うさぎドロップ第2部第1話(FEEL YOUNG)---宇仁田ゆみ---コミック
先日、「うさぎドロップ」の単行本を紹介したが、連載本誌である「FEEL YOUNG」では、第2部がスタートした。第1部から10年が経過し、6歳の女の子だった「りん」は、16歳の女子高生になり、父親代わりだった「ダイキチ」はさらに10歳年をとって40歳になった。
第1部は、完全にダイキチの目線で書かれ(つまり、原則としてダイキチが不在のシーンでの出来事というのは、読者にも情報として開示されない)、親とは何か、育児とは何か、というのが一貫したテーマだったが、第2部を見る限り、視点は「りん」に移ったようだ。そうすると、今後は恋愛とか将来とか本当の母親との邂逅とか、そういったあたりが出てくるのだろうか。
個人的には「育児」という視点でこのコミックは見ていたので、視点がりんにうつってしまったのは、ちょいと複雑な気持ちだが、もしかしてすごい大河ドラマになってしまうのではないかという期待もある。
にしても、第2部の視点が「ダイキチ」ではなく「りん」にあるということは、畢竟16歳ともなれば、もはや親の視界に入らない世界が本人の中心になるということもである。当然の理であり、これは要するにうちの2才の娘も遠からずそうなるわけだ。わかっちゃいるけど、やっぱり切ないね。(ええ、親ばかで)
先日、「うさぎドロップ」の単行本を紹介したが、連載本誌である「FEEL YOUNG」では、第2部がスタートした。第1部から10年が経過し、6歳の女の子だった「りん」は、16歳の女子高生になり、父親代わりだった「ダイキチ」はさらに10歳年をとって40歳になった。
第1部は、完全にダイキチの目線で書かれ(つまり、原則としてダイキチが不在のシーンでの出来事というのは、読者にも情報として開示されない)、親とは何か、育児とは何か、というのが一貫したテーマだったが、第2部を見る限り、視点は「りん」に移ったようだ。そうすると、今後は恋愛とか将来とか本当の母親との邂逅とか、そういったあたりが出てくるのだろうか。
個人的には「育児」という視点でこのコミックは見ていたので、視点がりんにうつってしまったのは、ちょいと複雑な気持ちだが、もしかしてすごい大河ドラマになってしまうのではないかという期待もある。
にしても、第2部の視点が「ダイキチ」ではなく「りん」にあるということは、畢竟16歳ともなれば、もはや親の視界に入らない世界が本人の中心になるということもである。当然の理であり、これは要するにうちの2才の娘も遠からずそうなるわけだ。わかっちゃいるけど、やっぱり切ないね。(ええ、親ばかで)