
一雨毎に秋の深まりを実感するこの頃。
秋の風物詩の一つ“十五夜”、お月見の季節ですね。
[旧暦8月15日の月]を所謂“十五夜”といいますが、
少し広い意味合いで“中秋の名月”という表現があります。
「中秋の名月」が他の季節の月に比べて綺麗な印象があるのは、単に心理的なものに非ず、
月の高さ空気中の水分量がこの時季にベストな状態になるという科学的な根拠があるようです。
この時季に月を眺めるという習慣(=お月見?)は日本では古く、縄文時代の頃からはじまり、江戸時代に
なると一般庶民の間でも中秋の名月を鑑賞しながら収穫した芋を食べるという風習が広がりました。
後に“収穫の季節に豊作を感謝する”といった意味合いに転じ、
穫れた野菜などもお供えするようになったのです。
因みに今年の中秋の名月は本日[9月17日(土)]です
さて、今週の外食ランチは湾岸方面をグルッと散策がてら遠出し、
老舗洋食レストラン「季(Toshi)」に足を運びました。
これまでの経験上、少しでも遅れると混雑必至ですから、
早めに出発して4人掛けテーブルに着席。
いつもながら、正統派の洋食メニューが並ぶ中、黒板に書かれた
「白身フライ&ローストポーク」に惹かれて「日替わり定食」を注文
白い丸皿上の配役は変わらず、メインの「白身フライ&ローストポーク」が映えるように
[千切りキャベツ&スライスピーマン]に[具なしナポリタン]が背後を固め、彩り豊か。
形状から察するに手仕込の白身は小振りながらサクッとした食感よろしく
タルタルソースのコクが相まって上品な味わい。
今回?も想定外だったのはローストポーク。
ここまで食べて、アレ?と思い起こしたところ、過去にポークソテーとして
全く同じビジュアルの日替わりを食べていたのが浮かんできました...
こちらで同じメニューは注文しないと決めていたのですが、
名称ほどの違いは分からず全くといっていいほどのコッテリした味わい。
(ソースが濃厚なので肉本来の旨味は相殺された気がします)
勿論、ご飯の進む美味しさでしたが、同じ轍を踏んでしまった自分に残念
ごちそうさんでした。
次回訪問の際は過去記事をキチンと確認した方がよさそうですね。