駐車場に車を停めてここから大野教会に向かいます、長い石段を上がっていきます。
今まで見て来た教会とは少し違いますね、マリア様の姿が見れなかったら、
教会とは思えないかも~
潜伏後カトリックに改宗した20数戸信者のために建てられた教会だそうです、
裏山から採石した石を信徒たちが積み上げた、
手積みの石壁の平家の小さな教会ですが、半円形の窓などは西洋風建築の技術が取り入れられています、
今まで訪れた教会の中で一番温もりを感じ一番印象深い教会、
内部は見学出来ませんが、外観とは異なりステンドグラスと美しい天井が、
各柱には殉教者を表す蘇鉄の葉を装飾されている、以前雑誌の写真で見たことがあります。
大野は、1599年の平戸領主松浦氏の弾圧で長崎に亡命したキリシタン籠手田一族にゆかりあると伝えられる地。1893年、信徒のためにド・ロ神父が設計し、私財を投じて信徒とともに石造りの教会を建てた、ド・ロ神父はその完成を見ることは出来なかった。 ネットより
隠れキリシタンって言葉は聞いたことがありますが、潜伏キリシタンって言葉は初めてです。
この大野教会も「教会」と聞かなければ分かりませんね。
でも、教会と知れば半円形の窓にそれを感じますね
私も潜伏キリシタンとう言葉は知りませんでした、
素朴な疑問から出かけた旅です、
特に印象に残つた大野教会、信者さんがひとつづつ積み上げたそうです、
信者さんの心意気が感じられる教会でした。