
きょう、コンビニに立ち寄ったら「安倍降ろし4刺客」という大見出しが目に入ったので新聞をざっと立ち読みした。
安倍首相という「極右ナショナリスト」が国際社会では相手にされていないという内容だった。
憲法改正を掲げ、靖国神社に閣僚を参拝させ、天皇元首・国家神道による軍国主義復活をちらつかせている総理を、我々日本国民でさえ多いに心配し警戒している。
それよりも疑惑を募らせているのが国際社会で、米国の議会報告書では安倍総理は「ストロングナショナリスト」と書かれた。
それで「安倍からアベノミクスを取ったら、ただの極右ナショナリスト」というのが国際的見方のようだ。
その証拠に、中国の習近平国家主席は訪米でオバマ大統領と8時間も語り合った。
しかし安倍総理はオバマ大統領と会っても、ランチを含めて1時間半で終り、共同記者会見さえ開いてもらえなかった。
上下院でスピーチをした韓国のパククネ大統領よりも下の扱いだった。
つまり、安倍総理は世界から相手にされていないということがはっきりしたわけであり、オバマ政権は安倍首相を危険人物とみなした、ということもはっきりしたわけである。
そりゃそうだろうと思う。
オバマ政権でなくとも、天皇元首の軍国主義憲法への改正を掲げ、こともあろうに国家公安委員長の要職にある閣僚までが、靖国参拝をする政府内閣を極右危険視しない国が国際社会のどこにあるだろう。
そもそも国家公安委員長という要職は、太平洋戦時下の軍国主義内閣において、治安維持法という「悪法」により「反戦・反国家」主義者を次々に投獄し、拷問し時には処刑もした、軍国主義ファシズムの象徴のようなものだ。
これほど「歴史認識」のない内閣・政治家達による「天皇元首・軍国主義・国家主義」の憲法改正を掲げる安倍政府が国際社会から相手にされないのは当然といえる。
これは立ち読みした今日の新聞の記事だが、
「安倍からアベノミクスを取ったら、ただの極右ナショナリスト」という米国議会報告も的を射ていると思う。
しかしここまで言いたい放題に時の権力者に言える日本のマスコミは健在だと、ひとまず安心した。
憲法が改正されると「表現の自由」が制限され、現在のような自由な発言・表現も検閲を受ける可能性がある。
日本のすべてのジャーナリストが口を揃えていうのは「憲法改正は表現の自由の死であり、民主主義の死である」ということだ。