写真をやっている方なら、多分誰でもご存知の土門拳さん、
雪の室生寺を撮るためにこの旅館に滞在されたと聞いております、
丁度赤い太鼓橋を渡る手前に建っている旅館です、
雪の室生寺を撮られた時は病で歩くことも出来ない状態、
お弟子さんに指示され撮られたのではと思っています、
奈良のお水取りが終わり、いよいよ春を迎える時、
もう雪はふらないだろうと諦め帰ろうとしていたその時
雪が降ってきたようです、
雪の中の五重の塔は素晴らしい作品だったと記憶しています、
私は、ほんの少ししか土門拳さんの写真は見ていませんが、
街角の写真、子どもたちの写真を少しだけ見たことがあります、
どれも生き生きとした写真、写真のことがよく分からない私ですが,
感動した記憶があります。
今回御開帳があり間近に見られた仏像群
金堂の仏像五体どれも重要文化財、国宝に指定されています、
↓の十一面観音は国宝、平安初期のものだそうです、
ふっくらとしたお顔が優しさを感じさせてくれました、色も奇麗に残っています、
もうこの金堂で見ることは出来ないそうです、
多分火災落雷などの被害にあわない所で、保管されるようですね、
金堂の中の写真撮影は禁じられています、
仏像の写真はネットからお借りしました。
今回もまともな写真は撮れなかった、新緑の奥深い室生寺に出かけ、
リフレッシュすることが出来たことは良かった。