そらママのひとりごと

季節の花を求めて、
気の向くまま足のむくまま出歩いています。

沙羅双樹(夏椿)の花を見てきました。

2024年06月23日 | お花 植物
梅雨の晴れ間をちょいとドライブして来ました、自宅より車で20分ぐらいの所の
円光寺さんへ臨済宗東 福寺派の由緒あるこの寺は元々天皇家と関わりがある寺らしい、
秋には紅葉が美しく以前に訪れたことがあります、
この時期は沙羅双樹(夏椿)が見れるお寺です。
30年前に50本植えた沙羅双樹の木は現在11本だそうです。

山門です、山門の向こう側はかっての上野城があり浅井3姉妹と母親のお市の方が
このお寺には度々訪れたと言われています。
正面右の木が沙羅双樹の木ですが花は殆ど終わっていましたが、
境内にある木には未だ沙羅双樹が咲いていました。






[平家物語]の冒頭に書かれているのは、
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。。。。。   (中学生?高校生?の頃必死に暗記した記憶がありますね)



沙羅双樹の花は夜が明ける頃に開花し日が沈む頃に花が散る、儚い1日花です。

幾ら栄華を極めてもいつかは衰退する正にこの花のようですね。



コメント (10)
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