細企業の連続倒産を招くものと予測されている。
円安の恩恵で収益を伸ばしているのは1%の大企業。
それに対して、円安・輸入原料高に苦しむ中小企業には70%の労働人口がいる。
この状況は日本の内需経済には壊滅的打撃を与えるのではないかと懸念される。
これが懸念に終わることを願っている。
自分の生活圏内の販売店などの様子をよく観察するようにしているが、いかにも苦境にある状況が見て取れる。
とんでもない安値の販売が目立つ。
われわれ購買者には願ってもないことだが、生産業者はひょっとして赤字を強いられているんではなかろうか、と心配する。
それほど価格を下げないと購買・消費を喚起できないところまで個人消費が冷え込んでいるのを肌で感じる。
経済アナリスト、経済評論家によると、円安¥120の影響は年明けから中小零細企業の倒産を加速させると見ているようだ。
数十万件の中小企業が円安倒産の予備軍として控えている状況のようだ。
<円安倒産、3カ月連続で最多 1〜11月は301件で前年比2.7倍=帝国データバンク>
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1204/zks_141204_7…15035.html
<円120円台>中小企業大打撃 「円安倒産」増に危機感
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1205/mai_141205_7166073855.html