砂漠の音楽

本と音楽について淡々と思いをぶつけるブログ。

あちこちオードリーに想うこと

2021-05-21 18:46:18 | その他

雨が降っているのでブログを書きます。


仕事がたまっています。
とてもたまっています。
そのせいで私のストレスがマッハです。

個人情報のことがあるので詳細は言えないのですが、昨日はとても大事な話し合いの最中に、すごく大事な書類をこっそり作成するという離れ業を成し遂げました。おかげで普段の8倍くらい疲れました。
思考回路がショート寸前です。今すぐ辞めたいよ。



最近あるTV番組をよく見ています。水曜23時からの「あちこちオードリー」です。
残念ながら家にTVが無いので、テレ東のアプリで見ています。

どんな番組かというと。
お笑い芸人オードリーの2人が週替わりでゲストとお喋りする、というバラエティです。内田真礼さんがナレーションをしています。サブタイトルは「裸のトークバラエティ」。
いちおう春日がお店の大将、若林がそこに来ている馴染みの客という設定ですが、台本やロケがあるわけでもなく、ほぼゲストと喋っているだけです。終わりごろにちょっとしたコーナーもあるものの、1時間弱喋っているだけ。
これが面白くて。

この番組のプロデューサーが、ゴッドタンでもおなじみの佐久間宜行さんです。
テレビ東京の人で、この4月に独立して「テレ東の名物プロデューサー 退社」とネットでニュースになっていました。
この人のラジオも好きで毎週聞いています。水曜の深夜3時から、オールナイトニッポン0の枠です。
このラジオも面白くて。


この二つの番組に共通するのは「他人に興味を持つ」「他人を面白がる」ということ。
あちこちオードリーでは、若林があれこれとゲストの遍歴、悩みや今後の展望を聞いていきます。事前のアンケートや打ち合わせがあるわけでもないので、その場のノリで話が展開していきます。回によっては、赤裸々な話が聞けることもあります。
そのため、宮下草薙の宮下が「そろそろ彼女にプロポーズしようと思っていて」という重大な話を勢いでしゃべったり、ロザンのコンビ間の認識の差が浮き彫りになったり、ハライチの2人が結構揉めたり。そういうちょっとしたハプニングも含めて楽しめる番組です。ゲスト同士の絡みも面白い。
それに春日がよく笑います。プロデューサーの佐久間さんも「春日って実はよく笑うんです。だから話しやすいんじゃないかな」とインタビューで話していました。

佐久間さんのラジオについて。
佐久間さんはちょっとしたエンタメのニュースや視聴者からのお便りに、心底面白そうにがはははと笑っています。それが心地いいというか、パーソナリティとして番組を楽しむ力がずば抜けている気がします。だからこそ毎回安定して面白いし、変に人をいじることもないので安心して聞けます。

このように「他人を面白いと思う」「興味を持って知りたいと思う」行為ができるのは、その人の性格もあるでしょう。
でも「どのくらい自分が確立できているか」も大きいように思います。


若林が中京テレビの番組「オドぜひ」で以前、後輩芸人のカミナリに話していました。
「自分がどれだけ面白いかをアピールするだけだと、共演者が窮屈になって離れて行っちゃう。自分が目立たなくても、自分のフリでこの人とこの人が面白くなったと思えることが大事」と。すごくいい話です。

芸人カミナリのマジ相談②(オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!)

こちらです、興味がある方はご覧ください。


私も20代の頃は、自分がどれだけうまく仕事ができたか、どれだけ役に立てたか、ということばかりに目がいっていた気がします。それはそれで経験になりましたが、失敗もたくさんしました。その甲斐あってか、最近はもう少し視野が広がってきて。
以前よりも人に興味が持てるようになったし、「こうしたらこの人がもっと働きやすくなるかも」「この人、今こういう状態なのだろうな」と考えられるようになりました。

この現象、すなわち「他者がどう思うか」をより意識できるようになる仕組みとはなんぞや?
共感?メンタライゼーション?他者の内在化?想像力の増幅?
そういった言葉で説明すると、どこか違う気もしていて。

そういったことをもう少し深く考えてみたいな、とも思うのですが、自分のなかではまだ形にならなくて。
そんなわけで、ここ最近もやもやした気持ちになっています。
喩えていうなら「クラウド上にあるデータがうまくダウンロードできない感じ」でしょうか。
そこに自分が必要なものはあるのに、うまくアクセスできないもどかしさ。


まあそれはいいか。
頭が疲れているため、話がまとまらなくて申し訳ないです。
最近は忙しいですがまあまあ元気に生きています。
そろそろ音楽をやりたいです。ウワアアアアアア、ウオアアアアアア!!


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