どうも原発の再稼動や運転停止、原発を基礎電源のひとつ・・・とか言ってる政治家や企業人には どうもついていけない。
地震、津波、豪雨、竜巻・・・など自然災害に太刀打ちできると思っているところが不思議でしょうがない。
カク・ミチオ博士が言っていた「宇宙文明レベル」からすると、人類はまだレベル0なんだから。
惑星のエネルギーを制御できるのが「宇宙文明レベル1」
恒星系のエネルギーを制御できるのが「宇宙文明レベル2」
地球の地殻変動や気象さえ制御できない「レベル0」の人類が原子力を扱うにはまだ幼稚すぎる。
幼児に火を持たせるようなもので、大火事になるのは目に見えている。
原子力は将来のエネルギーとして「研究段階」にあるものだ。
それを「見切り発車」で実用化にまで進めてしまったところに無茶がある。
政治家や経済人は盲目なんだなあと思う。
それに地震・津波も「現在の人智・技術」で持ちこたえられると考えているところも幼稚だなあと思う。
自然は人間には想像もできない猛威を奮うものだ。
ことに地殻変動と地震・津波については何が起きるか分からない、ということを知っておく必要がある。
日本列島は世界で唯一、三つの大陸プレートが交差する地点上にある島国なのだ。これをもっと慎重に受け止める必要があると思う。
「想定外」が起こり続けているのが自然災害だ。これからも想定外が起こり続けるだろう。
自然は数十年~数百年~数千年~数十万年の周期で活動する。
たまたま、ここ数百年、数千年大変動が無かったからといって「安全」と断定する科学者達も大丈夫なんだろうかと心配になる。
地震学者、火山学者などは数十万年周期の危険性を指摘していて、それは明日起こるかも知れないということを知っている。
政治家、経済人はそれを知らないのか知ろうとしないのか、無視し続けている。
これは現代文明の「自然に対する驕り、傲慢」の一語に尽きる。
人間の生涯はたかだか100年だ。
1000年周期以上の自然の猛威など忘れてあたりまえなんだろう。
それが甚大な「人災」を招くことになる。
くどいようだが人類の宇宙文明レベルはいまだ「0」なのだ。