そらママのひとりごと

季節の花を求めて、
気の向くまま足のむくまま出歩いています。

義母の荷物

2019年10月05日 | 生活

そらパパの母は現在96歳、

 少し前はグループホームに入っていたが特養が空いたので入れて頂いた、

 その時、周りの人たちはスプーンで食事をしていたのを見て、

 私は箸で食事が出来るけど、ここを出されたらいけないので、

 ばーちゃんもスプーンでご飯食べるわ~と

 この夏、肺炎を起こし2か月程、入院していたが、

   心臓も悪い言われ入院が延びてしまった、

 今は元気で施設で過ごしている、数か月の入院で足は弱り自力では歩けない、

 色々と要らないものをもって帰って欲しいと施設から言われ荷物を引き取って来た、

 主に衣類、毛布、布団など、

 その中に義母が使っていたバッグがあった、

 中を見てみると、笛、防犯ブザー、黄色のウインドブレーカー、タオル、

 病院の診察券などが入れてある袋、正露丸、風邪薬、ボールペン、紙おむつ1個

 国語辞典が入っていた、漢和辞典だったかなぁ~

 義母らしい、義母は趣味で姓名判断をする、頼まれれば、

 多分それで辞典が入っているのだろうと思った、

 これが、けっこう当たり頼まれていたことを思い出した、

 多分それで、字が分からない時調べるなだろうと思う、

 昔は調べるようなことはしなかったのだが~

 

 多分一人で施設をふらふらと出て、帰るところが分からなくなったらいけない、

 何か危険なことが起こった時、人を呼ぶため、等々考えられる、

 そのため、いつも持って出るバッグに色々と準備してあったのだと思った、

 96歳なのに中々しっかりしている、驚いてしまった。

 

 数年前、近所の老人が外に出て帰らなかった、

 どうも溝に落ちて這上がることが出来なかったようだ、

  一晩、溝の中で過ごしたと聞いた、

 幸いにも命に別状なく今はお元気に過ごされているらしい、

 

 今、義母は在宅酸素をつけている、もう一人で歩くことは出来ないが、

 頭はしっかりしている、凄い義母だと思う。

 

 

 

コメント (2)
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