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音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

播磨大地震 と 貞観大地震

2015年04月15日 | 裏読み 政治・経済


まず貞観大地震についてウィキペディアでは以下のように記述されている。

<貞観地震(じょうがんじしん)は、平安時代前期の貞観11年5月26日(ユリウス暦869年7月9日、 グレゴリオ暦7月13日)に、日本の陸奥国東方沖(日本海溝付近)の海底を震源域として発生したと推定されている巨大地震である。地震の規模は少なくともマグニチュード8.3以上であったとされる。地震に伴って発生した津波による被害も甚大であった>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9E%E8%A6%B3%E5%…0%E9%9C%87

同じ項目に「播磨大地震」の記述があり以下の通り。

<西日本では前年の貞観10年(868年)に播磨地震(山崎断層を震源とする地震)、仁和3年(887年)に南海トラフ巨大地震と推定される仁和地震(M 8.0〜8.5。一般的に南海地震とされるが、東海・東南海との連動説も有り)が起こっている。これらの関連性は不明であるが、この時代日本付近の地殻が大きく変動していた可能性が高いとされる。>


貞観地震前後の地震の記録としてウィキに記述される年表は以下のとおり。

850年11月23日(11月27日)(嘉祥3年10月16日) -出羽国地震、M7
863年7月6日(貞観5年6月17日) - 越中越後地震
864年7月 - 富士山の貞観大噴火(2年間)
864年11月 - 阿蘇山噴火
867年3月(貞観9年1月) - 鶴見岳(大分県)噴火
867年6月 - 阿蘇山噴火
868年7月30日(8月3日)(貞観10年7月8日) - 播磨・山城地震、M7、山崎断層か。
869年1月(貞観10年閏12月) - 摂津地震(7月30日の余震が続いていた)
869年7月13日(貞観11年5月26日) - 貞観地震
869年8月29日(貞観11年7月14日) - 肥後台風被害。同時に津波が襲った可能性あり。
871年5月(貞観13年4月) - 鳥海山(山形県・秋田県)噴火
874年3月25日(貞観16年3月4日)、仁和元年(885年)7月、同8月 - 開聞岳(鹿児島県)が大噴火。
878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) - 相模・武蔵地震、M 7.4
880年11月19日(11月23日)(元慶4年10月14日) - 出雲で地震、M 7
887年8月26日(仁和3年7月30日)- 仁和地震(南海トラフ巨大地震?)、M8.0〜8.5
893年 - 国外の白頭山噴火にともない北日本(東北地方・北海道)に降灰。

・・・となっている。

これが事実だとすると869年7月13日の貞観地震の前年868年7月30日に「播磨・山城地震 М7」が起こっている。

そして貞観地震:869年7月13日を挟んで、850年から887年にわたる約40年間にМ7~8クラスの大地震と火山噴火が続いている。

信憑性は疑わしいが、以下の記事も気になる。
<イルカ打ち上げ、大地震の前兆? 東日本大震災の前にも…専門家が警鐘>
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150…008-n1.htm
それによると、
<今回の現場から約20キロ南の鹿嶋市の海岸でも、2011年3月4日に、同じカズハゴンドウ約50頭が打ち上げられたことがある。東日本大震災が発生したのはそれからちょうど1週間後のことだった。>・・・とのことだ。

先日は和歌山県でも約100頭のイルカが湾内に侵入し泳ぎ回って、地元漁師を驚かせた。

こういった歴史記録と、因果関係がはっきりしない事件により風評を撒き散らすのはよくない。

しかし、こういった事実があったということは認識しておくべきだろうと思う。


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