つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

しずくまち稽古19

2006-07-16 | Weblog
音合わせの日です。
全部で20曲ほど、その20のきっかけ合わせ等を入念に。

作曲家の園田さんは、その場で要求に応えてじゃんじゃん作曲してしまうのです。すごい…。バイオリンのホセこと、小倉さんも凛々しい表情で流れを考えているよう。
これは、芝居の為の音楽だけではとどまらない感じです。
コンサートとしても楽しめてしまうと思います。

シーン一つ一つ、役者たちも水を得たみたいになり、とても幸せな気持ちになりました。
ナカヤマさんからも細かい注文が飛び交います。

本番を終えてから、稽古場には遅れて入ったのですが、同じシーンの共演者達がみんなそれぞれ変更点を伝えに来てくれて、とても感激。
音楽とセッションできるように、頑張るぞ~。

ありがとうございました。

2006-07-16 | Weblog
公開稽古。
午前中から、それぞれ持ち寄った楽器の練習したり、組み立てを考えたりなど。
そこで試してみて面白くなったものもあり、自分はこういう風に見えたとか、いろいろ話をしながら作ってゆくのは、とても楽しかった。
偶然生まれた「優しい時間」を体験することが出来たり。

本番には、ワークショップの仲間が駆け付けてくれたり、私たちを知らない一般の方も何人か来て下さいました。
お茶とお菓子をお出しして、観ていただいたのですが。
1人、2人の芝居をトータル1時間40分。みんな、長い沈黙や停滞にもつきあって下さり、あたたかく見守って下さいました。

来て下さったお客さまが居る以上…思うところがありますが、とても正直に書くと、すごく難しかったです。
きちんと事前の稽古で私たちの準備が出来ていなかったこと、上昇気流を作りきれなかったことも、敗因の一つですが。
みんなで声を入れていたのだけれど、判断するタイミングも遅いし、想像力も足りないのです。
みんなで一緒に作るという意識でやっている以上、その意識が共有できる人とやって行くべきとも感じました。

反省も沢山。
私個人的には、現実を忠実に再現しようとしたものは、あまり飛距離が出ず。
いや、別に笑いが起ってほしいからやっているというのではないので、それに関してはいいのです。
ただ、お客さんの想像力にどれだけ届くものが出来たのかと考えると…。
自分の思っているものと、現実に現れたものの間にはまだ距離があるのを感じました。
「こんな人が居てね」と普通に話をした方が伝わるなんて。

もう一つは、最後にお客さんにプレゼントのつもりでやりました。
現実と、デフォルメと。
こちらは、似たような経験を持っている方が会場にも居たようで、「ああ」という振動みたいなものを感じながらやることが出来ました。

今回は、本当に反省も沢山。
今日来て下さった方には、本当にありがとうと、私たちの力不足に大変申し訳ないという気持ちで一杯。
でも、みんなの中に、「これで懲りずに、またやってみたい」という気持ちが生まれました。
もっと知りたいし、チャレンジしてみたいと思います。

その場に居て下さったみなさんと、応援して下さったみなさん、本当に有り難うございました。
それから、打上げに場所を貸して下さった&格安で翌朝までもてなして下さった、いちごママ。
受付から楽器演奏、ずっと支え続けてくれた、まりねえさん。
新潟より、お菓子を送って頂きました、先生。
企画者の大阪人きんぴらくん、ビデオ担いで岐阜から来てくれた三宅さん、撮影手伝ってくれた小林お父さん。コルセット巻いているのにつくばから来てくれた小貫さん、突然巻き込まれてくれた市原さん、会場手配してくれた、バスガイド佐藤さん、ありがとうございました!